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豊胸バッグ300ccの見た目とサイズ感|Cカップから何カップになる?

豊胸バッグ300ccの見た目とサイズ感|Cカップから何カップになる?

豊胸バッグ300ccを挿入した場合、一般的に2カップから2.5カップ程度のサイズアップが見込めます。元がCカップの方であれば、EカップやFカップといったボリューム感のあるバストに変化する可能性が高いです。

しかし、単にカップ数だけでなく、元の体型や骨格、皮膚の伸びやすさによって、実際の見た目や仕上がりは大きく異なります。数値上の変化だけで判断するのは早計と言えるでしょう。

「大きすぎて不自然にならないか」「自分の体に馴染むのか」といった不安を解消するために、300ccというサイズがもたらす具体的な変化と、後悔しないための判断基準を詳しく解説します。

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この記事を書いた人

アリエルバストクリニック 院長 石塚 紀行

石塚 紀行
ARIEL .BUST.CLINIC 院長
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資格・所属

  • 日本形成外科学会専門医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • Juvederm Vista 認定医
  • 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本美容外科学会(JSAPS)所属

【略歴】
ご自身の脂肪を活用した「自然な豊胸術」や、美しいボディラインを作る脂肪吸引を専門とする形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。

ARIEL .BUST.CLINICは、ご自身の脂肪を活用した豊胸術(脂肪注入)を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型やご希望に応じた専門的なご提案をしており、脂肪採取(脂肪吸引)から繊細な注入、傷跡のケアに至るまで、形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。

豊胸手術を含むボディメイクは、決して焦る必要のないものです。このサイトでは専門医の視点から、脂肪豊胸に関する正しい知識やメリット・デメリットを執筆しています。すぐに施術を決めることはせず、まずはじっくりと知識を深めた上で、ご自身が心から信頼できるクリニックへ相談されるようにしてください。

300ccの豊胸バッグを入れるとどのくらいサイズアップするのか

300ccという容量は、豊胸手術においてしっかりとした変化を望む多くの女性が検討するサイズです。この量が実際にどの程度のカップアップにつながるのか、具体的な目安を知ることは大切です。

数字上の変化だけでなく、実際のバストがどのように変わるのかをイメージできるよう、基本的な知識を整理します。理想のボディラインを描くための第一歩として、まずは基礎的な数値の変化を理解しましょう。

Cカップからスタートした場合の目安

現在Cカップの方が300ccのシリコンバッグを挿入した場合、術後の仕上がりはEカップ後半からFカップに到達するケースが多いです。これは、今のバストの土台に300cc分の容積が純粋に加算されるためです。

Cカップはある程度の皮膚の余裕と乳腺組織が存在するため、バッグが馴染みやすく、比較的自然な形で大きなバストを作れます。もともとのバストがクッションとなり、バッグの輪郭を優しく包み込んでくれるからです。

ただし、アンダーバストのサイズや使用するブラジャーのメーカーによってもカップ表記は変わるため、あくまで目安として捉えてください。重要なのはカップ数という記号ではなく、鏡で見た時のボディラインの変化です。

1カップアップに必要なcc数の基本

一般的に、バストを1カップ大きくするために必要なシリコンバッグの容量は、約100ccから150ccと言われています。この計算に基づくと、300ccのバッグは単純計算で2カップから3カップ弱のサイズアップに相当します。

もちろん、これは平均的な数値であり、個人の体格によって前後はします。例えば、痩せ型で皮膚に余裕がない場合は、同じ300ccを入れても皮膚の張りによって圧迫され、見た目の突出感が抑えられるときもあります。

逆に皮膚が柔らかく伸びやすい方は、バッグのボリュームがそのまま外側に反映されやすくなります。そのため、ご自身の皮膚の状態を医師に見てもらい、どの程度の変化が見込めるかを確認することが不可欠です。

カップ数変化の早見表

元のカップ数300cc挿入後の目安見た目の変化の特徴
AカップC〜Dカップ劇的な変化を感じる。谷間がはっきりと形成される。
BカップD〜Eカップボリューム感が増し、グラマラスな印象になる。
CカップE〜Fカップかなり豊満なバストになり、服の上からも目立つ。

元のバストサイズによる変化の違い

元のバストサイズが小さい方と大きい方では、同じ300ccを入れても仕上がりの印象は異なります。元がAカップなど小さめの方の場合、300ccは非常に大きな変化をもたらします。

皮膚が薄い場合はバッグの輪郭が浮き出るリスクも考慮する必要があります。急激なサイズアップは皮膚への負担も大きくなるため、慎重な検討が求められます。

一方で、元がある程度の大きさを持っている方は、自身の乳腺組織がバッグを覆ってくれるため、300ccを入れても自然な触り心地や見た目を維持しやすい傾向にあります。

300ccの見た目は大きすぎる?自然な仕上がりの境界線

「300ccを入れたいけれど、大きすぎて周囲にバレてしまうのではないか」という心配は、豊胸を検討する多くの方が抱く悩みです。自然に見えるか、明らかに整形したように見えるかの境界線は、単なるバッグの大きさだけでは決まりません。

もっとも重要なのは、ご自身の体のバランスです。ここでは、日本人女性の体型における300ccの立ち位置について解説します。客観的な視点を持って、失敗のリスクを減らしましょう。

日本人女性の体型と300ccのバランス

日本人女性の平均的な体格において、300ccは「やや大きめ」から「しっかり大きい」という部類に入ります。欧米人に比べて骨格が華奢で胸郭(肋骨の幅)が狭い傾向があるため、300ccを入れるとバストの存在感が強く出ます。

身長が高い方や肩幅がある程度ある方であれば、300ccはグラマラスで魅力的なバランスとして映ります。全体的にメリハリのある、欧米風のボディラインを目指す方には適していると言えます。

しかし、小柄な方や非常に華奢な方にとっては、バストだけが浮いて見えてしまうリスクもあります。全体のプロポーションを鏡で確認し、胸だけを見るのではなく全身のシルエットで判断しましょう。

「不自然」に見えてしまう原因とは

不自然に見える最大の原因は、胸郭の幅に対してバッグの直径が大きすぎることです。ご自身の胸の幅よりも大きな直径を持つバッグを選ぶと、脇の方にはみ出したり、左右の胸が近すぎて不自然な谷間ができたりします。

また、皮膚の薄いデコルテ部分にバッグの上縁がくっきりと浮き出る「リップリング」と呼ばれる現象も、不自然さの原因となります。無理なサイズアップは、こうしたトラブルを引き起こす引き金になりかねません。

300ccという容量を守りつつバッグの直径や高さを調整して、これらのリスクを軽減し、自然な見た目に近づける工夫が必要です。医師の技術とセンスが問われる部分でもあります。

痩せ型の人とぽっちゃり型の人の見え方の差

体型による見え方の違いは非常に大きいです。痩せ型の方は皮下脂肪が少ないため、バッグの形状がダイレクトに反映されやすく、お椀を伏せたような丸みが強調される傾向にあります。

これを防ぐには、脂肪注入を併用するハイブリッド豊胸などを検討するのも一つの手段です。ご自身の脂肪でバッグの周囲をカモフラージュすると、より自然なラインを作れます。

一方、ぽっちゃり型あるいは標準体型の方は、自身の脂肪がクッションとなりバッグを包み込むため、300ccを入れても比較的マイルドで自然な見た目になります。ご自身の体脂肪率や皮膚の厚みを考慮して判断しましょう。

体型別の見え方の特徴比較

体型タイプ300cc挿入時の印象注意すべきポイント
華奢・痩せ型バストの主張が強くなるバッグの輪郭が浮き出やすい
標準体型メリハリのあるボディライン比較的自然に馴染みやすい
ぽっちゃり型ボリューム感のある巨乳太って見えないよう注意が必要

豊胸バッグの種類で変わる300ccのボリューム感

一口に「300cc」と言っても、選ぶシリコンバッグの種類や形状によって、実際の見た目のボリューム感や突出の仕方は変わります。現在主流となっているバッグの特性を知と、より理想に近いバストデザインを追求できます。

ここでは代表的なバッグの種類と、それが300ccの見た目にどう影響するかを説明します。ご自身の優先順位に合わせて、適切なタイプを見つけてください。

モチバ(Motiva)エルゴノミクスの特徴

現在、多くのクリニックで採用されているのが「モチバ(Motiva)エルゴノミクス」です。このバッグの最大の特徴は、重力に合わせて形が変わることです。

立っている時は自然なしずく型になり、寝ている時は丸く広がります。この特性により、天然のバストに近い動きを再現します。

300ccのモチバを入れた場合、極端に上胸が盛り上がりすぎることがなく、下の部分に自然な重みが集まるため、数値以上のナチュラルさを感じられます。

動きに合わせて揺れる柔らかさも、見た目の自然さに貢献します。触り心地だけでなく、動いた時の揺れ感までこだわりたい方にとって、非常に魅力的な選択肢と言えるでしょう。

  • 重力に合わせて形が変わるため自然に見える
  • 表面が滑らかでカプセル拘縮のリスクが低い
  • 300ccでもデコルテの削げ感を自然に埋めてくれる
  • 日本人の骨格に合いやすいサイズ展開が豊富

スムースタイプとテクスチャードタイプの違い

バッグの表面加工も見た目に影響を与えます。表面がつるつるした「スムースタイプ」は、触り心地が非常に柔らかく、300cc入れてもバストの中での動きが良いのが特徴です。

一方で、皮膚が薄い人の場合はバッグが動きすぎて位置が安定しないときもあります。動きすぎることで、意図しない位置にバッグがずれてしまうリスクもゼロではありません。

表面がザラザラした「テクスチャードタイプ」は、組織と癒着して位置が固定されるため、作った形をしっかりキープしたい人に適しています。現在はスムースに近いマイクロテクスチャードタイプが主流となっています。

プロファイルの高さ(High/Demi/Mini)による突出度

同じ300ccでも、「プロファイル」と呼ばれる高さの設定によって、バストの前に出る度合いが変わります。「ハイプロファイル(High)」は底面の直径が小さく高さがあるため、前に突き出るような迫力のあるバストになります。

胸郭が狭いけれどボリュームを出したい人に向いています。「デミ(Demi)」や「ミニ(Mini)」は高さが低く底面が広いため、横に広がるようななだらかなバストになります。

300ccの場合、ハイプロファイルを選ぶとかなり強調されたバストになり、デミを選ぶと自然な広がりを持つバストになります。ご自身の胸郭の幅に合わせて適切なプロファイルを選ぶことが、成功の鍵です。

300ccを選ぶメリットとデメリットを比較する

大きな変化が期待できる300ccですが、メリットだけでなくデメリットもしっかり理解した上で決断することが重要です。良い面と悪い面の両方を比較し、ご自身のライフスタイルや価値観に合っているかを慎重に検討してください。

安易に決めてしまうと、術後の生活で思わぬ不便を感じることになりかねません。長期的な視点を持って、メリットとデメリットを天秤にかけてみましょう。

確実なボリュームアップと谷間の形成

最大のメリットは、やはり確実なサイズアップです。ヒアルロン酸注入や脂肪注入では達成が難しい、2カップ以上の増大を一度の手術で実現できます。この確実性は、バッグ豊胸ならではの強みです。

特に、デコルテ部分のボリューム不足に悩んでいる方や、離れ胸で谷間ができにくい方にとって、300ccのバッグは理想的な解決策となり得ます。コンプレックスだった部分が、自慢のパーツへと変わる瞬間です。

水着や下着をつけた時のシルエットが劇的に変わり、ファッションの選択肢が広がって、大きな自信を得られるでしょう。着たかった服を自信を持って着こなせる喜びは、何物にも代えがたいものです。

皮膚への負担とストレッチマークのリスク

一方で、300ccという容量は皮膚に大きな張力をかけます。急激に皮膚が引き伸ばされることで、妊娠線のような「ストレッチマーク(肉割れ)」ができるリスクがあります。

特に元々のバストが小さく皮膚に余裕がない方は注意が必要です。一度できてしまった肉割れは、完全に消すのが難しいため、予防が何よりも大切になります。

また、長期的には重力の影響を受けやすくなり、加齢とともにバストが下垂するスピードが早まる可能性も否定できません。保湿ケアを徹底し、皮膚の柔軟性を保つ努力が求められます。

重さによる肩こりや姿勢への影響はあるか

300ccのバッグは、重さにすると片側約300g、両側で600gになります。これは500mlのペットボトル1本分以上の重さを常に胸に抱えている状態です。体への負担は決して小さくありません。

元々肩こりがひどい方や姿勢が悪い方の場合、この重さが負担となり、肩こりや背中の痛みを悪化させるときがあります。体の重心が変わって、慣れるまでは疲れやすさを感じるかもしれません。

慣れてしまえば気にならないという方も多いですが、術後しばらくは違和感を感じる可能性があります。適度な運動やストレッチを取り入れ、体を支える筋力を維持する工夫が大切です。

300cc豊胸のメリット・デメリットまとめ

メリットデメリット考慮すべき点
明確なサイズアップが可能皮膚への負担が大きい長期的なケアが必要
美しい谷間が作れる肉割れのリスクがある保湿などの対策
プロポーションの改善肩こりの原因になり得る筋力トレーニングの推奨

300ccが適している人とやめたほうがいい人の特徴

誰にでも300ccが適しているわけではありません。体格やライフスタイルによっては、もう少し小さいサイズを選んだ方が満足度が高い場合もありますし、逆に300cc以上が必要な場合もあります。

ここでは、300ccが向いている人とそうでない人の特徴を具体的に挙げます。ご自身がどちらに当てはまるか、チェックしてみてください。

身長や胸郭の幅(BWI)との関係性

一般的に、身長が160cm以上ある方や、胸郭の幅がある程度広い方は、300ccを入れてもバランス良く見えます。バストの土台となる胸郭が広ければ、300ccのバッグが自然に収まるスペースがあるからです。

逆に、身長が150cm台前半で非常に華奢な方の場合、300ccは大きすぎて体が負けて見えるケースがあります。まるでバッグを乗せているような、不自然な見た目になってしまう恐れがあります。

医師は「BWI(Breast Width Index)」などの指標を用いて、その人の体格に合った適正量を算出します。無理に大きなサイズを入れることは、将来的なトラブルの原因にもなるため慎重な判断が必要です。

  • 身長160cm以上で体格が良い人は馴染みやすい
  • 胸郭の幅が狭い人はバッグの縁が浮き出るリスクがある
  • 極端に痩せている人は脂肪注入の併用も検討すべき
  • 医師によるBWI測定の結果を重視する

授乳経験の有無と皮膚の伸びやすさ

授乳経験がある方は、一度皮膚が伸びているため、300ccのバッグを入れても皮膚が突っ張ることなく自然に馴染みやすい傾向があります。皮膚に十分な余裕があることは、大きなアドバンテージとなります。

授乳後に萎んでしまったバストを元のハリのある状態に戻す、あるいはそれ以上にボリュームアップさせる目的で300ccを選ぶのは理にかなっています。若々しいバストを取り戻すための有効な手段です。

一方、未産婦で皮膚が硬くタイトな方の場合は、300ccを入れると皮膚がパンパンに張ってしまい、触り心地が硬くなる可能性があります。この場合は、少し小さめのサイズから始めるか、皮膚を少しずつ伸ばすような方法が必要になります。

ライフスタイルやスポーツ習慣による制限

激しいスポーツをする習慣がある方にとって、300ccのバッグは動きの妨げになるときがあります。特にランニングやジャンプを伴う運動、うつ伏せになることが多いヨガなどを頻繁に行うケースです。

バストの重みが気になったり、動きの邪魔に感じたりする場合があります。パフォーマンスに影響が出る可能性も考慮しなければなりません。

また、胸の筋肉の下にバッグを入れる「大胸筋下法」を選んだ場合、筋肉の動きに合わせてバッグが動くアニメーション変形が起きるときもあります。

アクティブな生活スタイルを送る方は、サイズや挿入場所について医師と綿密に相談すると良いでしょう。

術後のダウンタイムと300ccならではの注意点

サイズが大きいバッグを入れるほど、体への侵襲(ダメージ)は大きくなる傾向にあります。300ccというしっかりとしたサイズを選択した場合、術後の経過やダウンタイムにどのような特徴があるのかを知っておくことが大切です。

挿入量が多い場合の痛みと回復期間

バッグのサイズが大きいと、それだけ組織を剥離する範囲が広がり、皮膚や筋肉が急激に引き伸ばされるため、術後の痛みが強くなる可能性があります。体が変化に適応しようとする反応でもあります。

特に術後3日間は筋肉痛のような強い痛みや圧迫感を感じる方が多いです。300ccの場合、完全に痛みが引いて日常生活に支障がなくなるまでには、2週間程度を見込んでおくと安心です。

デスクワークであれば数日で復帰できることもありますが、腕を使う仕事や重いものを持つ作業は、慎重に再開時期を決める必要があります。無理をして復帰を早めると、回復が遅れる原因にもなりかねません。

拘縮予防のマッサージが必要なケース

かつては豊胸手術後にバッグが硬くなる「カプセル拘縮」を防ぐためのマッサージが必須とされていました。しかし、最近の高性能なバッグでは、マッサージが不要、あるいは禁止とされることが増えています。

とはいえ、300ccのように容量が大きい場合、組織が馴染むまでの間に適切なケアが必要なケースもあります。皮膚を馴染ませるために、特定のマッサージを推奨する医師もいます。

医師の指示に従い、固定バンド(バストバンド)を正しく着用してバッグの位置を安定させることが、美しい仕上がりのために重要です。自己判断でのマッサージはトラブルの元になるため避けましょう。

ブラジャーのサイズ選びとワイヤーの影響

術後はバストのサイズが大きく変わるため、下着の買い替えが必要です。300cc入れた場合、アンダーは変わらずカップだけが2〜3サイズ上がりますが、市販のブラジャーではワイヤーの幅が合わないことがあります。

バッグの幅に対してワイヤーが狭いブラジャーをつけると、バッグが圧迫されて変形したり、痛みが生じたりする原因になります。せっかくの美しい形を崩さないためにも、下着選びは重要です。

術後数ヶ月はノンワイヤーやナイトブラで過ごし、ワイヤー入りを着ける際は、専門店でフィッティングを行い、バッグの幅に合ったものを選びましょう。プロのアドバイスを受けるのがおすすめです。

術後ケアのタイムライン目安

期間状態と注意点推奨される行動
術後〜3日目痛みのピーク、強い圧迫感安静にし、痛み止めを服用する
1週間後痛みは引いてくるが浮腫みがある抜糸(必要な場合)や検診を受ける
1ヶ月後形が馴染み始めるワイヤー入りブラの着用を開始(医師の許可後)

失敗しないサイズ選びのためにカウンセリングで確認すべきこと

豊胸手術で最も後悔が多いのは「サイズ選び」です。「思っていたより大きすぎた」「もっと大きくすればよかった」というギャップを埋めるためには、事前のシミュレーションと医師とのコミュニケーションが欠かせません。

医師に任せきりにするのではなく、ご自身の希望を明確に伝えることが成功への近道です。カウンセリングを最大限に活用するためのポイントを整理します。

ベクトラなどの3Dシミュレーションの活用

多くのクリニックでは「VECTRA(ベクトラ)」などの3D画像解析装置を導入しています。これは現在の体のデータをスキャンし、300ccのバッグを入れた時の仕上がりを画面上でリアルに再現できるシステムです。

正面だけでなく、横から見た時の突出感や、斜めから見た時のラインなどを客観的に確認できます。ご自身の体型で300ccがどのように見えるかを可視化できるため、漠然としたイメージではなく、具体的な根拠を持ってサイズを決められます。

必ずこのシミュレーションを活用し、複数のサイズパターンを比較検討してください。数値だけでは分からない、実際の見た目のバランスを確認する絶好の機会です。

カウンセリング時のチェック

確認項目チェックポイント理由
シミュレーション横からの突出感を確認不自然な飛び出しがないか見るため
試着(サイザー)服を着た状態での見え方普段の生活での印象を知るため
リスク説明リップリングの可能性術後のトラブルを理解するため

実際のシリコンバッグをブラに入れてみる重要性

デジタルなシミュレーションだけでなく、アナログな確認も非常に有効です。クリニックにはサイズ合わせ用のサイザー(試着用のバッグ)が用意されています。実際に体に当ててみると、重さや大きさを肌で感じられます。

これを普段着用しているブラジャーや、クリニックが用意した専用ブラジャーの中に入れ、その上からTシャツやニットを着てみてください。服の上から見た時のボリューム感は、裸で見る時とはまた違った印象を与えます。

「服を着ると意外と目立たない」「これだと太って見える」といった気づきが得られるはずです。また、この時に重さも実感できるため、生活への影響を想像する良い機会になります。

医師に伝えるべき理想のバストイメージ

「CカップからEカップにしたい」という数字だけのオーダーは危険です。医師に対しては、「谷間をしっかり作りたい」「デコルテの削げを埋めたいが、あまり突き出したくない」といった、具体的な形状や質感の希望を伝えることが大切です。

また、普段着る服のテイストや、仕事で制服を着るかどうかなどのライフスタイル情報も共有すると、医師はより的確なアドバイスができます。あなたの生活背景を知ると、医師もより具体的な提案が可能になります。

遠慮せずに希望を伝え、プロの視点からのフィードバックをもらいながら、二人三脚で適切なサイズを決定していきましょう。納得いくまで話し合うことが、満足のいく結果につながります。

よくある質問

豊胸バッグ300ccを入れると何カップになりますか?

豊胸バッグ300ccを入れると、一般的には現在よりも2カップから2.5カップ程度のサイズアップが見込まれます。例えばCカップの方が300ccを入れた場合、EカップからFカップになるケースが多いです。

ただし、元のアンダーバストのサイズや皮膚の伸び具合、使用するバッグのプロファイル(高さ)によっても実際のカップ表記や見た目のサイズ感は変動します。

必ずカウンセリングでシミュレーションを行い、ご自身の体型でどのような変化が起きるかを確認すると良いでしょう。

300ccのシリコンバッグは重くて生活に支障が出ますか?

300ccのシリコンバッグは片側約300g、両胸で約600gの重さになります。これは500mlペットボトル1本分以上の重量増となります。

術後直後は重みや違和感を感じる場合がありますが、多くの方は数週間から数ヶ月でその重さに慣れ、日常生活に支障が出ることはほとんどありません。

ただし、激しい運動をする際や、元々肩こりが重度の方の場合は、揺れや重さを負担に感じる可能性があるため、スポーツブラでのサポートや事前の検討が必要です。

痩せ型でも豊胸バッグ300ccを入れることは可能ですか?

痩せ型の方でも豊胸バッグ300ccを入れること自体は技術的に可能ですが、注意点があります。皮下脂肪や乳腺が少ないため、バッグの縁(エッジ)が皮膚の上から触れてわかったり、形が浮き出て見えたりする「リップリング」のリスクが高まります。

自然な仕上がりを目指す場合、バッグを筋肉の下に入れる「大胸筋下法」を選択するか、ご自身の脂肪をバッグの周囲に注入する「ハイブリッド豊胸」を併用するなどの工夫が必要です。

医師と相談し、体格に合った方法を選ぶことが大切です。無理なサイズアップは不自然さの原因になるため、慎重に判断しましょう。

豊胸手術後に300ccのバッグを抜去したくなったらどうなりますか?

豊胸バッグ300ccを長期間挿入した後に抜去する場合、皮膚が伸びているため、バッグを抜いた後のバストが萎んでたるんでしまう可能性があります。

特に300ccという大きめのサイズを入れていた場合、皮膚の余剰が顕著になるケースがあります。抜去と同時にバストの形を整える吊り上げ術(マストペクシー)や、脂肪注入を行ってボリュームを補う処置が必要になる方もいます。

将来的な抜去のリスクも考慮した上でサイズを決定することが重要です。一度入れたら終わりではないことを理解しておきましょう。

豊胸バッグ300ccの寿命はどのくらいですか?

豊胸バッグ300ccの寿命は、一般的に10年から15年程度と言われています。現在のバッグは耐久性が非常に高く、破損しない限り半永久的に体内に入れておけるとされています。

しかし、10年以上経過すると経年劣化による破損や石灰化、カプセル拘縮のリスクが徐々に高まります。そのため、多くのメーカーや医師は10年を目安に検診や入れ替えを検討することを推奨しています。

定期的なエコー検査やMRI検診を受け、状態を確認し続けることが大切です。メンテナンスフリーではないことを忘れないでください。

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