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豊胸手術の脂肪注入法とは何か?手術方法と効果の関係

豊胸手術の脂肪注入法とは何か?手術方法と効果の関係

豊胸手術を考えたとき、多くの方が自身の脂肪を活用する「脂肪注入」という方法に興味を持つのではないでしょうか。

この方法は、自分のお腹や太ももなど、気になる部分の脂肪を吸引し、それをバストに注入することでサイズアップとボディラインの調整を同時に目指せる点が特徴です。

シリコンバッグのような人工物を使わないため、より自然な見た目と感触を期待できます。

この記事では、豊胸手術の脂肪注入法について、その基本的な知識から、手術方法による効果の違い、定着率を高めるための重要なポイント、そして安心して手術を受けるためのクリニック選びまで、詳しく解説していきます。

目次

豊胸手術における脂肪注入の基本

豊胸手術の脂肪注入は、ご自身の体から採取した脂肪をバストに注入する美容医療です。人工物を使わずにバストアップを目指せるため、自然な仕上がりを望む方に選ばれることが多い方法です。

ここでは、この手術の基本的な考え方と、他の豊胸術との違いについて解説します。

脂肪注入豊胸とは

脂肪注入豊胸は、正式には「自家脂肪移植術」と呼ばれます。太ももやお腹、二の腕など、脂肪が気になる部位から専用の機器を用いて脂肪を吸引します。

その後、吸引した脂肪から不純物を取り除き、濃縮した良質な脂肪細胞だけをバストに注入する手術です。

痩せたい部分の脂肪を減らし、その脂肪でバストを大きくできるため、一石二鳥の効果が期待できる点が大きな魅力です。

他の豊胸手術との比較

豊胸手術には、脂肪注入の他にシリコンバッグを用いる方法やヒアルロン酸を注入する方法があります。それぞれに特徴があり、ご自身の希望や体質に合わせて選択することが大切です。

脂肪注入は、これらの中でも特に自然な仕上がりと安全性の面で注目されています。

豊胸手術の種類別比較

項目脂肪注入豊胸シリコンバッグ豊胸
仕上がりの自然さ非常に自然形状やサイズによる
身体への異物感ない(自己組織)ある(人工物)
サイズアップ効果1〜2カップ程度2カップ以上も可能

脂肪注入が向いている人

脂肪注入豊胸は、特に以下のような希望を持つ方に適しています。まず、人工物を体内に入れることに抵抗がある方です。自己組織を利用するため、アレルギー反応のリスクが極めて低いのが利点です。

また、バストの形を自然に整えたい、授乳後にしぼんだバストにハリを取り戻したい、といったごく自然な変化を望む方にも向いています。

同時に部分痩せをしたいという方にとっても、合理的な選択肢と言えるでしょう。

脂肪注入が難しいケース

一方で、脂肪注入豊胸が適さない、あるいは難しいケースも存在します。最も重要なのは、バストに注入するための十分な脂肪が体にない場合です。

極端に痩せている方は、吸引できる脂肪量が限られるため、希望するサイズアップが難しいことがあります。また、大幅なサイズアップを一度の手術で望む場合も、脂肪注入では限界があります。

注入できる脂肪の量と定着率には限りがあるため、2カップ以上の大幅な変化を求めるなら、他の方法を検討する必要があります。

脂肪注入豊胸のメリットと考慮すべき点

脂肪注入豊胸は多くの魅力を持つ一方で、事前に知っておくべき注意点も存在します。

メリットとデメリットの両方を正しく理解し、ご自身にとって本当に良い選択なのかを判断することが重要です。

自然な仕上がりと感触

最大のメリットは、その仕上がりの自然さです。注入された脂肪は自身の組織の一部であるため、見た目だけでなく、触り心地や温かさ、動きまでもが本物のバストと変わりません。

横になった時にも自然に流れるような、柔らかいバストを実現できます。これは人工物であるシリコンバッグでは得難い特徴です。

脂肪注入豊胸の主な利点

メリット詳細他の方法との比較
自然な感触自己組織のため柔らかく温かいシリコンバッグより自然
部分痩せ効果脂肪吸引した部位が細くなる他の方法にはない利点
安全性の高さアレルギーや拒絶反応のリスクが低い人工物による合併症がない

身体への負担と安全性

自身の脂肪を使うため、アレルギーや拒絶反応といった心配がほとんどありません。また、シリコンバッグのように将来的な破損や被膜拘縮(バッグの周りが硬くなる現象)のリスクもありません。

正しく手術が行われれば、半永久的に効果が持続する点も大きなメリットです。ただし、手術である以上、身体への負担がゼロというわけではありません。

脂肪の定着率という課題

注入した脂肪がすべてバストに残るわけではない、という点は事前に理解しておくべき重要なポイントです。注入された脂肪細胞の一部は、残念ながら血流が行き届かずに吸収されてしまいます。

この、生き残ってバストの一部となる脂肪の割合を「定着率」と呼びます。定着率は一般的に50%〜80%程度とされ、個人差やクリニックの技術力によって大きく変動します。

定着しなかった脂肪は体内に吸収されるため、最終的なサイズは手術直後よりも少し小さくなります。

しこりや石灰化のリスク

脂肪注入における代表的なリスクが「しこり」や「石灰化」です。これは、注入した脂肪が壊死したり、脂肪が塊で注入されたりすることで生じます。

壊死した脂肪の周りにカルシウムが沈着すると石灰化が起こります。これらのリスクは、一度に大量の脂肪を注入したり、未熟な技術で注入したりした場合に高まります。

経験豊富な医師が、しこりになりにくいよう細かく脂肪を分散して注入する技術を持つことが、リスク回避の鍵となります。

脂肪吸引を行う部位と吸引方法の種類

脂肪注入豊胸の成功は、良質な脂肪をいかにして採取するかにかかっています。

脂肪の採取元となる部位の選定と、体に負担の少ない吸引方法を選ぶことが、美しい仕上がりと安全につながります。

脂肪を採取する主な部位

脂肪吸引は、比較的脂肪がつきやすく、吸引後もボディラインが美しく整う部位から行います。一般的には、太もも(内側・外側・後面)、お腹周り(下腹部・ウエスト)、お尻などが選ばれます。

これらの部位の皮下脂肪は、比較的良質で定着しやすいと考えられています。

カウンセリングの際に、医師が診察し、脂肪の量や質、そして吸引後のボディラインを考慮して最適な部位を提案します。

脂肪吸引に適した部位とその特徴

吸引部位脂肪の質吸引後のメリット
太もも良質で滑らか脚が細くなる効果
腹部比較的多いウエストラインが整う
お尻量が多いヒップアップ効果

脂肪吸引の方法

脂肪吸引にはいくつかの方法があり、それぞれに特徴があります。どの方法を選ぶかによって、採取できる脂肪の質や体へのダメージが変わってきます。

クリニックがどの方法を採用しているかを確認することも大切です。

手作業によるシリンジ法

シリンジ法は、医師が注射器(シリンジ)を用いて手作業で丁寧に脂肪を吸引する方法です。

機械による吸引に比べて圧力を細かく調整できるため、脂肪細胞を傷つけにくく、周辺組織へのダメージも最小限に抑えられます。

質の高い脂肪を採取できるため、脂肪注入豊胸に適した方法とされていますが、医師の技術力と時間を要します。

機械を用いた吸引法

機械を用いる方法には、ベイザー脂肪吸引やボディジェットなどがあります。ベイザーは超音波で脂肪を乳化させてから吸引する方法で、硬い脂肪も効率よく吸引できます。

ボディジェットは、水流(ジェット水流)を利用して脂肪細胞を周辺組織から優しく分離させて吸引します。どちらも体への負担を軽減しつつ、効率的に脂肪を採取する工夫がなされています。

主な脂肪吸引方法の比較

吸引方法特徴脂肪へのダメージ
シリンジ法医師の手作業で丁寧に吸引少ない
ベイザー脂肪吸引超音波で脂肪を乳化して吸引比較的少ない
ボディジェット水流で脂肪を分離して吸引少ない

脂肪の加工・処理技術と定着率の関係

吸引した脂肪をそのままバストに注入するわけではありません。

脂肪の定着率を高め、しこりのリスクを低減するためには、吸引した脂肪から不純物を取り除き、良質な脂肪細胞だけを濃縮する「加工・処理」の工程が極めて重要です。

なぜ脂肪の加工が必要なのか

吸引した脂肪には、血液や麻酔液、そして壊れた脂肪細胞(死活細胞)などが混ざっています。これらは脂肪の定着を妨げるだけでなく、炎症やしこりの原因となります。

そのため、これらの不純物を丁寧に取り除き、健康で活きの良い脂肪細胞(幹細胞も含む)の純度を高める作業が必要です。この工程の質が、手術の結果を大きく左右します。

遠心分離による濃縮

一般的な加工方法として、遠心分離機を用いる方法があります。吸引した脂肪を遠心分離機にかけることで、比重の違いを利用して脂肪細胞、不純物(水分や油分)、血液などを分離します。

この方法で得られた濃縮脂肪は、コンデンスリッチファット(CRF)などと呼ばれ、高い定着率が期待できます。

脂肪加工技術の種類と特徴

加工技術名特徴期待できる定着率
コンデンスリッチファット(CRF)遠心分離で濃縮し、不純物を除去高い(約80%)
ピュアグラフト特殊なフィルターで洗浄・濾過非常に高い
セリューション脂肪由来幹細胞を添加して注入高い

フィルターを用いた洗浄・濾過

ピュアグラフトなどのシステムでは、特殊なフィルターを用いて脂肪を洗浄・濾過します。これにより、不純物を効率的に洗い流し、純度の高い脂肪細胞を抽出します。

遠心分離による圧力ダメージを避けられるという利点があります。

脂肪由来幹細胞の活用

より高い定着率を目指す方法として、脂肪由来幹細胞を活用する技術もあります。採取した脂肪の一部から幹細胞を抽出し、残りの脂肪に添加して注入する方法です。

幹細胞には、血管の新生を促し、脂肪細胞の栄養状態を改善する働きがあるため、注入した脂肪が生き残りやすくなると考えられています。

これにより、定着率の向上としこりリスクの低減が期待できます。

脂肪注入の方法とバストデザイン

良質な脂肪を用意できたら、次はいよいよバストへの注入です。

ただ単に注入するのではなく、どこに、どのように注入するかという「注入技術」が、バストの形や柔らかさ、そして安全性を決定づけます。

注入技術の重要性

注入技術で最も大切なのは、しこりを作らないように、細かく、多層にわたって脂肪を注入することです。

一度に一箇所へ大量の脂肪を注入すると、中心部の脂肪細胞に栄養が行き渡らず壊死してしまい、しこりの原因となります。

これを避けるため、経験豊富な医師は、米粒ほどの大きさで脂肪を散りばめるように、皮膚の直下、乳腺の下、大胸筋の上や中など、複数の層に分けて丁寧に注入していきます。

バストデザインと注入箇所

脂肪注入は、バスト全体のサイズアップだけでなく、形の調整にも適しています。

例えば、「デコルテ部分が痩せているので、ふっくらさせたい」「バストの上部にボリュームを出したい」「左右の大きさを揃えたい」といった細かな要望に応えることが可能です。

医師は希望のデザインに合わせて、注入する場所や量をミリ単位で調整し、理想のバストラインを形成します。

注入方法によるデザインの違い

注入層目的特徴
乳腺下バスト全体のボリュームアップ基本的な注入層
大胸筋内・筋膜下土台を作り、ハリを出す安定したボリュームを形成
皮下デコルテのボリュームアップ、輪郭調整自然な谷間や丸みを形成

使用する器具(カニューレ)

脂肪注入には、カニューレと呼ばれる細い管状の器具を使用します。カニューレの太さや形状、先端の穴の開き方などによって、注入される脂肪の細かさや広がり方が変わります。

しこりを防ぎ、滑らかな仕上がりを実現するためには、部位に応じて複数の種類のカニューレを使い分ける技術が求められます。

乳がん検診への影響

脂肪注入豊胸を考えた際に、将来の乳がん検診への影響を心配する方も少なくありません。

注入された脂肪による石灰化が、乳がんの兆候である石灰化と見分けがつきにくいのではないか、という懸念です。しかし、経験豊富な放射線科医であれば、両者の違いを区別することは可能です。

手術を受ける際には、将来の検診に備え、手術を受けたことを必ず申告するようにしましょう。また、手術前にマンモグラフィやエコー検査を受けておくと、比較対象ができてより安心です。

脂肪注入豊胸の手術前後の流れと注意点

安心して手術を受け、満足のいく結果を得るためには、手術当日の流れや術後の過ごし方について事前に詳しく知っておくことが大切です。

特にダウンタイムの過ごし方は、仕上がりを左右する重要な期間です。

カウンセリングから手術当日まで

まずは医師によるカウンセリングを受けます。ここで希望のサイズや形を伝え、手術方法やリスクについて詳しい説明を受けます。疑問や不安な点はすべて解消しておくことが重要です。

手術日が決まったら、術前検査(血液検査など)を行います。手術当日は、最終的なデザインの確認後、麻酔を行い手術を開始します。

手術時間は、吸引する脂肪の量や方法にもよりますが、2〜3時間程度が一般的です。

  • 健康状態の確認
  • 希望のデザインの共有
  • 手術方法とリスクの説明
  • 費用の確認

手術後のダウンタイム

手術後には、脂肪を吸引した部位と、脂肪を注入したバストの両方にダウンタイムが生じます。主な症状は、腫れ、内出血、筋肉痛のような痛みです。

これらの症状は通常、1〜2週間でピークを越え、徐々に落ち着いていきます。特に脂肪吸引部位は、圧迫固定が必要となる場合があります。

ダウンタイムの期間と症状の目安

部位主な症状症状が落ち着く目安
脂肪吸引部痛み、腫れ、内出血、拘縮2週間〜3ヶ月
バスト腫れ、内出血、張り感1週間〜1ヶ月

術後の生活における注意点

術後の過ごし方は、脂肪の定着率に大きく影響します。特に重要なのは、バストを圧迫しないことです。

ワイヤー入りのブラジャーは避け、術後専用のブラや締め付けのないカップ付きインナーなどを着用します。

また、血行を妨げる喫煙は、脂肪の定着を著しく悪化させるため、術前術後は必ず禁煙を守ってください。激しい運動や飲酒も、回復が落ち着くまでは控える必要があります。

完成までの期間

手術直後のバストは腫れを含んだ大きさであり、最終的なサイズではありません。

注入した脂肪の一部が吸収され、腫れが完全に引いて定着が完了し、最終的な大きさと形が完成するまでには、約3ヶ月から半年程度の期間がかかります。

焦らずに、ゆっくりと体が回復し、バストが馴染んでいくのを見守ることが大切です。この期間に無理なダイエットをすると、せっかく注入した脂肪も減ってしまう可能性があるので注意が必要です。

クリニック・医師選びで失敗しないためのポイント

豊胸手術の脂肪注入は、クリニックの設備や医師の技術力によって結果が大きく左右される手術です。

満足のいく結果を得て、後悔しないためには、慎重なクリニック選びが何よりも重要になります。

症例数と実績の確認

まず確認したいのが、そのクリニックや医師がどれくらいの脂肪注入豊胸の症例経験を持っているかです。多くの症例を手がけている医師は、様々な体型や希望に対応するノウハウを蓄積しています。

公式サイトなどで公開されている症例写真を確認し、ご自身の希望に近い、自然で美しい仕上がりの症例が多いかを見てみましょう。

  • 脂肪注入豊胸の症例数
  • 医師の経歴や専門分野
  • 学会での発表実績

カウンセリングの丁寧さ

良いクリニックは、カウンセリングに時間をかけ、患者の希望を丁寧にヒアリングします。同時に、手術のメリットだけでなく、リスクや限界、ダウンタイムについても隠さず正直に説明してくれます。

質問に対して曖昧な答えを返したり、不安を煽って高額な施術を勧めたりするような場合は注意が必要です。信頼できる医師かどうかを見極める重要な機会です。

脂肪の加工・注入技術

脂肪の定着率を高め、しこりのリスクを減らすためには、どのような設備を用いて脂肪を加工し、どのような技術で注入するかが鍵となります。

カウンセリングの際に、コンデンスリッチファット(CRF)やピュアグラフトといった質の高い脂肪加工を行っているか、また、しこりを防ぐために細かく多層に注入する技術について具体的に説明を求めましょう。

明確な回答が得られるクリニックは、技術力に自信がある証拠です。

クリニック選びのチェック項目

チェック項目確認するポイントなぜ重要か
医師の実績症例写真の仕上がり、症例数技術力と美的センスの判断材料
カウンセリング説明の分かりやすさ、リスク説明の有無医師との信頼関係を築くため
アフターケア術後の検診、トラブル時の対応体制万が一の際に安心できるか

アフターケアと保証制度

手術が終わればすべて完了ではありません。術後の経過をしっかりと診てくれる、充実したアフターケア体制が整っているかを確認しましょう。

定期的な検診や、万が一トラブルが起きた際の対応、保証制度の有無などは、安心して手術を受けるための重要な要素です。

料金に含まれるアフターケアの範囲を事前に明確にしておくことも大切です。

脂肪注入豊胸に関するよくある質問

ここでは、脂肪注入豊胸を検討している方から寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。手術への理解をさらに深めるためにお役立てください。

痛みはどのくらい続きますか?

痛みには個人差がありますが、一般的に脂肪を吸引した部位の方が、バストよりも痛みが強く出やすい傾向にあります。

筋肉痛に似た痛みが1〜2週間ほど続くことが多いですが、クリニックから処方される痛み止めでコントロールできる範囲です。

バストの痛みは、張るような感覚が中心で、数日で落ち着くことがほとんどです。

傷跡は目立ちますか?

脂肪の吸引・注入は、数ミリ程度の非常に小さな切開口からカニューレを挿入して行います。切開する場所も、シワや下着で隠れる目立たない部位を選びます。

そのため、傷跡は時間とともにほとんど分からなくなります。体質によっては色素沈着が残る場合もありますが、通常は気にならない程度に回復します。

費用はどのくらいかかりますか?

脂肪注入豊胸は自由診療のため、クリニックによって費用は大きく異なります。

一般的には、採用している脂肪の加工技術などによって変動し、80万円から150万円程度が相場とされています。

料金には、手術費用だけでなく、麻酔代や術後の検診、薬代などが含まれているかを確認することが大切です。

単純な価格の安さだけで選ぶのではなく、技術力やアフターケアの内容と見合った、納得のいく料金体系のクリニックを選びましょう。

効果はどのくらい持続しますか?

一度定着した脂肪は、自身の体の一部となるため、その効果は半永久的に持続します。シリコンバッグのように、経年劣化による入れ替えの必要はありません。

ただし、これはあくまでも「定着した脂肪」に限った話です。

また、加齢や体重の大きな変動によってバストの形や大きさが変化するのは、手術をしていないバストと同じです。

急激なダイエットは、せっかく定着した脂肪を減らしてしまう原因になるため注意が必要です。

以上

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