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豊胸手術の脂肪注入のデメリットとリスクを知っておくべき理由

豊胸手術の脂肪注入のデメリットとリスクを知っておくべき理由

豊胸手術の中でも、ご自身の脂肪を活用することで自然な見た目と感触が期待できる「脂肪注入」。

異物を体内に入れることに抵抗がある方や、痩せたい部分の脂肪を有効活用したいと考える方にとって、魅力的な選択肢の一つです。

しかし、その一方で、手術である以上、デメリットやリスクが存在することも事実です。

軽い気持ちで手術を決めてしまい、「こんなはずではなかった」と後悔することのないように、事前に負の側面を正しく理解しておくことがとても重要です。

この記事では、脂肪注入による豊胸手術を真剣に検討しているあなたのために、考えられるデメリットや身体的なリスク、ダウンタイム、そしてそれらを回避する方法まで、専門的な観点から詳しく解説します。

目次

脂肪注入による豊胸手術の基本

豊胸手術を考える際、まず脂肪注入がどのようなものか、その基本を理解することが大切です。

他の手術方法との違いや、どのような方に適しているのかを知ることで、ご自身にとって本当に良い選択なのかを判断する助けになります。

脂肪注入豊胸とはどのような手術か

脂肪注入豊胸は、ご自身の体(太もも、お腹、二の腕など)から余分な脂肪を吸引し、その脂肪を遠心分離機などで処理して不純物を取り除いた後、バストに注入する豊胸術です。

自分自身の組織を使うため、アレルギー反応や拒絶反応が起こる心配がほとんどなく、安全性が高いとされています。注入した脂肪がバストの組織に定着することで、半永久的な効果が期待できます。

他の豊胸手術との違い

豊胸手術には脂肪注入の他に、シリコンバッグを挿入する方法やヒアルロン酸を注入する方法などがあります。それぞれに特徴があり、メリット・デメリットも異なります。

ご自身の希望や体質に合わせて、どの方法が適しているかを見極めることが重要です。

豊胸手術の種類と比較

術式特徴メリット
脂肪注入自身の脂肪を注入する。自然な感触と見た目。アレルギーリスクが低い。
シリコンバッグシリコン製のバッグを乳腺下や大胸筋下に挿入する。大幅なサイズアップが可能。形のデザイン性が高い。
ヒアルロン酸注入ヒアルロン酸製剤をバストに注入する。手術時間が短く、ダウンタイムがほとんどない。

脂肪注入が向いている人の特徴

脂肪注入豊胸は、誰にでも適しているわけではありません。以下のような希望や体質を持つ方に特に向いていると言えます。ご自身が当てはまるか考えてみましょう。

  • 自然な仕上がりを希望する方
  • 異物を体内に入れることに抵抗がある方
  • 部分痩せも同時に実現したい方
  • 1〜2カップ程度の自然なサイズアップを望む方

手術の一般的な流れ

手術を受けると決めた場合、どのような手順で進むのかを知っておくと安心です。クリニックによって多少の違いはありますが、大まかな流れは共通しています。

まずカウンセリングで医師と相談し、手術日を決定します。手術当日は、まず脂肪を吸引する部位とバストのデザインを確認し、麻酔を行います。

その後、脂肪を吸引し、専用の機器で質の良い脂肪細胞だけを抽出します。最後に、その脂肪をバストに丁寧に注入して手術は完了です。

脂肪注入豊胸の主なデメリット

自然な仕上がりが魅力の脂肪注入豊胸ですが、事前に知っておくべきデメリットもいくつか存在します。期待と現実のギャップを生まないためにも、これらの点をしっかりと理解しておきましょう。

必ずしも希望のサイズアップができるわけではない

脂肪注入によるサイズアップには限界があります。一度に大量の脂肪を注入すると、血流が行き渡らずに脂肪が壊死してしまい、しこりの原因になります。

そのため、安全性を考慮すると、1回の手術で可能なサイズアップは1〜1.5カップ程度が目安です。シリコンバッグのように大幅なサイズアップを希望する方には、物足りなく感じる可能性があります。

脂肪の定着率が不安定

注入した脂肪がすべてバストに残るわけではありません。一部は体に吸収されてしまいます。この、注入した脂肪がバストに残り続ける割合を「定着率」と呼びます。

定着率は個人の体質や術後の過ごし方、さらには医師の技術力によって大きく変動し、一般的には30%〜70%程度と言われています。定着率が低いと、期待したほどの効果が得られないこともあります。

脂肪の定着率に影響する要因

要因内容
医師の技術脂肪の吸引方法、処理技術、注入技術の差が定着を左右する。
術後の生活習慣喫煙、過度なダイエット、バストへの圧迫は定着率を下げる。
個人の体質痩せ型で代謝が良い人は、脂肪が吸収されやすい傾向がある。

しこり(オイルシスト・石灰化)が発生する可能性

脂肪注入豊胸で最も懸念されるデメリットの一つが「しこり」の発生です。

注入した脂肪に栄養が行き渡らず壊死してしまったり、注入した脂肪がうまく分散されなかったりすると、しこりになることがあります。

しこりの多くは健康上の問題はありませんが、痛みを感じたり、見た目に影響したりすることもあります。

しこりの種類と特徴

しこりの種類原因対処法
オイルシスト壊死した脂肪が液状になり、膜に包まれたもの。小さいものは自然吸収されることも。大きい場合は穿刺吸引。
石灰化壊死した脂肪の周りにカルシウムが沈着し硬くなったもの。健康に害はないが、気になる場合は切除手術が必要。
脂肪の塊注入技術により脂肪が塊で注入された場合に発生。マッサージで改善することも。改善しない場合は溶解注射や切除。

複数回の手術が必要になる場合がある

前述の通り、1回の手術で注入できる脂肪の量には限界があります。そのため、2カップ以上の大幅なサイズアップを希望する場合には、期間を空けて複数回の手術を行う必要があります。

その分、体への負担や費用も増えることになるため、計画的に検討することが大切です。

手術に伴う身体的なリスク

どのような手術にも身体的なリスクは伴います。脂肪注入豊胸も例外ではありません。ここでは、手術中や手術後に起こりうる具体的なリスクについて解説します。

事前に知っておくことで、万が一の際にも冷静に対処できます。

脂肪吸引部分の痛みや腫れ

脂肪注入豊胸は、バストだけでなく脂肪を吸引した部位にもダウンタイムが生じます。手術後は筋肉痛のような痛み、腫れ、内出血などが1〜2週間程度続きます。

特に、吸引量が多いほど、これらの症状は強く出る傾向にあります。日常生活に支障が出ることもあるため、術後のスケジュールには余裕を持たせることが重要です。

脂肪吸引で起こりうるトラブル

  • 痛み
  • 内出血
  • 腫れ
  • 拘縮(皮膚が硬くなること)

感染症や血腫のリスク

頻度は非常に低いですが、手術である以上、感染症のリスクはゼロではありません。手術部位の熱感、強い赤み、腫れ、痛みなどが続く場合は感染症の可能性があります。

また、術後に出血が続き、血液がたまってしまう「血腫」が起こることもあります。これらの異常を感じた場合は、すぐに手術を受けたクリニックに連絡し、適切な処置を受ける必要があります。

感染症の初期症状

症状確認すべきこと
熱感・発熱手術部位が異常に熱を持っていないか。38度以上の熱がないか。
強い痛みや腫れ痛みが時間と共に増していないか。腫れが異常に大きくないか。
皮膚の赤み傷口の周りだけでなく、広範囲に赤みが広がっていないか。

皮膚の凹凸やたるみ

脂肪吸引を行う際、医師の技術が未熟だと、脂肪を取りすぎてしまったり、吸引にムラが生じたりして、皮膚の表面が凸凹になることがあります。

また、大量の脂肪を吸引した場合、皮膚が余ってたるみが生じる可能性もあります。これを防ぐためには、経験豊富な医師を選ぶことが極めて重要です。

バストの左右差が生じる可能性

もともと人間のバストは完全な左右対称ではありませんが、手術によって左右差が目立つようになることがあります。

これは、左右で注入する脂肪の量が異なったり、脂肪の定着率に差が出たりすることが原因です。

技術のある医師は、もともとの左右差を考慮して注入量を調整しますが、定着率までは完全にコントロールできないため、多少の差が生じるリスクはあります。

術後のダウンタイムと生活への影響

手術が無事に終わっても、美しいバストを手に入れるためには術後の過ごし方が非常に重要です。ダウンタイム中の症状や生活上の注意点を理解し、脂肪の定着を最大限に高める努力をしましょう。

ダウンタイムの期間と主な症状

ダウンタイムの期間や症状の強さには個人差がありますが、一般的な目安を知っておくと良いでしょう。特に、脂肪を吸引した部位は、バストよりも症状が強く出ることが多いです。

部位別ダウンタイムの目安

部位主な症状期間の目安
バスト腫れ、内出血、軽い痛み1〜2週間
脂肪吸引部強い痛み、腫れ、内出血、拘縮2週間〜1ヶ月(拘縮は3〜6ヶ月)

仕事や日常生活への復帰時期

デスクワークなど、体に負担の少ない仕事であれば、手術後2〜3日から復帰が可能です。しかし、立ち仕事や力仕事の場合は、1週間程度の休みを取ることが望ましいです。

シャワーは手術の翌日から可能ですが、湯船に浸かるのは1週間後からにするなど、日常生活にもいくつかの制限があります。完全な状態に戻るまでには1ヶ月以上かかると考えておきましょう。

術後の注意点と過ごし方

術後の1ヶ月間は、注入した脂肪が定着するための非常に重要な期間です。この時期の過ごし方次第で、手術の結果が大きく変わる可能性があります。

特にバストへの刺激は避け、うつ伏せで寝たり、締め付けの強い下着を着用したりしないように注意が必要です。また、脂肪吸引した部位は、圧迫着を着用して腫れを抑えることが大切です。

ダウンタイム中の注意点

  • 激しい運動や筋力トレーニング
  • 長時間の入浴やサウナ
  • 飲酒
  • 喫煙

喫煙や飲酒が定着率に与える影響

喫煙は血管を収縮させ、血行を悪くする作用があります。

注入した脂肪細胞が定着するためには、毛細血管から十分な栄養を受け取る必要がありますが、喫煙によって血行が悪くなると、脂肪細胞が壊死しやすくなり、定着率が著しく低下します。

また、飲酒は血行を良くしすぎてしまい、腫れや内出血を悪化させる原因になるため、術後少なくとも1週間は控える必要があります。

デメリットとリスクを回避するためのクリニック選び

脂肪注入豊胸のデメリットやリスクを最小限に抑え、満足のいく結果を得るためには、信頼できるクリニックと医師を選ぶことが最も重要です。

費用や知名度だけで選ぶのではなく、以下のポイントをしっかりと確認しましょう。

医師の技術力と経験の重要性

脂肪注入豊胸の結果は、執刀する医師の技術力に大きく左右されます。

脂肪吸引の技術、脂肪の処理方法、そしてバストへの注入技術、そのすべてが高水準でなければ、しこりのリスクが高まったり、定着率が低くなったりします。

クリニックのウェブサイトで医師の経歴や症例写真を確認するだけでなく、カウンセリングで直接、実績や手術へのこだわりを聞いてみることも大切です。

カウンセリングの丁寧さと納得感

良いクリニックは、カウンセリングに十分な時間をかけ、患者の希望を聞いた上で、メリットだけでなくデメリットやリスクについてもしっかりと説明します。

専門用語ばかりでなく、分かりやすい言葉で説明してくれるか、こちらの質問に誠実に答えてくれるかなど、医師との相性も確認しましょう。

少しでも不安や疑問が残る場合は、即決せずに他のクリニックの意見も聞くことをお勧めします。

カウンセリングで確認すべき質問

  • 考えられるリスクとその対処法の具体的な説明
  • 執刀医の脂肪注入豊胸における実績(症例数など)
  • アフターケアの具体的な内容と保証制度の有無
  • 提示された費用の内訳と追加料金が発生する可能性

衛生管理とアフターフォロー体制

手術を行う上で、クリニックの衛生管理体制は感染症を防ぐために極めて重要です。院内が清潔に保たれているか、使用する器具の滅菌は徹底されているかなどをチェックしましょう。

また、万が一、術後にトラブルが起きた際に、迅速かつ適切に対応してくれるアフターフォロー体制が整っているかも重要なポイントです。

24時間対応の緊急連絡先があるか、定期的な検診は行われるかなどを事前に確認しておくと安心です。

費用だけで判断しない

豊胸手術は決して安いものではありませんが、費用だけでクリニックを選ぶのは危険です。

極端に安い費用の背景には、経験の浅い医師が執刀したり、質の低い機材を使用したり、アフターフォローが不十分だったりする可能性があります。

提示された費用に何が含まれているのか(麻酔代、薬代、圧迫着代、検診代など)を明確に確認し、総額で比較検討することが大切です。

クリニック選びのチェックポイント

チェック項目確認する内容
医師の実績と専門性日本形成外科学会専門医などの資格の有無。症例写真の質と量。
カウンセリングの質時間をかけて丁寧に説明してくれるか。リスク説明が十分か。
アフターフォロー体制術後の検診スケジュール。緊急時の連絡体制。保証制度の有無。

安全な手術を受けるために知っておきたいこと

クリニック選びと並行して、患者自身が手術について正しい知識を持つことも、安全性を高める上で重要です。最新の技術やご自身の体の状態について理解を深め、万全の状態で手術に臨みましょう。

最新の脂肪注入技術

脂肪注入豊胸の技術は年々進化しており、より定着率を高め、しこりのリスクを低減する様々な方法が開発されています。

例えば、採取した脂肪から不純物を徹底的に取り除き、良質な脂肪細胞だけを濃縮して注入する「コンデンスリッチファット(CRF)」や、さらに細かい粒子にして滑らかな仕上がりを目指す方法などがあります。

これらの技術は費用が高くなる傾向にありますが、安全性と満足度を高める選択肢として検討する価値はあります。

最新の脂肪注入法の比較

技術名特徴メリット
コンデンスリッチファット(CRF)採取した脂肪を遠心分離し、健全な脂肪細胞のみを濃縮する。高い定着率が期待でき、石灰化のリスクが低い。
ピュアグラフト特殊なフィルターを通して、脂肪細胞以外の不純物を洗浄・除去する。脂肪細胞へのダメージが少なく、定着率向上が期待できる。

自分の健康状態を正確に伝える

安全に手術を行うためには、ご自身の健康状態を医師に正確に伝えることが絶対に必要です。

既往歴、アレルギーの有無、現在服用している薬やサプリメント、妊娠・授乳の有無など、問診で聞かれたことには正直に答えましょう。

これらの情報を隠していると、麻酔や手術中に予期せぬトラブルを引き起こす原因となり、命に関わる危険性もあります。

無理なサイズアップを求めない

「できるだけ大きくしたい」という気持ちは分かりますが、脂肪注入豊胸において過度な要求は禁物です。前述の通り、一度に大量の脂肪を注入することは、しこりや定着率低下のリスクを著しく高めます。

ご自身の体の大きさや皮膚の伸展性には限界があることを理解し、医師と相談の上で、安全で自然な範囲でのサイズアップを目指すことが、最終的な満足につながります。

術後の検診の重要性

手術が終わればすべて完了ではありません。術後の経過を医師に確認してもらう定期的な検診は非常に重要です。検診では、傷の状態や腫れの引き具合、しこりの有無、バストの形の確認などを行います。

もし何か問題が起きていた場合でも、早期に発見し対処することができます。

自己判断で検診に行かなくなると、取り返しのつかない事態になる可能性もあるため、クリニックから指示されたスケジュール通りに必ず受診しましょう。

豊胸手術の脂肪注入に関するよくある質問(Q&A)

最後に、脂肪注入豊胸を検討している多くの方が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。ここで疑問点を解消し、より深く手術への理解を深めてください。

注入した脂肪は将来どうなりますか?

定着した脂肪は、ご自身の体の一部として半永久的にバストに残り続けます。そのため、加齢や体重の増減によって、他の体の脂肪と同じように大きさが変化します。

例えば、体重が増えればバストも少し大きくなり、体重が減ればバストも少し小さくなることがあります。

これは、異物であるシリコンバッグにはない、自己組織ならではの自然な変化と言えます。

乳がん検診への影響はありますか?

脂肪注入豊胸の手術後にしこりの一種である「石灰化」が起こった場合、マンモグラフィ検査で乳がんによる石灰化との区別がつきにくいことがあります。

そのため、検診を受ける際は、必ず事前に脂肪注入豊胸の手術を受けたことを申告する必要があります。経験豊富な放射線技師や乳腺専門医であれば、多くの場合見分けることが可能です。

また、エコー(超音波)検査やMRI検査では、手術による影響はほとんどなく、問題なく検診を受けることができます。

乳がん検診の種類と脂肪注入後の注意点

検診方法影響の有無注意点
マンモグラフィ石灰化が見分けにくい場合がある。受診時に必ず手術歴を申告する。
エコー(超音波)影響はほとんどない。手術歴を伝えておくとより丁寧な検査が受けられる。
MRI影響はない。精密検査として有効。
痛みはどのくらい続きますか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的にバスト自体の痛みはそれほど強くなく、数日から1週間程度で落ち着きます。

一方で、脂肪を吸引した部位は、強い筋肉痛のような痛みが1〜2週間続くことが多いです。

クリニックから処方される痛み止めを服用することで、日常生活に大きな支障が出ないようにコントロールすることが可能です。

費用はどのくらいかかりますか?

脂肪注入豊胸は保険適用外の自由診療のため、費用はクリニックによって大きく異なります。

使用する技術や吸引する部位、注入量によっても変動しますが、一般的な相場は80万円から150万円程度です。

コンデンスリッチファット(CRF)など、より高度な技術を用いる場合は、費用が高くなる傾向にあります。

カウンセリングの際に、費用の総額と内訳を必ず確認し、十分に納得した上で契約することが大切です。

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