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モティバ豊胸のシルクサーフェス効果|被膜拘縮リスクを下げる表面加工

モティバ豊胸のシルクサーフェス効果|被膜拘縮リスクを下げる表面加工

モティバ豊胸のシルクサーフェスは、ナノテクノロジーを駆使した微細な表面加工であり、被膜拘縮のリスクを抑えるために開発されました。

1cm2あたり約4万9000個もの均一な凹凸が、身体の組織とインプラントの摩擦を最小限に留め、慢性的な炎症反応を防ぎます。

この技術は組織との親和性を高めるため、挿入後のバストに自然な柔らかさと動きを与えます。

長期的な安全性を重視する方にとって、炎症を抑えつつ理想のラインを維持できるシルクサーフェスは非常に有益な選択肢です。

目次

この記事を書いた人

アリエルバストクリニック 院長 石塚 紀行

石塚 紀行
ARIEL .BUST.CLINIC 院長
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資格・所属

  • 日本形成外科学会専門医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • Juvederm Vista 認定医
  • 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本美容外科学会(JSAPS)所属

【略歴】
ご自身の脂肪を活用した「自然な豊胸術」や、美しいボディラインを作る脂肪吸引を専門とする形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。

ARIEL .BUST.CLINICは、ご自身の脂肪を活用した豊胸術(脂肪注入)を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型やご希望に応じた専門的なご提案をしており、脂肪採取(脂肪吸引)から繊細な注入、傷跡のケアに至るまで、形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。

豊胸手術を含むボディメイクは、決して焦る必要のないものです。このサイトでは専門医の視点から、脂肪豊胸に関する正しい知識やメリット・デメリットを執筆しています。すぐに施術を決めることはせず、まずはじっくりと知識を深めた上で、ご自身が心から信頼できるクリニックへ相談されるようにしてください。

モティバの表面加工とシルクサーフェスの基本概念

シルクサーフェスは、インプラントの表面にナノ単位の微細な起伏を作ることで、体内の異物反応を穏やかにする高度な技術を指します。

従来の製品が抱えていた摩擦による炎症や癒着の問題を解決するため、身体の細胞が受け入れやすい独自の表面構造を完成させました。

ナノ構造がもたらす組織との共存

表面に刻まれた極めて小さな凹凸は、周囲の組織を刺激しすぎることなく、しなやかな被膜の形成をサポートします。

組織を無理に傷つけないため、回復が早く、術後の違和感や不自然な硬さを生じさせにくい環境を整えます。

この滑らかな質感は、指先で触れたときの弾力を本物の乳房に近づける役割も果たします。

インプラントが体の一部として馴染むことで、姿勢を変えた際も周囲の組織と連動し、自然な揺れや広がりを実現します。

表面の均一性が生む長期的な安定

製造段階での精密な品質管理により、インプラント全域にわたって均一なナノテクスチャーが配置されています。

部分的な凹凸の差がないため、特定の箇所に圧力が集中することを防ぎ、シェルの破損や摩耗のリスクを低減しています。

表面加工の特性比較

種類表面の質感拘縮リスク
スムーズ完全に平滑中〜高
テクスチャードザラつきが強い
シルクサーフェスナノ単位の微細起伏非常に低い

表面が均質であることは、術後の経過においても大きな安心材料となります。不純物の混入を防ぐクリーンな環境で作られているため、長期にわたって体内に留めても変質しにくい特性を備えています。

シルクサーフェスが被膜拘縮を抑制する理由

被膜拘縮を抑制する大きな理由は、表面のナノ構造が線維芽細胞の過剰な働きを抑え、形成される被膜を非常に薄く保つことにあります。

薄い被膜はインプラントを締め付ける力が弱いためバストの形を損なわず、本来の柔らかさを長期間、維持可能です。

摩擦の軽減による炎症反応のコントロール

激しいザラつきを持つ従来の加工では、日常の動作の中で組織とインプラントが擦れ合い、微細な損傷が繰り返されていました。

シルクサーフェスは摩擦係数が極めて低いため、こうした組織へのダメージを回避し、慢性的な腫れや痛みを防ぎます。

炎症が長期化すると被膜は厚く硬くなりますが、シルクサーフェスはこの炎症の連鎖を初期段階で断ち切ります。

身体が「激しい異物」として認識する隙を与えないことが、拘縮を遠ざける最大のポイントとなっています。

細菌の増殖を阻むクリーンな表面

深い溝や大きな凹凸がある表面は細菌が定着しやすく、感染からくる被膜拘縮を誘発する一因となっていました。

シルクサーフェスは凹凸が浅く均一であるため、細菌の足場となる隙間がほとんど存在せず、衛生的な状態を保ちやすくなります。

拘縮防止のための主要要素

  • 組織への物理的刺激の低減
  • 細菌のバイオフィルム形成阻害
  • 過剰なコラーゲン産生の抑制
  • 周囲組織との摩擦ストレスの緩和

清潔で低刺激な表面環境が維持される結果、身体の修復機能が正常に働き、バスト内部の環境は安定します。

この安定こそが、数年後の硬化や変形というトラブルを未然に防ぐための確実な手立てとなるのです。

細胞レベルでの生体適合性と組織の反応

生体適合性を高める工夫は、インプラント表面の物理的な形状が免疫細胞の活動をどのように制御するかという点に集約されています。

シルクサーフェスは、細胞がインプラントの表面に付着する際のシグナルを穏やかにし、攻撃的な反応を引き起こさないように設計されています。

マクロファージの挙動と治癒への影響

異物を排除しようとするマクロファージは、インプラントの表面が粗すぎると活性化し、炎症性の物質を放出します。

シルクサーフェス上ではこれらの細胞が鎮静化しやすく、速やかに組織の修復を助ける状態へと移行することが確認されています。

術後の回復がスムーズに進むのは、細胞がインプラントを「安定した存在」として受け入れている証拠です。

腫れが引くまでの時間が短くなるため、患者さんの身体的な負担や日常生活への影響も最小限に抑えられます。

コラーゲン繊維の密度の均一化

被膜を構成するコラーゲン繊維が特定の方向にのみ整列すると、膜は硬く縮まりやすくなります。

ナノ構造によって繊維が適度に分散して配置されるため、柔軟性に富んだ網目状の構造が維持され、弾力が損なわれにくくなります。

細胞反応の比較

反応項目従来型加工シルクサーフェス
炎症細胞の数多い非常に少ない
被膜の柔軟性硬くなりやすい高く保たれる
組織再生速度遅い早い

組織との高度な調和が保たれるため、長期間の経過においてもインプラントが組織を圧迫し続けることがありません。

身体の健康を維持しながら、見た目の美しさを両立できる点がシルクサーフェスの大きな優位性と言えるでしょう。

滑らかな質感と自然な仕上がりを実現する技術

シルクサーフェスが提供する滑らかさは、バストの触り心地を飛躍的に向上させ、本物のバストに近い質感を再現する源となっています。

表面加工の微細さが自胸の組織とインプラントの境界を曖昧にし、どこからがインプラントなのか分からないほどの馴染みを生み出します。

シェルの伸縮性とバストの動き

この加工を施した外膜(シェル)は極めて柔軟で、内部に充填されたジェルの動きを邪魔しません。

横たわれば自然に脇へ流れ、立ち上がれば重力に沿って適度な下垂を見せるという、理想的なダイナミクスを可能にします。

表面が組織に優しく接しているため、動いた時にバストだけが浮いて見えるような不自然さがありません。

日常生活のあらゆるシーンで、自分の一部であるかのような一体感を実感できる設計になっています。

リップリング現象の防止効果

皮膚が薄い方や痩せ型の方にとって、インプラントの縁が浮き出るリップリングは大きな悩みとなります。

シルクサーフェスは組織との結合が穏やかであるため、強い引きつれが起こりにくく、段差が目立ちにくい仕上がりを助けます。

質感に関するメリット

  • 境界線が目立たない馴染みの良さ
  • 姿勢変化に応じた自然な変形
  • 指先で感じる弾力の柔らかさ
  • 皮膚表面への凹凸の非露出

触れた時の違和感を取り除くことは、パートナーに気づかれたくないという心理的な要望に応えるためにも重要です。

外見的なボリュームアップだけでなく、触感のリアリティを追求する技術がここに集約されています。

耐久性と長期的な安全性を支える多層構造

シルクサーフェスの美しさを裏側で支えているのは、衝撃や摩耗に強い強靭な多層構造のシェルです。

モティバは、各層を別々に作るのではなく、全体を一体として成形する技術を採用しており、接合部からの破損リスクを徹底的に排除しています。

ブルーシールによる視覚的な安全確認

シェルの層の間には、ジェルの漏出を防ぐためのバリア層が組み込まれています。この層が機能しているため、万が一の損傷時にも内部物質の拡散を防ぎ、高い安全性を維持することが可能となっています。

この多層バリア構造は、ジェルの成分がシェルの外へにじみ出る「ジェルブリード」という現象も最小限に抑えます。周囲の組織を汚染させない清潔な設計が、数十年単位での安心感を形作っています。

形状保持力と強度の両立

挿入時の小さな切開口を通る際の強い圧縮にも耐えられるよう、素材そのものの強度が強化されています。

シルクサーフェス加工はシェルの柔軟性を損なうことなく耐久性を高めるため、物理的な劣化に強いという特性を持ちます。

耐久性の構成要素

技術要素主な役割得られる結果
一体型成形構造の脆弱性排除破裂リスクの低減
多層バリア内容物の漏出防止生体への安全維持
高弾性シェル外部圧力の吸収形状の長期維持

こうした見えない部分へのこだわりが、シルクサーフェスの効果をより確かなものにしています。強さと柔らかさを高度に融合させた構造は、将来的な再手術の不安を軽減するための強力な基盤です。

術後の経過とマッサージ不要のメリット

シルクサーフェスを採用した手術では、術後のセルフマッサージを行う必要がありません。組織と無理に剥離させる必要がないため、回復期に余計な刺激を与えず、痛みや腫れを早く引かせられます。

自己ケアの負担軽減と成功率の向上

かつては拘縮を防ぐためのマッサージが重要視されていましたが、これは患者さんにとって多大な痛みとストレスを伴うものでした。

マッサージが不要になると、精神的な余裕を持ってダウンタイムを過ごせるようになります。

また、誤った方法によるマッサージでインプラントの位置がずれるといった二次的なトラブルも回避できます。

安静を保つことがそのまま最善のアフターケアになるため、手術の成功率がより安定します。

ダウンタイムの快適な過ごし方

痛みや違和感が少ないため、デスクワークなどの日常生活へ早期に復帰可能です。激しい動作さえ控えれば、特別な制限を感じずに回復を待てる点は、忙しい現代の女性にとって大きな魅力と言えます。

アフターケアの特徴

  • 強制的なマッサージの禁止
  • 内出血や腫れの早期改善
  • インプラント位置の安定
  • ケアミスによるリスクの排除

術後のケアが簡便であることは、長期的な満足度にも大きく貢献します。手がかからず、かつ美しいバストを維持できる技術的恩恵を、術後の生活を通じて実感できるはずです。

手術選びで重視すべき表面加工の比較

自分に合ったインプラントを選ぶ際、サイズや形状と同じくらい表面加工の種類に注目することが重要です。

シルクサーフェスは、被膜拘縮の回避と自然な仕上がりの双方において、現代の基準で極めて高い評価を得ている選択肢です。

将来的な再手術リスクの低減

豊胸手術で最も避けたいのは、数年後のトラブルによる修正手術です。シルクサーフェスのように生体適合性が高い加工を選ぶことは、長期的な健康と美しさを守るための保険となります。

炎症が起きにくいということは、それだけ組織の加齢変化にも柔軟に対応できることを意味します。バストの形が崩れにくいため、10年後、20年後も満足感を維持できる可能性が高まります。

専門医のアドバイスを活かす選択

カウンセリングでは、自分の皮膚の状態や生活スタイルを伝え、シルクサーフェスが適切かどうかを相談してください。

多くの症例経験を持つ医師であれば、この加工がいかに組織に馴染みやすいかを詳しく説明してくれるでしょう。

加工別おすすめのケース

要望推奨される加工メリット
拘縮を絶対避けたいシルクサーフェス最高レベルの低刺激
痩せ型でも自然にシルクサーフェス組織との一体感
早期の社会復帰シルクサーフェスケア不要で回復が早い

確かな技術に裏打ちされた選択を行うと、手術後の人生をより前向きに楽しめます。納得のいく表面加工を選ぶことは、理想の自分に出会うための大切な一歩となるはずです。

Q&A

シルクサーフェスが原因でアレルギー反応が起きる可能性はありますか?

シルクサーフェスに使用されているシリコンは、医療グレードの中でも極めて純度が高く、生体適合性に優れています。この表面加工そのものがアレルギーを引き起こす可能性は極めて低く、身体への親和性を高めるために開発されました。

従来のインプラントに比べて炎症を引き起こす不純物の混入リスクも徹底して排除されています。体質的な懸念がある場合は、事前に医師によるパッチテストや詳細なカウンセリングを受けると、より安心して手術に臨めます。

激しいスポーツをしてもシルクサーフェスの表面が削れることはありませんか?

シルクサーフェスのナノ構造はシェルの素材と一体化して成形されているため、摩擦によって表面が削れ落ちる心配はありません。高い耐久性と伸縮性を備えており、スポーツ時の激しい動きや振動に対しても安定した性能を発揮するように設計されています。

むしろ、表面の摩擦が非常に少ないため、周囲の組織を傷つけるリスクを抑えながらスムーズに動けます。アクティブな生活スタイルを大切にする方にとっても、信頼性の高い加工技術として広く支持されています。

シルクサーフェスのインプラントは触るとザラザラした感じがするのでしょうか?

シルクサーフェスの名前の通り、その手触りはシルクのように滑らかで、従来のテクスチャードタイプのようなザラつきはありません。ナノ単位の微細な加工であるため、人間の指先で感じる感触は非常にソフトで、スムーズタイプに近い滑らかさを持っています。

この滑らかさが、体内に挿入された際にも組織を刺激せず、自然な柔らかさを生み出す要因となっています。表面が荒くないため、挿入後の違和感が少なく、早期に自分の身体の一部として馴染みやすいという特徴があります。

他の表面加工からシルクサーフェスに入れ替えるメリットは何ですか?

最大のメリットは、現在感じている硬さや違和感を改善し、被膜拘縮の再発リスクを大幅に下げられる点にあります。以前のインプラントで被膜が厚くなってしまった方でも、シルクサーフェスに入れ替えると柔らかい質感を取り戻せる可能性があります。

また、安全性基準を満たした多層構造シェルにより、長期的な耐久性が向上する点も大きな魅力です。不自然な形や感触を修正し、ストレスのないバストラインを再構築できるため、満足度の高い結果が期待できます。

参考文献

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