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「モティバで豊胸すると、ライトで胸が光ってしまうの?」といった不安を抱えている方は少なくありませんが、通常の日常生活でモティバのシリコンバッグが光ることはまずないといえます。
一方、モティバには「Qid」と呼ばれるマイクロチップが搭載されたモデルがあり、「チップで光るのでは?」と心配する声もあります。マイクロチップは発光する部品ではなく、製品情報を記録するための小さなICタグです。
この記事では、シリコンの透過性と光の関係、マイクロチップの仕組み、そして豊胸がバレにくい挿入方法まで解説します。
資格・所属
【略歴】
ご自身の脂肪を活用した「自然な豊胸術」や、美しいボディラインを作る脂肪吸引を専門とする形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。
ARIEL .BUST.CLINICは、ご自身の脂肪を活用した豊胸術(脂肪注入)を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型やご希望に応じた専門的なご提案をしており、脂肪採取(脂肪吸引)から繊細な注入、傷跡のケアに至るまで、形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。
豊胸手術を含むボディメイクは、決して焦る必要のないものです。このサイトでは専門医の視点から、脂肪豊胸に関する正しい知識やメリット・デメリットを執筆しています。すぐに施術を決めることはせず、まずはじっくりと知識を深めた上で、ご自身が心から信頼できるクリニックへ相談されるようにしてください。
通常の照明環境やブラックライトでモティバのシリコンバッグが光ることはありません。ただし、非常に限られた条件下ではシリコンの透過性によりわずかに光が透ける現象が起こりえます。
「ブラックライトで豊胸バストが光る」という情報がSNSなどで広まっていますが、医学的にはこれは正確ではありません。ブラックライト(紫外線ライト)は蛍光剤を含む素材に反応して青白く発光させる仕組みです。
モティバに使われている医療グレードのシリコンには蛍光剤が含まれていないため、ブラックライトを当てても発光しません。クラブやイベント会場で胸元が光る心配はまずないでしょう。
ごくまれに、強力なLEDライトを肌に密着させるように当てると、バストが赤く透けて見えることがあります。これはシリコンバッグ自体が発光しているわけではなく、光がシリコンの内部を通過してしまう現象です。
ただし、こうした状況が日常的に起こる場面はほとんどありません。脂肪や筋肉の厚みが十分にある方であれば、強い光を当てても透けにくくなります。
| 要因 | 光が透けやすい | 光が透けにくい |
|---|---|---|
| 皮下脂肪の厚さ | 薄い | 厚い |
| 挿入する層 | 乳腺下 | 大胸筋下 |
| バッグのサイズ | 大きい | 小さめ |
シリコンジェルは透明度の高い素材であるため、光の波長によっては内部を透過します。天然のバストは脂肪組織が光を散乱・吸収するため透けませんが、シリコンバッグの内部にはジェルしか入っていないため、光を遮る組織がありません。
つまり「光る」のではなく「光が通り抜けてしまう」というのが正確な表現です。とはいえ、体の外側から皮膚・脂肪・筋肉の層がバッグを覆っているため、通常の環境でこの透過現象が起きる心配は不要といえます。
天然のバストは脂肪・乳腺・結合組織など密度の異なる層で構成されています。光はこれらの組織で何度も散乱し、深部まで届きません。
一方、シリコンバッグ内のジェルは均一な透明素材です。光が散乱されずに直進しやすいため、条件がそろうと内部で反射した光が外から見えてしまうときがあります。
モティバのコヒーシブジェルは一般的なシリコンよりも粘度が高いため、やや光を通しにくい特性を持っています。
モティバの一部モデルに搭載されている「Qid」は、バッグの製造番号や型番を記録したRFID(無線識別)タグです。発光機能は一切なく、光る原因にはなりません。
Qidチップには、バッグの製品シリアル番号・型番・製造年月日・容量などの情報が電子的に保存されています。サイズは約2.1mm×9mmと非常に小さく、生体適合性のあるガラス管に封入された状態でバッグの背面に埋め込まれています。
紙の証明書と違い、体内にある限り情報が失われることがありません。数年後、数十年後に別の治療が必要になった場合でも、挿入されているバッグの正確な情報をすぐに確認できるのは大きな安心材料でしょう。
Qidチップの情報は、専用のハンドヘルドリーダーを体の外からかざすだけで非接触に読み取れます。バッテリーを持たない受動型(パッシブ型)のタグなので、体内で電気を発生させたり発熱したりすることはありません。
読み取られた番号をメーカーのデータベースと照合すると、バッグの種類や製造情報を正確に特定できます。偽造品の判別にも活用されている仕組みです。
モティバにはマイクロチップ搭載モデルと非搭載モデルの2種類が用意されています。どちらを選ぶかは、希望するバッグサイズやクリニックの取り扱い状況によって異なります。
チップの有無でバッグの柔らかさや耐久性に差はなく、手術方法も同じです。将来的にバッグの入れ替えや追加手術を検討する可能性があるなら、情報管理の面からチップ搭載モデルを選んでおくと便利かもしれません。
| 項目 | チップ搭載 | チップ非搭載 |
|---|---|---|
| 製品情報の確認 | 専用リーダーで可能 | 書類で管理 |
| MRI検査 | 受けられる | 受けられる |
| バッグの性能 | 同一 | 同一 |
「マイクロチップが入っていたらMRIが受けられないのでは?」という不安の声をよく耳にしますが、Qidチップは1.5テスラおよび3テスラのMRI環境下で安全性が確認されています。
Qidチップは磁性を帯びた部品をほとんど含まないため、MRI検査時に発熱や移動といったリスクは報告されていません。MRI画像上には小さなアーティファクト(信号の乱れ)が映りますが、乳房全体の診断に大きな支障を及ぼすものではないとされています。
X線撮影についても同様に問題なく実施できます。健康診断や人間ドックの際にも、特別な対応を求められる場面はほぼありません。
マイクロチップは金属成分を含むため、マンモグラフィーやレントゲン画像にはチップの影が小さく映ります。これは異常所見ではなく、バッグに内蔵された部品の影にすぎません。
画像を読影する医師がチップの存在を知らなければ、一瞬戸惑うこともあるかもしれません。検査の前に「豊胸バッグにマイクロチップが入っている」と伝えておけば、読影ミスを防げます。
| 検査の種類 | チップの影響 | 検査の可否 |
|---|---|---|
| MRI | 小さなアーティファクト | 可能 |
| 超音波(エコー) | ほぼなし | 可能 |
| マンモグラフィー | チップの影が映る | 可能 |
| CT・レントゲン | チップの影が映る | 可能 |
どの検査を受ける場合でも、事前に「シリコンバッグが入っていること」と「マイクロチップの有無」を検査機関に申告しておくことをおすすめします。情報が共有されていれば、画像上にチップの影が映っても慌てず対応してもらえます。
空港のセキュリティゲートについても心配する方がいますが、Qidチップは金属探知機に反応するレベルの金属量ではないため、引っかかる可能性はきわめて低いでしょう。
シリコンバッグの「透け」や「光り」を防ぎたい方は、バッグを挿入する層を工夫すると大きくリスクを下げられます。担当医と十分に相談して、ご自身の体型に合った挿入法を選びましょう。
大胸筋下法は、バッグを大胸筋の下に挿入する方法です。皮膚・皮下脂肪・乳腺・大胸筋という複数の層がバッグの上に重なるため、光が透過しにくくなります。
痩せ型で皮下脂肪が少ない方には特に有効な選択肢です。触診でもバッグの輪郭が目立ちにくく、より自然な仕上がりになりやすいでしょう。
いくら大胸筋下に挿入しても、体格に対して大きすぎるバッグを入れてしまうと、皮膚が引き伸ばされて組織が薄くなります。その結果、光が通りやすくなるだけでなく、バッグの輪郭も浮き出てしまいかねません。
「何カップ上げたいか」だけでなく、胸壁の横幅や脂肪量を踏まえたバッグ選定が、自然な見た目と光りにくさの両方に直結します。
モティバを挿入できる層は主に3つあります。乳腺下法はダウンタイムが短めですが、脂肪の薄い方にはバッグが目立ちやすい傾向があります。大胸筋下法はカバー力に優れる反面、術後の痛みがやや強くなる場合があります。
筋膜下法は両者の中間的な位置づけで、筋肉を切開しないため痛みが抑えられる一方、カバー力は大胸筋下法より劣る場合もあります。どの方法が合うかは体型や生活スタイルによって異なるため、術前カウンセリングでしっかり相談してください。
モティバが世界85か国以上で採用されている背景には、独自の安全技術が複数搭載されていることがあります。なかでもBluSealと6層シェル構造は、シリコンジェルの漏出リスクを大幅に低減しています。
BluSeal(ブルーシール)は、シェルの内側に施された着色バリア層です。バッグを外側から目視確認するとうっすら青みがかって見えるため、製造時の品質チェックにも利用されています。
このバリア層が壁のような役割を果たし、シリコンジェルが微量ずつシェルの外へ浸み出す「ジェルブリード」と呼ばれる現象を抑えています。従来のインプラントに比べてジェル拡散を大幅に低減できる点は、長期的な安心感につながるでしょう。
モティバのシェルは6層構造になっており、外部からの衝撃に対してきわめて高い耐久性を示します。合格基準の450%を大きく上回る伸張性が確認されており、強い圧力がかかっても簡単には破れません。
さらにトゥルーモノブロック(TrueMonobloc)技術により、シェル・パッチ・ジェルが一体構造として接合されています。つなぎ目のない設計がバッグ全体の強度を高め、局所的な応力集中による破裂を防いでいます。
| 技術 | 機能 |
|---|---|
| BluSeal | バリア層がジェル拡散を抑制 |
| 6層シェル | 伸張性823%で高い耐久性 |
| TrueMonobloc | 一体構造でつなぎ目の弱点を排除 |
| SmoothSilk表面 | 炎症反応を軽減する微細表面加工 |
モティバに充填されているProgressiveGel Ultimaは、高い粘度を持つコヒーシブ(凝集性の高い)シリコンジェルです。万が一シェルに亀裂が生じた場合でも、ジェルが液状に流れ出しにくい性質を備えています。
形状安定性が高いため、立った姿勢でも寝た姿勢でもバストの形が大きく崩れにくいというメリットもあります。ジェルが100%充填されていることで、バッグ内部でジェルが偏るリスクも防いでいます。
「光る」こと以外にも、豊胸を周囲に気づかれるきっかけは複数あります。手術を検討する際は、光の問題だけでなくトータルで「バレにくさ」を考えることが大切です。
天然のバストは仰向けに寝ると横に流れるように広がりますが、シリコンバッグが入っていると丸みを保ったまま上を向きやすくなります。パートナーとの距離が近い場面では、この不自然さに気づかれる可能性があります。
対策としては、体型に合ったサイズを選ぶことと、柔らかいジェルタイプを選択することが挙げられます。モティバのErgonomixシリーズは、体の動きに応じて形が変化するため、仰向け時にもより自然なシルエットになりやすいでしょう。
バッグサイズが大きすぎたり挿入位置が浅すぎたりすると、谷間の形が左右対称すぎて不自然に見える場合があります。加えて、シリコン素材は体温よりも冷たいため、触れたときにわずかにひんやり感じるときもあります。
とはいえ、バッグが体に馴染んでくると周囲の組織から温められ、冷たさはかなり軽減されます。術後しばらくはクリニックの指示に従い、定期的な経過観察を受けることが大切です。
切開する場所によっては傷跡が目立ちやすくなります。わきの下(腋窩アプローチ)やバスト下の折り目(アンダーバストアプローチ)は傷跡が隠れやすいとされていますが、体質によってはケロイド状に残ることもあります。
傷跡ケアには術後のテーピングや保湿、紫外線対策が有効です。カウンセリング時に傷跡について不安がある旨を担当医に伝え、切開位置を慎重に決めましょう。
豊胸手術は一度受けたら終わりではなく、長期にわたるメンテナンスが求められます。後悔しないために、カウンセリングの段階で以下のポイントをしっかり確認しておきましょう。
モティバは350種類以上のサイズ展開があり、高さ・横幅・弧の長さを細かく指定できます。「何カップ上げたいか」という希望だけで決めるのではなく、胸壁の幅や脂肪量、皮膚のたるみ具合を総合的に判断して選ぶ必要があります。
クリニックによっては「サイザー」と呼ばれる試験用のバルーンを術中に使い、実際のボリューム感を確認しながらバッグを決定する方法を採用しています。術後のイメージを掴むうえで非常に参考になるでしょう。
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 胸壁の横幅 | バッグが体からはみ出さないか |
| 皮下脂肪の厚み | バッグの輪郭が透けないか |
| 希望のカップ数 | 体型とのバランスは自然か |
| ダウンタイムの許容度 | 仕事復帰までの日数は十分か |
モティバを使ったシリコンバッグ豊胸のダウンタイムは、おおむね1〜2か月程度です。術後数日は腫れや痛みが出やすく、内出血が引くまでに1〜2週間ほどかかるのが一般的です。
完成形に近づくのは術後3〜6か月頃で、この時期にバッグが周囲の組織に馴染み、柔らかさと自然な形が出てきます。定期検診を欠かさずに受け、経過に問題がないかを確認してください。
シリコンバッグは半永久的に使用できるものではなく、一般的に20年程度での入れ替えが推奨されています。年数が経つほど破裂やカプセル拘縮のリスクは上がるため、長期的なメンテナンス計画を立てておくことが賢明です。
また、異変を感じたときにすぐ相談できるよう、術後もクリニックとの連絡手段を確保しておきましょう。
入れ替え手術が必要になった場合、初回手術よりも費用が抑えられるクリニックもあります。カウンセリング時にアフターケアの費用体系についても確認しておくと安心です。
モティバに使用されている医療グレードのシリコンジェルには蛍光剤が含まれていないため、ブラックライトを当てても発光することはありません。ブラックライトが反応するのは蛍光物質を含む素材だけです。
クラブやイベント会場のようなブラックライト環境であっても、モティバのシリコンバッグが光って豊胸がバレてしまう心配はまずないといえます。
モティバに搭載されているQidマイクロチップは、生体適合性のあるガラス管に密封されたパッシブ型のRFIDタグです。バッテリーを持たないため、体内で電気や熱を発生させることはありません。
ISO規格やFDAの安全基準に基づく毒性試験でも問題がないことが確認されており、チップが体内の組織に移動(マイグレーション)した報告もこれまでにありません。
Qidマイクロチップは1.5テスラおよび3テスラのMRI環境で安全性が確認されています。検査中に局所的な発熱や不快感が生じたという報告はなく、通常どおりMRI検査を受けることが可能です。
画像上にチップによる小さなアーティファクト(信号の乱れ)が生じますが、乳房組織の評価に大きな影響はないとされています。検査前に、マイクロチップ搭載のシリコンバッグが挿入されている旨を検査機関に伝えておくとスムーズです。
バッグを大胸筋の下に挿入する方法を選ぶと、皮膚・脂肪・乳腺・大胸筋という複数の層がバッグを覆うため、光が透過しにくくなります。痩せ型の方や皮下脂肪が少ない方にはこの挿入法が適しているでしょう。
加えて、体格に対して大きすぎるバッグを選ばないことも大切です。バッグが大きいほど皮膚が薄く引き伸ばされるため、光の透過リスクが高まります。担当医と相談し、ご自身の体型に合ったサイズを選んでください。
モティバのシリコンバッグは半永久的な効果が得られますが、一般的には20年程度での入れ替えが推奨されています。年数が経過するほどシェルの劣化やカプセル拘縮が起きるリスクは高くなるため、定期的な検診が欠かせません。
異変を感じた場合には早めにクリニックを受診してください。バッグの破損が確認された場合でも、モティバのコヒーシブジェルは流出しにくい性質を持っていますが、速やかな対応が望ましいでしょう。
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ARIEL.BUST.CLINICでは日本形成外科学会専門医資格を有した医師が診療にあたっております。日本美容外科学会(JSAPS)正会員、ジュビダームビスタ認定医、VASER LIPO認定医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医資格、ICLS(Immediate Crdiac Life Support)を有し、各学会での発表も積極的に行っています。
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