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ヒアルロン酸豊胸は、メスを使わずにバストアップが目指せる手軽さから人気の施術です。しかし、その一方で「こんなはずではなかった」と後悔につながるケースも少なくありません。
施術を受けてから悔やむことのないよう、事前に正しい知識を身につけておくことが重要です。この記事では、ヒアルロン酸豊胸でよくある後悔の事例を具体的に挙げ、その原因と背景を詳しく解説します。
さらに、失敗を未然に防ぐためのクリニック選びのコツ、カウンセリングで確認すべき事項、施術後の適切なケア方法まで、後悔しないために必要な情報を網羅的に提供します。
ヒアルロン酸豊胸で満足のいく結果を得られず、後悔してしまう背景にはいくつかの共通した原因が存在します。
施術を検討する前に、なぜ後悔が生まれるのかを理解しておくことは、失敗を避けるための第一歩です。ここでは、後悔につながりやすい主な原因を掘り下げて解説します。
ヒアルロン酸豊胸は、注入する量や位置、深さなどをミリ単位で調整する繊細な技術を要する施術です。医師の技術力や解剖学的な知識、そして美的センスが結果を大きく左右します。
経験の浅い医師が施術を担当した場合、注入が均一でなかったり、不適切な層に注入してしまったりすることで、しこりや形の崩れといった問題を引き起こす可能性が高まります。
豊胸施術に関する十分な実績を持つ医師を選ぶことが、後悔を避ける上で極めて大切です。実績の多さは、それだけ多くの症例に対応してきた証であり、安定した技術力の指標となります。
カウンセリングは、患者と医師が理想のイメージを共有し、施術に関する理解を深めるための重要な時間です。
この段階で、メリットだけでなく、リスクや副作用、ダウンタイム、持続期間といったデメリットについて十分な説明がないと、施術後に「聞いていた話と違う」という認識の齟齬が生まれます。
例えば、効果の持続期間には個人差があることや、しこりができる可能性があることなどを事前に理解していなければ、それが現実になったときに大きな後悔につながります。
丁寧で誠実なカウンセリングを行うクリニックを選ぶことが、納得のいく施術を受けるために必要です。
確認不足の項目 | 起こりうる後悔 | 対策 |
---|---|---|
リスク・副作用 | しこりや感染症発生時に動揺する | 考えられる全リスクの説明を求める |
持続期間 | 思ったより早く効果がなくなり不満を感じる | 個人差を含めた現実的な期間を確認する |
費用総額 | 後から追加費用を請求され不信感を抱く | 麻酔代など全て含んだ総額を確認する |
ヒアルロン酸と一言でいっても、その種類は多岐にわたります。豊胸用には、粒子が大きく、形を保つ力が強い(凝集性が高い)製剤が適しています。
しかし、クリニックによってはコストを抑えるために、顔用などの粒子が細かい製剤をバストに使用したり、認可されていない安価な製剤を使用したりするケースも存在します。
不適切な製剤を使用すると、しこりになりやすかったり、効果の持続期間が極端に短くなったりする原因となります。
どのような製剤を使用するのか、その製剤が豊胸に適しているのかをカウンセリングで明確に確認することが重要です。
患者側が抱く「理想のバスト」と、ヒアルロン酸豊胸で「実現可能なバスト」との間に大きな隔たりがある場合も、後悔の原因となります。
ヒアルロン酸豊胸は、一般的に1カップから1.5カップ程度のサイズアップが目安であり、大幅なサイズアップには向きません。また、元のバストの形や皮膚の伸縮性によっても、仕上がりには限界があります。
カウンセリングで自身の希望を伝えた上で、医師から見て実現可能な範囲やデザインについて、現実的な見解を聞き、双方で着地点を見つける作業が大切です。
過度な期待は、結果に対する不満につながりやすくなります。
ヒアルロン酸豊胸を検討する上で、実際にどのような後悔事例があるのかを知ることは、ご自身の身に起こりうるリスクを具体的にイメージする助けになります。
ここでは、特に報告の多い後悔事例をいくつか取り上げ、その背景にある原因を詳しく見ていきます。
最も多い後悔の一つが「しこり」の発生です。触ると硬い塊がバストの中に感じられ、見た目にも不自然な凹凸として現れることがあります。
しこりは、注入されたヒアルロン酸が被膜(カプセル)で覆われてしまったり、ジェルが均一に馴染まずに一箇所に固まってしまったりすることで発生します。
特に、一度に大量のヒアルロン酸を注入した場合や、血行が豊富な乳腺内に誤って注入された場合に起こりやすいとされています。医師の技術力不足や、体の反応が主な原因です。
しこりの原因 | 特徴 | 対処法 |
---|---|---|
注入技術の問題 | 不均一な注入でジェルが凝集する | 溶解注射、マッサージ |
体質(被膜形成) | 異物反応でヒアルロン酸が硬い膜で覆われる | 溶解注射、外科的切除 |
感染 | 細菌感染により膿の塊ができる(膿瘍) | 抗生剤投与、切開排膿 |
「左右の大きさが違う」「バストの上部だけが不自然に盛り上がっている」「お椀を伏せたような形になった」など、仕上がりの形に関する後悔も多く聞かれます。
これは、注入する位置や量のデザインが不適切であることが主な原因です。
例えば、デコルテをふっくらさせたいのに、バスト下部にばかり注入してしまったり、左右のバストの元々の大きさを考慮せずに同じ量を注入してしまったりすると、バランスの悪い不自然な形になります。
患者の骨格や元のバストの形を正確に把握し、それに合わせたオーダーメイドのデザインを提案できる医師の美的センスと経験が問われます。
ヒアルロン酸は体内に吸収される性質があるため、効果が永久に続くわけではありません。
しかし、「数ヶ月で元の大きさに戻ってしまった」というように、想定よりも早く効果が失われたと感じるケースがあります。この原因としては、いくつかの可能性が考えられます。
持続期間については個人差が大きいことを理解し、カウンセリングの段階で、使用する製剤の一般的な持続期間と、ご自身のライフスタイルなどを踏まえた予測を確認しておくことが大切です。
頻度は低いものの、重篤な後悔につながるのが感染症です。施術部位が赤く腫れ上がり、熱感や強い痛みを伴います。
これは、注射針を刺す際に皮膚の常在菌が体内に入り込んだり、衛生管理が不十分な環境で施術が行われたりすることが原因で起こります。
クリニックの衛生管理体制が徹底されているか、使い捨ての器具を使用しているかなどを確認することは、安全な施術を受けるための基本です。
万が一、感染の兆候が見られた場合は、すぐに施術を受けたクリニックに連絡し、適切な処置を受ける必要があります。
ヒアルロン酸豊胸の成否は、クリニック選びにかかっているといっても過言ではありません。
料金の安さや知名度だけで選ぶのではなく、ご自身の体を任せるに足る、信頼できるクリニックを慎重に見極める必要があります。
ここでは、後悔しないためにチェックすべきクリニック選びの重要なポイントを解説します。
最も重要なのは、担当する医師の技術力と経験です。クリニックのウェブサイトなどで、医師の経歴や所属学会、そして何よりも豊胸施術の症例数を確認しましょう。
特に、ヒアルロン酸豊胸だけでなく、脂肪注入やシリコンバッグ豊胸など、他の豊胸術も手がけている医師は、バストの構造に関する深い知識を持っている可能性が高いです。
症例写真を見る際は、ご自身の理想に近い綺麗な仕上がりの写真が多いかどうかもチェックポイントになります。
チェック項目 | 確認する内容 | なぜ重要か |
---|---|---|
症例数 | ヒアルロン酸豊胸の具体的な症例数 | 経験の豊富さ、技術の安定性を示す |
所属学会 | 日本形成外科学会専門医など | 専門的な知識と技術の証明となる |
症例写真 | 仕上がりの自然さ、デザインの多様性 | 医師の美的センスや技術傾向がわかる |
施術後の経過観察や、万が一トラブルが発生した際の対応など、アフターフォロー体制がしっかりしているクリニックを選びましょう。
施術をして終わりではなく、定期的な検診を設けていたり、24時間対応の緊急連絡先があったりすると安心です。
カウンセリングの際に、「しこりができた場合はどういう対応をしてもらえますか?」「感染症が疑われる場合はどうすればいいですか?」といった具体的な質問を投げかけ、その回答が明確で誠実であるかを確認することも有効です。
ウェブサイトに表示されている料金が、一見安く見えても注意が必要です。カウンセリング料や診察料、麻酔代、薬代、アフターケア代などが別途必要になり、最終的に高額になるケースがあります。
カウンセリングの段階で、施術にかかる全ての費用を含んだ総額の見積もりを提示してもらいましょう。
見積もりの内訳が明確で、追加料金が発生する可能性についてもしっかり説明してくれるクリニックは、信頼性が高いと言えます。
実際にそのクリニックで施術を受けた人の声は、貴重な情報源です。ただし、クリニックのウェブサイトに掲載されている「お客様の声」は良い内容に偏りがちです。
SNSや美容医療専門の口コミサイトなど、様々な媒体から情報を集め、多角的に判断することが大切です。
良い口コミだけでなく、悪い口コミにも目を通し、その内容が自分にとって許容できる範囲のリスクなのかを考えてみましょう。
ただし、ネット上の情報はあくまで個人の感想であり、全てが真実とは限らない点も念頭に置く必要があります。
カウンセリングは、医師との相性を見極め、施術に関する疑問や不安を解消するための絶好の機会です。
受け身で話を聞くだけでなく、ご自身から積極的に質問し、納得できるまで説明を求める姿勢が後悔を防ぎます。ここでは、カウンセリングで必ず確認すべき項目をリストアップします。
「とにかく大きくしたい」といった漠然とした希望ではなく、どのような形や大きさ、柔らかさのバストになりたいのか、できるだけ具体的に医師に伝えましょう。
参考になる写真などを持参するのも良い方法です。その上で、医師があなたの希望を正確に理解し、骨格や体型に合わせて実現可能なデザインを提案してくれるかどうかが重要です。
一方的に施術方法を押し付けるのではなく、あなたの希望を尊重しつつ、専門家としての意見を的確に伝えてくれる医師を選びましょう。
良い点ばかりを強調し、リスクやデメリットの説明を怠るクリニックは信用できません。ヒアルロン酸豊胸には、しこり、感染、アレルギー、左右差、内出血、痛みなど、様々なリスクが伴います。
これらのリスクの発生頻度や、万が一発生した場合の具体的な対処法について、詳しく説明を求めましょう。
誠実な医師であれば、ネガティブな情報も包み隠さず説明し、あなたの不安に寄り添ってくれるはずです。
製剤の種類(例) | 特徴 | 持続期間の目安 |
---|---|---|
高凝集性・高架橋 | 形を保ちやすく、リフトアップ力に優れる | 約1年~2年 |
中等度の凝集性 | 自然な柔らかさとボリュームアップを両立 | 約1年 |
低凝集性(豊胸には不向き) | 柔らかいが形を保ちにくく、流れやすい | 半年~1年未満 |
どのような種類のヒアルロン酸製剤を使用するのか、その製剤名と特徴(硬さ、持続期間など)を必ず確認してください。
また、あなたの希望を叶えるために、どれくらいの量(cc)が必要になるのか、その量の根拠についても説明を求めましょう。
必要以上に多い量を勧めたり、製剤に関する質問に曖昧に答えたりするような場合は注意が必要です。安全性が確認された、豊胸用途に適した製剤を使用しているかどうかが重要なポイントです。
前述のクリニック選びとも重なりますが、カウンセリングの最終段階で、費用について再確認することが大切です。
提示された見積もりに、診察料、麻酔代、薬代、施術後の検診費用などがすべて含まれているかを確認します。
「もしヒアルロン酸を追加で注入したくなった場合、料金はどうなりますか?」「万が一、溶解注射が必要になった場合の費用はかかりますか?」など、起こりうる状況を想定して費用のことを聞いておくと、後々の金銭的なトラブルを防ぐことができます。
後悔しないためには、施術の良い面だけでなく、悪い面もしっかりと理解した上で、冷静に判断することが求められます。
ヒアルロン酸豊胸が本当にご自身に適した施術なのかを見極めるために、ここで改めてメリットとデメリットを整理しておきましょう。
ヒアルロン酸豊胸の最大のメリットは、その手軽さにあります。
また、「可逆性」がある点も大きな利点です。万が一、仕上がりに満足できなかったり、しこりができてしまったりした場合でも、ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)で元に戻すことが可能です。
この「やり直しがきく」という安心感は、他の豊胸術にはない特徴です。
一方で、デメリットも存在します。最も大きなデメリットは、効果が永続的ではないことです。ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されていくため、形を維持するためには定期的な追加注入が必要です。
これは、長期的に見ると費用がかさむことを意味します。
また、大幅なサイズアップ(2カップ以上)を望む方や、重度の下垂がある方には、ヒアルロン酸豊胸では満足のいく結果を得るのが難しい場合があります。
デザインにも限界があることを理解しておく必要があります。
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
施術 | 短時間、傷跡が小さい、ダウンタイムが短い | 大幅なサイズアップは困難、デザインに限界 |
持続性 | 気に入らなければ元に戻せる(可逆性) | 効果は一時的で、維持には追加注入が必要 |
費用 | 1回あたりの費用は他の豊胸術より安い傾向 | 長期的に見ると費用がかさむ可能性がある |
ご自身の希望やライフスタイルによっては、ヒアルロン酸豊胸以外の選択肢が適している場合もあります。
例えば、半永久的な効果と自然な感触を求めるなら「脂肪注入豊胸」、大幅なサイズアップを確実に実現したいなら「シリコンバッグ豊胸」などが考えられます。
それぞれの施術の長所と短所を比較検討し、ヒアルロン酸豊胸が本当に自分にとってベストな選択なのかを総合的に判断することが、後悔を避けるために重要です。
カウンセリングでは、他の施術方法についても情報提供を求め、視野を広げて検討することをお勧めします。
施術が無事に終わっても、安心するのはまだ早いです。ダウンタイム中の過ごし方が、最終的な仕上がりやトラブルの発生率に影響を与えることがあります。
医師の指示を守り、バストを安静に保つことが、後悔しないための最後の仕上げとなります。
ヒアルロン酸豊胸のダウンタイムは、他の豊胸術に比べて短いのが特徴ですが、全くないわけではありません。一般的に、大きな腫れや痛みは2~3日、内出血は1~2週間程度で落ち着きます。
施術直後は、バストの張り感や、動いたときの軽い痛み、注入部位の赤みなどが見られることがあります。これらは通常の経過であり、時間とともに軽快していきます。
症状 | 期間の目安 | 対処法 |
---|---|---|
痛み・腫れ | 2日~1週間 | 処方された痛み止めを服用、安静にする |
内出血 | 1~2週間 | 時間経過で自然に吸収されるのを待つ |
バストの張り | 数日~1週間 | 締め付けの強い下着を避ける |
ダウンタイム中は、血行が良くなる行為を避けることが基本です。血流が促進されると、腫れや痛みが長引く原因となります。
また、注入したヒアルロン酸が安定するまでは、外部からの圧迫や刺激にも注意が必要です。
これらの注意点を守り、バストを優しく扱うことが、綺麗な形を定着させることにつながります。
通常のダウンタイムの症状とは異なる、強い痛みや腫れ、熱感、皮膚の変色などが現れた場合は、感染症や血行障害などのトラブルが起きている可能性があります。
自己判断で様子を見たりせず、直ちに施術を受けたクリニックに連絡し、医師の診察を受けてください。早期発見・早期対応が、問題を深刻化させないために最も重要です。
そのためにも、緊急時の連絡先や対応方法を事前に確認しておくことが安心につながります。
どれだけ慎重に準備をしても、結果に満足できない、あるいはトラブルが起きてしまう可能性はゼロではありません。
しかし、ヒアルロン酸豊胸には修正する手段があることを知っておけば、過度な不安を抱く必要はありません。ここでは、後悔してしまった場合の具体的な対処法について解説します。
仕上がりの形が気に入らない、しこりが気になる、といった場合に最も一般的な修正方法が「ヒアルロン酸溶解注射(ヒアルロニダーゼ)」です。
これは、ヒアルロン酸を分解する酵素を注入し、ジェルを溶かして体内に吸収させる治療です。
注入後、数時間から数日で効果が現れ始め、1~2週間で注入したヒアルロン酸をほぼリセットすることができます。溶解後に、再度ヒアルロン酸を注入して形を整えることも可能です。
この「元に戻せる」という点が、ヒアルロン酸豊胸の大きなセーフティーネットと言えます。
悩み | 主な修正方法 | 特徴 |
---|---|---|
形が不自然、左右差 | ヒアルロン酸溶解注射、追加注入 | 一度リセットしたり、足りない部分を補ったりして調整 |
軽度のしこり | ヒアルロン酸溶解注射、マッサージ | しこりを溶かしたり、ほぐしたりして改善を目指す |
重度のしこり、感染 | 外科的切除、切開排膿 | 物理的にしこりや膿を取り除く手術が必要 |
溶解注射で対応できないほど硬くなったしこり(被膜拘縮が強く起きたもの)や、感染によって膿の塊(膿瘍)ができてしまった場合は、外科的な手術が必要になることがあります。
局所麻酔下で皮膚を小さく切開し、そこからしこりや膿を直接取り除く処置です。これは体への負担も大きく、傷跡が残る可能性もあるため、最終的な手段となります。
このような事態を避けるためにも、最初のクリニック選びと、施術後の適切なケアが非常に重要です。
修正治療を検討する際は、最初の施術以上に慎重な判断が求められます。
まずは、施術を受けたクリニックに相談するのが第一選択ですが、もしそのクリニックに不信感がある場合は、他のクリニックでセカンドオピニオンを求めることも一つの方法です。
修正治療は、通常の施術よりも難易度が高い場合が多いため、他院の修正治療の実績が豊富な医師を探すことが重要です。
焦って決断せず、複数の専門家の意見を聞いた上で、最も信頼できる方法を選択しましょう。
最後に、ヒアルロン酸豊胸を検討している方から多く寄せられる質問とその回答をまとめました。施術前の最後の不安解消にお役立てください。
施術中は、局所麻酔や麻酔クリームを使用するため、強い痛みを感じることはほとんどありません。
注射針を刺すチクッとした痛みや、ヒアルロン酸が注入される際の押されるような感覚がある程度です。
施術後は、筋肉痛に似た鈍い痛みが数日間続くことがありますが、処方される痛み止めでコントロールできる場合がほとんどです。
痛みの感じ方には個人差がありますが、日常生活に大きな支障が出るほどの痛みではないと考えてよいでしょう。
ヒアルロン酸は、乳腺組織を避けて、乳腺の下や大胸筋の下などのスペースに注入します。
そのため、正しく施術が行われれば、乳腺そのものを傷つけることはなく、将来の授乳機能に影響を与える可能性は極めて低いとされています。
ただし、100%リスクがないとは言い切れないため、妊娠・授乳の予定がある方は、カウンセリングの際に必ず医師にその旨を伝え、リスクについて詳しく説明を受けてください。
理論上は、ヒアルロン酸が吸収された後に繰り返し注入することは可能です。
しかし、短期間に何度も注入を繰り返したり、一度に大量の注入を続けたりすると、しこりや皮膚が伸びてしまうといったリスクが高まる可能性があります。
バストの状態を医師に定期的に診てもらい、適切な間隔と量を守って施術を受けることが重要です。
長期的な視点で、安全性を最優先に考えた治療計画を立ててくれる医師を選びましょう。
ヒアルロン酸豊胸の費用は、使用する製剤の種類と注入量によって大きく変動します。自由診療のため、クリニックによっても料金設定は様々です。
一般的には、100ccあたり20万円から40万円程度が相場とされていますが、あくまで目安です。
安さだけで選ばず、料金に含まれる内容(麻酔代、診察料など)や、医師の技術力、アフターフォロー体制などを総合的に判断して、コストパフォーマンスを考えることが大切です。
費用相場の目安(100ccあたり)
注入量 | 費用相場 | 期待できる効果 |
---|---|---|
100cc(片側50cc) | 20万円~40万円 | ハリが出る、谷間ができる、約0.5~1カップUP |
200cc(片側100cc) | 40万円~80万円 | 明確なボリュームアップ、約1~1.5カップUP |
以上
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ARIEL.BUST.CLINICでは日本形成外科学会専門医資格を有した医師が診療にあたっております。日本美容外科学会(JSAPS)正会員、ジュビダームビスタ認定医、VASER LIPO認定医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医資格、ICLS(Immediate Crdiac Life Support)を有し、各学会での発表も積極的に行っています。
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