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「ダイエットを頑張っても、どうしても部分痩せができない」「理想のボディラインを手に入れたい」そんな悩みを抱えていませんか。
脂肪吸引は、食事制限や運動では落としにくい特定の部位の脂肪を物理的に取り除き、理想の体型を目指す美容医療です。
この記事では、脂肪吸引とは何かという基本的な知識から、脂肪細胞を減らす仕組み(原理)、そして具体的な手術のやり方まで、専門的な内容を誰にでも分かりやすく解説します。
脂肪吸引は、理想のボディラインを実現するための美容外科手術の一つです。まずは、その基本的な考え方と、一般的なダイエットとの違いについて理解を深めましょう。
脂肪吸引とは、皮膚の下にある皮下脂肪を「カニューレ」と呼ばれる極細の吸引管を使って直接体外へ取り除く手術です。
気になる部位の脂肪を物理的に除去するため、狙った部分を細くする効果が期待できます。
単に体重を落とすことを目的とするのではなく、ボディラインを美しく整える「ボディデザイン」や「ボディコントゥアリング」に近い考え方を持つ施術です。
お腹、太もも、二の腕、顔など、さまざまな部位に適用できます。
一般的なダイエットと脂肪吸引の最も大きな違いは、脂肪細胞へのアプローチ方法です。ダイエットは、食事制限や運動によって一つひとつの脂肪細胞を「小さくする」ことを目的とします。
一方、脂肪吸引は脂肪細胞そのものを「数ごと減らす」点が根本的に異なります。
そのため、ダイエットでリバウンドすると脂肪細胞が再び大きくなりますが、脂肪吸引で除去した脂肪細胞は再生しないため、リバウンドのリスクが低いという特徴があります。
項目 | 一般的なダイエット | 脂肪吸引 |
---|---|---|
目的 | 脂肪細胞を小さくする | 脂肪細胞の数を減らす |
アプローチ | 食事制限、運動 | 外科的な手術 |
リバウンド | しやすい | しにくい |
脂肪吸引は、皮下脂肪がある部位であれば基本的にどこでも施術が可能です。特に、以下のようなダイエットでは落としにくい部位でその効果を発揮します。
これらの部位は、一度脂肪がつくとなかなか落ちにくいため、脂肪吸引によって美しいラインを形成するのに適しています。
脂肪吸引を受けることで、単に細くなるだけでなく、さまざまな良い変化が期待できます。
最大の利点は、長年コンプレックスだった部分が解消され、自信を持ってファッションを楽しめるようになることです。また、体のラインが整うことで、洋服をきれいに着こなせるようになります。
脂肪細胞の数が減ることで、将来的な体型維持がしやすくなる点も大きなメリットと言えるでしょう。
脂肪吸引がなぜリバウンドしにくいのか、その仕組み(原理)を詳しく見ていきましょう。鍵となるのは「脂肪細胞」の数です。
私たちの体にある脂肪は、脂肪細胞という小さな細胞の集まりです。体が太ったり痩せたりするのは、この脂肪細胞一つひとつが大きくなったり小さくなったりするためです。
脂肪吸引の基本的な原理は、この脂肪細胞を吸引管で物理的に吸い出し、その数を減らすことにあります。細胞の数を直接減らすため、確実な部分痩せが可能になります。
脂肪細胞の数は、一般的に思春期を過ぎるとほとんど増減しないと考えられています。脂肪吸引で一度取り除いた脂肪細胞が再生することはありません。
そのため、手術後に多少体重が増加しても、脂肪細胞が大きくなるだけで、手術した部位は太りにくい状態を維持できます。これが、脂肪吸引がリバウンドしにくいと言われる大きな理由です。
もちろん、暴飲暴食を続ければ残った脂肪細胞が大きく膨らむため、全体的に太る可能性はあります。術後の体型を維持するためには、バランスの取れた食生活と適度な運動が重要です。
状況 | 手術していない部位 | 手術した部位 |
---|---|---|
体重が増加した場合 | 脂肪細胞が大きくなり太る | 脂肪細胞の数が少ないため太りにくい |
体重が減少した場合 | 脂肪細胞が小さくなり痩せる | さらに引き締まる |
人の肥満には、脂肪細胞の数が増える「増殖型」と、脂肪細胞のサイズが大きくなる「肥大型」があります。小児期の肥満は増殖型が多く、成人後の肥満は主に肥大型です。
脂肪吸引は、この成人後の肥大型肥満に対して特に有効なアプローチと言えます。脂肪細胞の数を減らすことで、太りにくく痩せやすい体質へと導く手助けをします。
体にある脂肪は、大きく分けて「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の2種類があります。脂肪吸引で除去できるのは、皮膚のすぐ下にある「皮下脂肪」のみです。
お腹周りなどに多く、手でつまめる脂肪がこれにあたります。一方、内臓の周りにつく「内臓脂肪」は、脂肪吸引では除去できません。
内臓脂肪を減らすには、食生活の見直しや有酸素運動が必要です。脂肪吸引を受ける前に、自分の脂肪がどちらのタイプなのかを医師に診断してもらうことが大切です。
種類 | 特徴 | 脂肪吸引の可否 |
---|---|---|
皮下脂肪 | 皮膚の下につき、手でつまめる。女性につきやすい。 | 可能 |
内臓脂肪 | 内臓の周りにつく。男性につきやすい。生活習慣病と関連。 | 不可能 |
脂肪吸引の手術は、どのような流れで行われるのでしょうか。カウンセリングから手術当日までの基本的なやり方を解説します。
脂肪吸引で満足のいく結果を得るためには、手術前のカウンセリングが非常に重要です。カウンセリングでは、まず医師が患者の悩みや希望を詳しくヒアリングします。
そして、脂肪のつき方や皮膚の状態を診察し、どの部位からどれくらいの脂肪を吸引できるか、どのようなボディラインになるかを判断します。
このとき、手術のやり方、リスク、ダウンタイム、費用などについても詳細な説明があります。疑問や不安な点は、納得がいくまで質問しましょう。
手術当日は、まず体調の確認や最終的なデザインの確認を行います。吸引する部位にマーキングをし、手術室へ移動します。
麻酔をかけた後、数ミリ程度の小さな切開口からカニューレを挿入し、丁寧に脂肪を吸引していきます。手術時間は部位や範囲によって異なりますが、1時間から3時間程度が一般的です。
手術後は、回復室でしばらく休み、状態が安定したら帰宅できます。多くのクリニックでは日帰り手術が可能です。
時間 | 内容 |
---|---|
来院後 | 体調確認、着替え、最終デザイン確認、マーキング |
手術中 | 麻酔、切開、脂肪吸引 |
手術後 | 圧迫着の着用、回復室で休憩、帰宅 |
脂肪吸引の手術は、痛みを伴うため必ず麻酔を使用します。麻酔にはいくつかの種類があり、手術の範囲や患者の希望に応じて選択します。
安全な手術のため、経験豊富な麻酔科医が管理を行うクリニックを選ぶことが重要です。
脂肪吸引の仕上がりは、医師がカニューレをどのように操作するかに大きく左右されます。単に脂肪を吸い取るだけでなく、体のラインが滑らかになるように、脂肪層を均一に吸引する技術が必要です。
皮膚のすぐ下の浅い層から、筋肉に近い深い層まで、複数の層から丁寧に脂肪を取り除くことで、自然で美しい仕上がりを目指します。
無理に多くの脂肪を取ろうとすると、皮膚が凸凹になったり、たるんだりする原因となるため、医師の技術と経験が問われます。
脂肪吸引には、使用する機器ややり方によっていくつかの種類があります。ここでは、代表的な方法とその特徴を紹介します。
ベイザー脂肪吸引は、「VASER波」という特殊な超音波を用いる方法です。この超音波によって脂肪細胞を周辺組織から遊離させ、液体状に溶かしてから吸引します。
硬くなった脂肪や、皮膚の引き締め効果も期待したい場合に適しています。
血管や神経などの周辺組織へのダメージを抑えながら、多くの脂肪を吸引できるのが特徴です。ダウンタイムが比較的短いとも言われています。
ボディジェットは、麻酔薬や止血剤を含んだジェット水流(ウォータージェット)を利用する方法です。この水流の力で脂肪細胞を周辺組織から優しく分離させ、吸引します。
体への負担が少なく、痛みや腫れを抑えやすいのがメリットです。アキーセルは、ボディジェットの進化版で、高周波振動を組み合わせることで、より効率的で滑らかな仕上がりを目指します。
シリンジ法は、機械を使わず、医師が注射器(シリンジ)を使って手作業で脂肪を吸引する方法です。
吸引圧を細かく調整できるため、顔や頬など、デリケートで微細なデザインが求められる部位に適しています。
一度に吸引できる量は限られますが、非常に丁寧で滑らかな仕上がりが期待できます。医師の技術力と経験が特に重要になるやり方です。
どの方法が自分に合っているかは、吸引したい部位、脂肪の質、求める効果によって異なります。カウンセリングで医師と相談し、最適な方法を選択することが大切です。
方法 | 特徴 | 適した部位 |
---|---|---|
ベイザー脂肪吸引 | 超音波で脂肪を溶解。多くの脂肪を除去でき、皮膚の引き締め効果も期待できる。 | お腹、太もも、背中など広範囲 |
ボディジェット | 水流で脂肪を分離。体への負担が少なく、ダウンタイムが短い傾向。 | お腹、太もも、二の腕など |
シリンジ法 | 医師の手作業による吸引。繊細なデザインが可能で、滑らかな仕上がり。 | 顔、あご下、頬などデリケートな部位 |
脂肪吸引は外科手術であるため、リスクやダウンタイムが伴います。手術を受ける前に、これらの点について正しく理解しておくことが重要です。
脂肪吸引には、以下のようなリスクや副作用の可能性があります。
これらのリスクを最小限に抑えるためには、技術力の高い医師を選び、術後のケアを正しく行うことが大切です。
ダウンタイムとは、手術後から通常の生活に戻るまでの回復期間のことです。期間や症状の程度には個人差がありますが、一般的な経過を知っておくと安心です。
症状 | ピーク | 回復までの目安 |
---|---|---|
強い痛み | 術後~3日目 | 約1週間 |
腫れ | 術後1~2週間 | 約1~3ヶ月 |
内出血 | 術後1~2週間 | 約2~3週間 |
拘縮(こうしゅく) | 術後3週間~1ヶ月 | 約3~6ヶ月 |
「拘縮」とは、脂肪がなくなった空間が治癒する過程で、皮膚が硬くなったり、つっぱったりする症状です。
これは回復の正常な兆候であり、マッサージなどでケアをすることで滑らかになっていきます。
ダウンタイムをできるだけ快適に、そして順調に乗り切るためには、いくつかの注意点があります。手術当日は安静に過ごし、処方された薬を正しく服用してください。
デスクワークなどであれば、数日から1週間程度で復帰する人が多いです。激しい運動や飲酒、長時間の入浴は、症状が悪化する可能性があるため、医師の指示に従い、1ヶ月程度は控えましょう。
バランスの取れた食事や十分な睡眠も、回復を早める助けとなります。
手術後、回復を促し、仕上がりを美しくするために、専用のガードルやサポーターで手術部位を圧迫固定します。圧迫には、痛みや腫れ、内出血を軽減する目的があります。
また、脂肪がなくなった部分の皮膚をしっかりと密着させ、たるみを防ぎ、滑らかなラインを作るためにも重要な役割を果たします。医師の指示する期間、正しく着用を続けましょう。
脂肪吸引を成功させるためには、手術そのものだけでなく、クリニックや医師選びも非常に重要です。後悔しないために、事前に確認しておくべきポイントを解説します。
信頼できるクリニックを選ぶことは、安全で満足度の高い結果を得るための第一歩です。以下の点をチェックしましょう。
複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することをおすすめします。
脂肪吸引の仕上がりは、執刀する医師の技術力、経験、そして美的センスに大きく依存します。医師を選ぶ際には、脂肪吸引の症例数が豊富であるかを確認することが一つの指標になります。
また、日本美容外科学会(JSAS)や日本形成外科学会などの専門医資格を持っているかも、技術力を判断する上での参考になります。
カウンセリングの際に、担当医師と直接話し、信頼できるかどうかを見極めることが大切です。
脂肪吸引の費用は、クリニックや手術部位、範囲、やり方によって大きく異なります。提示された金額に何が含まれているのか、内訳をしっかり確認しましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
手術費用 | 執刀医の技術料や機器使用料など。 |
麻酔費用 | 使用する麻酔の種類によって異なる。 |
検査費用 | 安全に手術を行うための血液検査など。 |
薬代・消耗品代 | 術後の内服薬や圧迫着など。 |
アフターケア費用 | 術後の検診や処置の費用。 |
費用だけでクリニックを選ぶのではなく、安全性や技術力、サポート体制などを総合的に判断することが重要です。
脂肪吸引は、手術が終われば完了ではありません。ダウンタイム中のケアや、術後の経過観察といったアフターケアが、最終的な仕上がりと満足度を大きく左右します。
術後の検診はいつまで受けられるのか、拘縮ケアなどのサポートはあるか、万が一トラブルが起きた際の保証制度は整っているかなど、アフターケアの内容を事前に確認しておきましょう。
最後まで責任を持って対応してくれるクリニックを選ぶことが安心につながります。
最後に、脂肪吸引を検討している多くの方が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。
手術中は麻酔を使用するため、痛みを感じることはありません。術後は、筋肉痛に似た鈍い痛みが数日間続きますが、処方される痛み止めでコントロールできる程度です。
痛みのピークは術後2~3日で、その後は徐々に和らいでいきます。
カニューレを挿入するために、数ミリ程度の小さな切開を行いますが、傷跡が目立たないようにシワの中や下着で隠れる場所を選びます。
術後しばらくは赤みがありますが、時間とともに薄くなり、最終的にはほとんど分からなくなる場合がほとんどです。
手術直後は腫れがあるため、細くなったと実感しにくいかもしれません。
大きな腫れが引く術後1ヶ月頃から徐々に効果を感じ始め、拘縮が落ち着く術後3ヶ月から半年ほどで、ほぼ完成した状態になります。
最終的な仕上がりまでには少し時間が必要です。
脂肪吸引は、健康な方であれば多くの場合受けられますが、以下のような方は手術が難しい場合があります。
手術が適さない可能性のあるケース
項目 | 理由 |
---|---|
重度の持病がある | 心臓病、糖尿病、肝臓病などがあると手術のリスクが高まるため。 |
妊娠中・授乳中 | 母体や胎児への安全性を考慮するため。 |
過度な肥満 | 脂肪吸引は体重を大幅に減らす手術ではないため。 |
非現実的な期待を持つ | 脂肪吸引で可能な範囲と限界を理解することが重要です。 |
安全に手術を受けるためにも、持病やアレルギーなどがある場合は、カウンセリングで必ず医師に申告してください。
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診療時間 | 10:00~19:00 |
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ARIEL.BUST.CLINICでは日本形成外科学会専門医資格を有した医師が診療にあたっております。日本美容外科学会(JSAPS)正会員、ジュビダームビスタ認定医、VASER LIPO認定医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医資格、ICLS(Immediate Crdiac Life Support)を有し、各学会での発表も積極的に行っています。
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