TOP
施術一覧
TOP
施術一覧
シリコン豊胸の切開部位は脇・乳房下・乳輪の3か所が中心で、傷の長さはおおむね3〜6cmに収まります。どこを選んでも傷そのものは残るため、比べるべきは残る場所と目につきやすさです。
赤みが引くまでは術後3〜6か月、白い線として落ち着くまでは6〜12か月が目安とされています。脇のシワに沿わせた切開なら、1年半から2年でシワと見分けにくくなる例も報告されています。
部位ごとの違いから傷跡の経過、テーピングと紫外線対策、入れ替え手術での方針までを順に並べました。気になる部位の解説へそのまま進んでいただけます。
資格・所属
【略歴】
ご自身の脂肪を活用した「自然な豊胸術」や、美しいボディラインを作る脂肪吸引を専門とする形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。
ARIEL .BUST.CLINICは、ご自身の脂肪を活用した豊胸術(脂肪注入)を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型やご希望に応じた専門的なご提案をしており、脂肪採取(脂肪吸引)から繊細な注入、傷跡のケアに至るまで、形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。
豊胸手術を含むボディメイクは、決して焦る必要のないものです。このサイトでは専門医の視点から、脂肪豊胸に関する正しい知識やメリット・デメリットを執筆しています。すぐに施術を決めることはせず、まずはじっくりと知識を深めた上で、ご自身が心から信頼できるクリニックへ相談されるようにしてください。
切開部位はバッグを体内へ通す入り口であり、脇の下・乳房のふくらみの境目・乳輪の縁の3か所から選びます。バッグの直径や乳輪の大きさ、皮下脂肪の厚みによって向く部位が変わるため、希望だけで決まるものではありません。
脇は腋窩のシワに沿って3〜5cm、乳房下は乳房下溝に4〜6cm、乳輪は縁をなぞる形で3〜5cmがおおよその目安です。いずれもバッグを折りたたんで通す必要があり、極端に短くすると挿入時に皮膚の縁へ負担が集まります。
傷の長さは入れるバッグの直径と硬さに左右されるので、大きいサイズを選ぶほど切開も長めに設定されていきます。
長さそのものより、皮膚が引かれる向きに切開線が沿っているかどうかが、後の見え方に響いてくる部分です。
| 切開部位 | 傷が残る場所 | 長さの目安 |
|---|---|---|
| 脇(腋窩) | 脇のシワの中 | 3〜5cm |
| 乳房下(乳房下溝) | ふくらみの境目 | 4〜6cm |
| 乳輪 | 乳輪の縁 | 3〜5cm |
2つの切開法を回復期間まで含めて並べて比べています
2つの挿入経路で変わる痛みと復帰までの日数
乳輪切開は直径が3cm前後より小さいと通り道を確保しにくく、部位として選べない場合があります。乳頭へ向かう感覚の枝や乳管の近くを通るため、将来の授乳を考える方に別の入り口をすすめる医師も少なくありません。
やせ型で皮下脂肪が薄い体格では乳房下の境目が浅く、傷が想定より上に見えてしまう場合もあります。どの部位でも組織の厚みが仕上がりに関わるので、術前の診察で実際に触りながら決めていきます。
乳輪の縁を通す方法の利点と注意点もあわせて読めます
乳輪切開で入れる場合のメリットとリスク
脇の下は皮膚が薄くシワが多い場所なので、切開線がシワの中へ紛れやすい部位として知られています。バストの表面には傷が残らないため、水着や下着から見える範囲を気にする方に向いた入り口です。
抜糸のあと1〜3か月は赤みと硬さが目立つ時期で、3〜6か月かけて少しずつピンク色へ薄まっていきます。6か月から1年で白い線に近づき、そこからさらに1年ほどかけてシワと区別しにくくなります。
色の落ち着き方には個人差があり、体質や年齢、術後にテープを続けられたかどうかで差が出てきます。1年を過ぎても赤みが濃く盛り上がりが増す場合は、肥厚性瘢痕として扱いを変える判断が必要です。
シリコンジェルシートを一定期間続けた検討では瘢痕の厚みや硬さが抑えられたと報告されており、日々の手当ての積み上げが結果に関わってきます。
ただし効果の大きさは研究の間で幅があるため、過度な期待を置かずに続けやすい方法を選ぶ姿勢が現実的です。
脇の傷が薄くなるまでを時期を追って確かめられます
腋窩の切開線がシワに紛れるまでの経過
脇は腕の動きで繰り返し引っぱられる場所なので、術後2〜3週間は腕を大きく上げる動作を控えます。傷へ張力がかかる回数が多いほど線が太く残りやすいとされ、初期の安静が後の見え方を分けます。
洗髪や高い棚の出し入れは、反対の手や踏み台で代わりを立てておくと無理をしません。デスクワークなら1週間ほどで戻れますが、腕を使う作業の再開は担当医の許可を待つ流れになります。
傷を覆うテープは動きに合わせて伸びる素材だと剥がれにくく、皮膚への引っかかりも小さく収まります。汗をかく季節は貼りかえの回数が増えるので、予備を持ち歩くと途切れずに続けられます。
乳房下溝からの切開はバッグを収める位置に近く、術者が空間を直接見ながら剥離を進められる利点があります。傷はふくらみの下へ来るので、立った姿勢では自分の視界にも入りにくい位置に収まります。
仰向けになるとバストが外側へ流れるため、境目に置いた傷が視界に入る可能性は残っています。切開線を溝より数ミリ下にずらすか、溝の内側へ収めるかで、寝た姿勢での見え方が変わってきます。
術後にバッグの重みで溝の位置が下がると、傷がふくらみの上へ乗り上がって見える例も報告されています。皮膚の伸び具合が関わる部分なので、サイズ選びの段階から合わせて考える話になります。
寝た姿勢での見え方とセルフケアの実際がわかります
仰向けで気づかれるかとテーピングの期間
形を保つ硬さを持つコヒーシブタイプのバッグは、折りたたんでも一定の幅が必要になり切開も長くなります。挿入用のスリーブを使えば皮膚との接触は減らせるものの、長さを大きく縮めるための道具ではありません。
無理に短い切開へ押し込むと縁の皮膚が擦れ、治りが遅れて線が太く残る懸念が出てきます。仕上がりを優先して数ミリ長く取る判断は、傷跡を薄く保つうえで理にかなっています。
脇からの挿入は術野が遠いため、内視鏡で内部を映しながら空間をつくる方法が併用されています。血管を見分けながら処理できると出血が減り、腫れや内出血の程度も軽く済みやすいと説明されています。
両側で150〜180分ほどかけ、3〜4cmの切開から器具とカメラを差し入れて剥離を進めていきます。左右の空間を対称につくれるかどうかは、仕上がりの左右差にそのまま関わる部分です。
血液が残らない空間を目指す手技は、細菌の膜が張る余地を減らす狙いとも重なっています。器具が増えるぶん手術時間は延びますが、術後の回復では負担が軽くなる面があります。
感染を抑える工夫は被膜が硬く縮む変化の予防にもつながるため、清潔操作や抗菌薬の使い方まで含めて確認する価値があります。
インプラントを用いた再建で単回投与と複数回投与を比べた試験では、追加の投与が合併症を減らすとは示されませんでした。
剥離の精度を上げる具体的な手技まで踏み込んでいます
内視鏡を併用する利点と出血を抑える工夫
傷は治る途中でいったん赤く硬くなり、そこから時間をかけて平らな線へ変わっていきます。硬さのピークは術後3〜6か月にあり、つっぱる感じもこの時期を越えると和らいでいくでしょう。
術後1〜3か月は組織が盛んに作り替えられる時期で、赤みが強く見えても異常とは限りません。3〜6か月でピンク色へ、6〜12か月で白から肌色に近い線へと段々に移っていきます。
途中で盛り上がりやかゆみが強まるときは、肥厚性瘢痕やケロイドの傾向を相談する場面です。レーザーを当てる治療や注射が選択肢に入り、早めに動くほど選べる幅は保たれます。
ケロイドでは細菌の関与や酵素のはたらきの違いが示されるなど、体質の背景を探る研究も進んでいます。原因が一つに定まらないぶん、体質の把握と日々の手当ての両面から備える構えが役に立ちます。
| 時期 | 傷跡の見え方 | ケアの中心 |
|---|---|---|
| 術後1〜3か月 | 赤みと硬さが目立つ | テープで固定を保つ |
| 術後3〜6か月 | ピンク色へ薄まる | ジェルシートを続ける |
| 術後6〜12か月 | 白い線に近づく | 紫外線を避ける |
| 術後1〜2年 | 肌色に馴染む | 気になる部分を相談 |
赤みや硬さが和らぐまでの流れを段階で追えます
増殖期からリモデリングまでの傷の変化
抜糸のあとは3〜6か月ほどテープで傷を支え、皮膚が左右へ引かれる力を逃がしておきます。シリコンジェルシートは1日12時間以上の貼付を8〜12週間続ける使い方が案内されています。
貼りかえの間隔や洗い方が守れないと、かぶれて途中で中断せざるを得ない場面が出てきます。肌に合わないときは素材を変える手が残っているので、我慢して続ける必要はありません。
赤みを抑える手当てと避けたい行動を具体的に挙げています
術後の赤みを抑えるセルフケアとNG行動
治りかけの皮膚は紫外線の影響を受けやすく、日焼けが色素沈着として長く残る場合があります。傷の周りが茶色く沈む変化は線そのものより広く目立つため、対策の価値が高い部分です。
術後12か月を最低ライン、余裕があれば18か月まで日焼け止めを続ける案内が広く行われています。SPF50以上で幅広い波長域に対応した製品を選ぶと、夏の強い紫外線にも備えられるでしょう。
衣類やテープで覆う方法を併せると、塗り直しの手間を減らしながら守る形がつくれます。手術の時期を紫外線の弱い季節へ寄せる選び方も、傷が育つ時期を考えれば理にかなっています。
日焼け止めは皮膚がんの予防という文脈で調べられてきた製品でもあり、傷の周りに使う意味も同じ考えの延長にあります。刺激の少ない処方を選び、傷が閉じてから塗り始める順番を守ると続けやすくなります。
季節ごとの紫外線量と傷への影響を整理しました
色素沈着を防ぐ日焼け止めの選び方と時期
バッグの入れ替えや修正では、初回の傷跡をそのまま通り道として使う方針が基本になります。新しい線を足さずに済めば、見た目の変化を抑えたまま内部の処置を行えます。
被膜の処置や左右差の調整が必要なときは、乳房下の傷から入るほうが操作しやすい場面もあります。脇の傷だけでは奥まで届きにくく、入り口を変える判断が入ることも珍しくありません。
どの傷を使うかは前回の記録と今の状態を照らし合わせて決まるため、手術の記録が手元にあれば持参する価値があります。再手術の頻度そのものを追った研究もあり、初回の選択が後の選択肢を左右する関係が見えてきます。
初回の傷を活かす方針を軸に3つの入り口を比べています
再手術で切開部位を決めるときの判断材料
過去の傷が盛り上がって残った経験があれば、術前に伝えておくだけで備え方が変わります。縫合の工夫や圧迫の続け方、入り口の選び直しといった手を、あらかじめ用意しておけます。
体質そのものを変えられなくても、傷にかかる負担を減らす余地はいくつも残されています。気になる点を初回の診察で挙げておくほうが、後から一人で悩む時間は短くなります。
赤みは術後3〜6か月かけて落ち着き、白い線に近づくまでには6〜12か月ほどかかると案内されています。
脇のシワに沿った切開では1年半から2年でシワと見分けにくくなる例も報告されていますが、色の引き方には個人差があります。
目立ちにくさは部位よりも体質と術後のケアに左右される面が大きく、一概にどちらが優れるとは言えません。
脇はバストの表面に傷が残らず、乳房下はふくらみの陰に隠れるという違いで選ぶ形になります。
抜糸のあとから3〜6か月が目安で、シリコンジェルシートは1日12時間以上の貼付を続ける使い方が案内されています。
続ける期間は傷の状態によって変わるため、診察のたびに続行と終了を確認していく形が向きます。
体質によって傷が盛り上がりやすい場合があるので、術前に伝えておくと具体的な対策につながります。
入り口の選び方や縫合の工夫、術後の圧迫とテーピングによって、傷にかかる負担を減らす方針が取られます。
紫外線は炎症のあとの色素沈着を招くため、術後12か月から18か月は日焼け止めを続ける案内が広く行われています。
SPF50以上で幅広い波長域に対応した製品を選び、衣類で覆う方法も併せると守りやすくなります。
Leszczynski, R., da Silva, C. A., Pinto, A. C. P. N., Kuczynski, U., & da Silva, E. M. (2022). Laser therapy for treating hypertrophic and keloid scars. Cochrane Database of Systematic Reviews, 9(9), CD011642. https://doi.org/10.1002/14651858.CD011642.pub2
Dumville, J. C., Gray, T. A., Walter, C. J., Sharp, C. A., Page, T., Macefield, R., Blencowe, N., Milne, T. K., Reeves, B. C., & Blazeby, J. (2016). Dressings for the prevention of surgical site infection. Cochrane Database of Systematic Reviews, 12(12), CD003091. https://doi.org/10.1002/14651858.CD003091.pub4
Sánchez, G., Nova, J., Rodriguez-Hernandez, A. E., Medina, R. D., Solorzano-Restrepo, C., Gonzalez, J., Olmos, M., Godfrey, K., & Arevalo-Rodriguez, I. (2016). Sun protection for preventing basal cell and squamous cell skin cancers. Cochrane Database of Systematic Reviews, 7(7), CD011161. https://doi.org/10.1002/14651858.CD011161.pub2
van Leeuwen, M. T., Falster, M. O., Vajdic, C. M., Crowe, P. J., Lujic, S., Klaes, E., Jorm, L., & Sedrakyan, A. (2018). Reoperation after breast-conserving surgery for cancer in Australia: statewide cohort study of linked hospital data. BMJ Open, 8(4), e020858. https://doi.org/10.1136/bmjopen-2017-020858
Goto, S., Sakamoto, T., Ganeko, R., Hida, K., Furukawa, T. A., & Sakai, Y. (2020). Subcuticular sutures for skin closure in non-obstetric surgery. Cochrane Database of Systematic Reviews, 4(4), CD012124. https://doi.org/10.1002/14651858.CD012124.pub2
Jiang, Q., Chen, J., Tian, F., & Liu, Z. (2021). Silicone gel sheeting for treating hypertrophic scars. Cochrane Database of Systematic Reviews, 9(9), CD013357. https://doi.org/10.1002/14651858.CD013357.pub2
Gahm, J., Ljung Konstantinidou, A., Lagergren, J., Sandelin, K., Glimåker, M., Johansson, H., Wickman, M., de Boniface, J., & Frisell, J. (2022). Effectiveness of single vs multiple doses of prophylactic intravenous antibiotics in implant-based breast reconstruction: a randomized clinical trial. JAMA Network Open, 5(9), e2231583. https://doi.org/10.1001/jamanetworkopen.2022.31583
Tian, F., Jiang, Q., Chen, J., & Liu, Z. (2023). Silicone gel sheeting for treating keloid scars. Cochrane Database of Systematic Reviews, 1(1), CD013878. https://doi.org/10.1002/14651858.CD013878.pub2
Shan, M., Xiao, M., Xu, J., Sun, W., Wang, Z., Du, W., Liu, X., Nie, M., Wang, X., Liang, Z., Liu, H., Hao, Y., Xia, Y., Zhu, L., Song, K., Feng, C., Meng, T., Wang, Z., Cao, W., Wang, L., Zheng, Z., Wang, Y., & Huang, Y. (2024). Multi-omics analyses reveal bacteria and catalase associated with keloid disease. EBioMedicine, 99, 104904. https://doi.org/10.1016/j.ebiom.2023.104904
| 住所 | 〒 450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅 4丁目27-6 μX MEIEKI 4F |
| 経路 | 名古屋駅よりミヤコ地下街2番出口から出てすぐ。モード学園スパイラルタワーズを目印にカラオケJOYJOYの隣のビルです。 |
| 診療時間 | 10:00~19:00 |
| 休診日 | 不定休 |
| 電話番号 | 052-551-8887 |
ARIEL.BUST.CLINICでは日本形成外科学会専門医資格を有した医師が診療にあたっております。日本美容外科学会(JSAPS)正会員、ジュビダームビスタ認定医、VASER LIPO認定医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医資格、ICLS(Immediate Crdiac Life Support)を有し、各学会での発表も積極的に行っています。
TOP
施術一覧