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ARIEL.BUST.CLINIC(名古屋の脂肪吸引・注入・豊胸クリニック)バストアップヒアルロン酸注入による豊胸の特徴と持続性|施術の流れと効果

ヒアルロン酸注入による豊胸の特徴と持続性|施術の流れと効果

バストアップ
ヒアルロン酸注入による豊胸の特徴と持続性|施術の流れと効果
監修者

バストの大きさや形に関する悩みは、多くの女性が抱えるデリケートな問題です。

豊胸手術には様々な方法がありますが、中でもヒアルロン酸注入は、身体への負担が少なく、比較的気軽に受けられる施術として注目されています。

この記事では、「豊胸 ヒアルロン酸」に関心を持つ方々に向けて、ヒアルロン酸注入による豊胸の基本的な情報から、その特徴、メリット・デメリット、施術の流れ、効果の持続性、費用、そして他の豊胸術との比較まで、詳しく解説します。

施術を検討する上で必要な情報を網羅し、皆様の疑問や不安解消の一助となることを目指します。

ヒアルロン酸豊胸とは?基本的な知識

ヒアルロン酸豊胸は、人体にもともと存在する成分であるヒアルロン酸を主成分とした製剤をバストに注入し、ボリュームアップや形の調整を行う施術です。

メスを使わないため、手術に対する抵抗感が少ない点が特徴です。ここでは、ヒアルロン酸豊胸の基本について掘り下げていきます。

ヒアルロン酸の安全性

ヒアルロン酸は、もともと人間の皮膚や関節などに存在する多糖類の一種で、高い保水力を持っています。化粧品や医療分野で広く使用されており、アレルギー反応のリスクが低い成分として知られています。

豊胸に使用するヒアルロン酸製剤は、体内に注入するために特別に製造されたもので、安全性が考慮されています。

ただし、製品の種類や品質は様々であるため、信頼できるクリニックで、認可された製剤を使用することが重要です。時間の経過とともに体内に吸収される性質を持っています。

注入によるバストアップの考え方

ヒアルロン酸豊胸は、注入する量や部位を調整することで、バスト全体のボリュームアップだけでなく、谷間を作りたい、左右差を整えたい、デコルテ部分にハリを出したいといった、個々の希望に合わせた細やかなデザインが可能です。

医師がバストの状態や希望のデザインを確認し、適切な箇所に必要な量のヒアルロン酸を注入します。注入されたヒアルロン酸が組織内でスペースを作り、バストのボリュームを増加させます。

ヒアルロン酸注入の主な目的

目的内容期待できる効果
ボリュームアップバスト全体に注入し、サイズを大きくする1〜2カップ程度の自然なサイズアップ
形状の調整バストの上部や外側など、特定の部位に注入する左右差の改善、谷間の形成、デコルテのハリ改善
質感の改善皮膚の浅い層に注入するバスト全体のハリ感向上

他の豊胸術との違い

豊胸術には、ヒアルロン酸注入の他に、シリコンバッグ挿入や脂肪注入などがあります。シリコンバッグは半永久的な効果が期待できますが、手術が必要で身体への負担が大きくなります。

脂肪注入は自身の脂肪を使用するため異物反応のリスクは低いですが、定着率に個人差があり、十分な脂肪量が必要です。

ヒアルロン酸注入は、これらの中間に位置し、手術不要でダウンタイムが短く、効果は一時的という特徴があります。

それぞれの方法にメリット・デメリットがあるため、自身の希望やライフスタイルに合わせて選択することが大切です。

ヒアルロン酸豊胸の主な特徴とメリット

ヒアルロン酸豊胸が選ばれる理由には、いくつかの明確な特徴とメリットがあります。手軽さや自然な仕上がりを求める方にとって、魅力的な選択肢となり得ます。

ここでは、その主な利点について詳しく見ていきましょう。

身体への負担が少ない

ヒアルロン酸注入はメスを使用しないため、切開を伴う手術と比較して身体への負担が大幅に軽減されます。施術は注射によって行われ、通常は局所麻酔を使用するため、全身麻酔のリスクもありません。

施術時間も比較的短く、日帰りで受けられることがほとんどです。身体的なダメージが少ないことは、多忙な方や手術に抵抗がある方にとって大きなメリットと言えます。

ダウンタイムが短い

施術後の回復期間、いわゆるダウンタイムが短い点もヒアルロン酸豊胸の大きな利点です。個人差はありますが、多くの場合、施術当日から日常生活に戻ることが可能です。

注入部位に軽い腫れや内出血、痛みが出ることがありますが、数日から1週間程度で自然に治まることが一般的です。デスクワークなどであれば、翌日から仕事に復帰できるケースも少なくありません。

ただし、激しい運動や入浴などは一定期間制限される場合があります。

ダウンタイム中の一般的な症状と期間

症状一般的な期間対処法
腫れ・むくみ数日〜1週間程度安静にする、冷却(医師の指示に従う)
内出血1〜2週間程度自然に吸収されるのを待つ
痛み・違和感数日程度処方された痛み止めを服用

自然な仕上がりと感触

適切に注入されたヒアルロン酸は、もともとのバスト組織と馴染みやすく、見た目も感触も自然な仕上がりが期待できます。硬さや不自然な形になりにくく、周囲に気づかれにくいというメリットがあります。

注入量や注入箇所を細かく調整できるため、理想のバストラインに近い形を目指すことが可能です。

ただし、注入量が多すぎたり、不適切な層に注入されたりすると、しこりや不自然さを感じる可能性もあるため、経験豊富な医師による施術が重要です。

アレルギーのリスクが低い

前述の通り、ヒアルロン酸はもともと体内に存在する成分であるため、アレルギー反応を起こすリスクは極めて低いとされています。そのため、事前のパッチテストなどが不要な場合がほとんどです。

ただし、稀にアレルギー反応が起こる可能性もゼロではありません。また、製剤に含まれる添加物に対して反応が出る可能性も考えられます。

アレルギー体質の方や、過去にヒアルロン酸注入で問題があった方は、事前に医師に相談することが大切です。

考えられるデメリットや注意点

ヒアルロン酸豊胸は多くのメリットがある一方で、いくつかのデメリットや注意すべき点も存在します。施術を受ける前には、これらの点を十分に理解し、納得した上で判断することが重要です。

ここでは、考えられるリスクや注意点について解説します。

効果が永続的ではない

ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されるため、効果は永続的ではありません。使用するヒアルロン酸製剤の種類や注入量、個人の体質によって異なりますが、一般的に効果の持続期間は半年から2年程度とされています。

効果を維持するためには、定期的に追加注入を行う必要があります。これは、永続的な効果を求める方にとってはデメリットと感じられるかもしれません。

一方で、万が一仕上がりに満足できなかった場合でも、時間経過とともに元に戻る、あるいは修正が可能という見方もできます。

しこりや凹凸のリスク

注入技術や使用する製剤、体質によっては、注入部位にしこり(硬結)や凹凸が生じるリスクがあります。特に、一度に大量のヒアルロン酸を注入した場合や、皮膚の浅い層に注入した場合に起こりやすいとされています。

多くのしこりは時間とともに吸収されたり、マッサージなどで改善したりしますが、場合によってはヒアルロン酸溶解注射による処置が必要になることもあります。

経験豊富な医師を選ぶこと、適切な注入量を守ることがリスク軽減につながります。

しこりリスクを低減するためのポイント

  • 経験豊富な医師を選ぶ
  • 一度に大量注入しない
  • 適切な層への注入
  • 質の高い製剤の使用

感染症のリスク

注射を用いる施術である以上、頻度は低いものの、感染症のリスクはゼロではありません。注入部位が赤く腫れたり、熱感を持ったり、痛みが増強したりする場合は、感染の可能性があります。

施術を行うクリニックの衛生管理体制が重要です。清潔な環境で、滅菌された器具を使用し、適切な消毒を行うことで、感染リスクは最小限に抑えられます。

施術後に異常を感じた場合は、速やかにクリニックに連絡し、指示を仰ぐことが大切です。

費用が継続的にかかる可能性

効果が永続的ではないため、理想の状態を維持するためには定期的な追加注入が必要となり、その都度費用が発生します。

1回の施術費用は他の豊胸術と比較して抑えられる場合が多いですが、長期的に見ると総額が高くなる可能性があります。

施術を受ける前に、1回の費用だけでなく、効果の持続期間や追加注入の頻度、費用なども含めて、長期的なコストを考慮することが重要です。

クリニックによっては、複数回の注入プランやメンテナンスプランを用意している場合もあります。

費用に関する考慮事項

項目内容確認ポイント
初回費用カウンセリング料、施術料、ヒアルロン酸製剤費用など総額に含まれるもの、含まれないもの
追加注入費用効果維持のための再注入にかかる費用注入量あたりの単価、割引プランの有無
その他費用麻酔代、薬代、検診料など施術費用以外に必要な費用の有無

施術の具体的な流れ

ヒアルロン酸豊胸を検討する上で、実際にどのような手順で施術が進むのかを知っておくことは安心につながります。

ここでは、一般的な施術の流れを、カウンセリングからアフターケアまで順を追って説明します。

カウンセリングと診察

まず、医師によるカウンセリングと診察が行われます。ここでは、患者様のバストに関する悩みや希望(サイズ、形など)を詳しくヒアリングします。

同時に、医師がバストの状態(大きさ、形、皮膚の厚み、左右差など)や全身の健康状態を確認します。

この情報をもとに、ヒアルロン酸注入が適しているか、どのようなデザインが可能か、期待できる効果、考えられるリスク、費用などについて詳細な説明があります。

疑問や不安な点は、この段階で遠慮なく質問し、解消しておくことが大切です。

デザインとマーキング

カウンセリングで決定した内容に基づき、具体的な注入箇所と注入量を決定し、皮膚にマーキングを行います。患者様は鏡を見ながら、医師と最終的な仕上がりイメージを確認します。

左右差の調整や谷間の形成など、細かな希望を反映させるための重要な工程です。正確なマーキングが、理想のバストラインを実現するために必要です。

麻酔と消毒

施術部位とその周辺を丁寧に消毒します。感染予防のために非常に重要な処置です。その後、注入時の痛みを軽減するために麻酔を行います。

一般的には、注入部位に局所麻酔の注射、または麻酔成分配合のクリームを塗布します。クリニックによっては、笑気麻酔などを併用する場合もあります。麻酔の方法は、痛みの感じ方や希望に応じて選択できます。

麻酔の種類と特徴

麻酔の種類方法特徴
局所麻酔注射注入部位に直接麻酔薬を注射効果が確実、注射時の痛みあり
麻酔クリーム皮膚表面に麻酔成分配合のクリームを塗布手軽、深部への効果は限定的
笑気麻酔鼻から麻酔ガスを吸入リラックス効果、痛みを和らげる補助

ヒアルロン酸の注入

マーキングに従って、医師が慎重にヒアルロン酸を注入していきます。細い針やカニューレ(先端が丸い管)を使用し、皮膚の深層や乳腺下など、適切な層に注入します。

注入中は、バストの形や左右のバランスを確認しながら、丁寧に作業を進めます。注入量や部位にもよりますが、施術時間はおおむね30分から1時間程度です。

患者様は、施術中に違和感や痛みを感じた場合は、すぐに医師に伝えることができます。

施術後の確認とアフターケア

注入後、医師と一緒に仕上がりを確認します。その後、注入部位の状態をチェックし、必要に応じて冷却や保護を行います。

アフターケアに関する説明(日常生活での注意点、薬の服用方法、次回の検診時期など)を受け、問題がなければ帰宅となります。多くの場合、入院の必要はありません。

帰宅後も、指示された注意点を守り、異常を感じた場合は速やかにクリニックに連絡することが重要です。

効果の持続期間とメンテナンス

ヒアルロン酸豊胸の効果は永続的ではないため、その持続期間と、効果を維持するためのメンテナンスについて理解しておくことが大切です。

ここでは、効果がどのくらい続くのか、そして長持ちさせるためのポイントについて解説します。

一般的な持続期間

ヒアルロン酸豊胸の効果持続期間は、使用するヒアルロン酸製剤の種類、注入量、注入部位、そして個人の体質(代謝速度など)によって大きく異なります。一般的には、半年から2年程度が目安とされています。

比較的粒子が大きく吸収されにくいタイプの製剤は長持ちする傾向がありますが、その分、感触が硬めになる可能性もあります。逆に、粒子が小さい製剤は馴染みやすく自然な感触ですが、吸収は早めです。

カウンセリング時に、使用する製剤の特徴と予想される持続期間について、医師から説明を受けることが重要です。

ヒアルロン酸製剤の種類と持続期間(目安)

製剤のタイプ特徴持続期間(目安)
粒子が小さいタイプ柔らかく自然な感触、馴染みやすい半年〜1年程度
粒子が大きいタイプボリュームを出しやすい、吸収されにくい1年〜2年程度
混合タイプ両者のバランスを取ったタイプ製品により異なる

効果を長持ちさせる要因

ヒアルロン酸の吸収速度には個人差がありますが、いくつかの要因が持続期間に影響を与えると考えられています。

例えば、代謝が活発な方や、注入部位を頻繁に動かすような生活習慣(激しい運動など)がある方は、吸収が早まる可能性があります。

また、喫煙や過度な飲酒も、血行に影響を与え、吸収を促進する可能性が指摘されています。

規則正しい生活習慣を心がけ、施術後の指示(マッサージの禁止など)を守ることが、効果を少しでも長持ちさせるためには大切です。

持続期間に影響を与える可能性のある要因

  • 個人の代謝速度
  • 生活習慣(運動、喫煙、飲酒)
  • 注入部位への物理的な刺激
  • 使用したヒアルロン酸製剤の種類と量

追加注入(メンテナンス)の考え方

ヒアルロン酸が徐々に吸収され、効果が薄れてきたと感じたタイミングで、追加注入(メンテナンス)を検討します。完全に吸収される前に追加注入を行うことで、より少ない量で効果を維持できる場合があります。

追加注入の頻度やタイミングは、個人の希望やバストの状態、前回の注入からの経過期間などを考慮して、医師と相談の上で決定します。

定期的なメンテナンスを行うことで、長期的に理想のバストサイズや形を維持することが可能です。

吸収後のバストの状態

ヒアルロン酸は体内で分解・吸収されるため、理論上は注入前の状態に戻ります。ただし、注入によって皮膚が伸びたり、組織に変化が生じたりする可能性はゼロではありません。

特に、過度な量の注入を繰り返した場合などは、バストの形やハリに影響が出ることが考えられます。適切な量と頻度を守ることが、長期的なバストの健康と美しさを保つ上で重要です。

吸収後の状態について不安がある場合は、カウンセリング時に医師に確認しておきましょう。

費用に関する情報

ヒアルロン酸豊胸を検討する上で、費用は重要な判断材料の一つです。どのくらいの費用がかかるのか、費用の内訳はどうなっているのかを事前に把握しておくことが大切です。

ここでは、ヒアルロン酸豊胸の費用相場や、費用に関連する注意点について解説します。

費用相場と内訳

ヒアルロン酸豊胸の費用は、注入するヒアルロン酸の量(cc単位)によって決まるのが一般的です。費用相場はクリニックや使用する製剤の種類によって異なりますが、一般的に1ccあたり数千円から1万円程度が目安となります。

例えば、両側で合計100cc注入する場合、数十万円程度の費用がかかる計算になります。

費用には、ヒアルロン酸製剤の料金のほか、診察料、麻酔代、技術料などが含まれる場合と、別途必要となる場合があります。

カウンセリング時に、総額でいくらかかるのか、費用の内訳を明確に確認することが重要です。

一般的な費用構成要素

費用項目内容含まれる/別途の確認
ヒアルロン酸製剤料使用するヒアルロン酸の料金(cc単位)通常は基本料金に含まれることが多い
技術料(注入料)医師の施術に対する料金製剤料に含まれるか確認
麻酔代局所麻酔や麻酔クリームなどの費用別途の場合あり
診察料・検査料カウンセリングや事前の検査にかかる費用初診料・再診料の有無を確認

注入量と費用の関係

当然ながら、注入するヒアルロン酸の量が多ければ多いほど、費用は高くなります。どのくらいのサイズアップを希望するかによって、必要な注入量は変わってきます。

一般的に、1カップ程度のサイズアップを目指す場合、片側50cc〜100cc程度(両側で100cc〜200cc)の注入が必要とされることが多いようです。

ただし、もともとのバストの大きさや皮膚の伸展性によっても必要な量は異なります。カウンセリングで医師と相談し、希望の仕上がりと予算のバランスを考慮しながら、適切な注入量を決定することが大切です。

クリニックによる価格差

ヒアルロン酸豊胸の費用は、クリニックによって差があります。

価格差が生じる要因としては、立地、広告宣伝費、使用するヒアルロン酸製剤の種類や品質、医師の経験や技術力、アフターケアの充実度などが考えられます。

単に価格が安いという理由だけでクリニックを選ぶのではなく、安全性や信頼性、技術力、カウンセリングの丁寧さなどを総合的に評価し、納得できるクリニックを選ぶことが重要です。

複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討するのも良いでしょう。

追加注入やメンテナンスの費用

前述の通り、ヒアルロン酸豊胸の効果を維持するためには、定期的な追加注入が必要です。そのため、初回だけでなく、メンテナンスにかかる費用も考慮に入れておく必要があります。

クリニックによっては、追加注入の際に割引料金が適用されたり、複数回の注入をセットにしたプランが用意されていたりする場合もあります。長期的な視点でコストパフォーマンスを考えることも大切です。

他の豊胸術との比較

豊胸を考える際、ヒアルロン酸注入以外にもいくつかの選択肢があります。代表的なものとして、シリコンバッグ挿入と脂肪注入が挙げられます。

それぞれの方法にメリットとデメリットがあり、どの方法が自分に適しているかは、個人の希望や体質、ライフスタイルによって異なります。

ここでは、ヒアルロン酸注入と他の豊胸術を比較し、それぞれの特徴を明確にします。

シリコンバッグ挿入との比較

シリコンバッグ挿入は、脇の下や乳房の下などを数センチ切開し、シリコン製のバッグを乳腺下または大胸筋下に挿入する方法です。大幅なサイズアップが可能で、効果が半永久的に持続する点が最大のメリットです。

一方、全身麻酔が必要な手術であり、身体への負担が大きく、ダウンタイムも比較的長くなります。

また、切開による傷跡が残ることや、バッグの破損、被膜拘縮(バッグの周りが硬くなる)などのリスクも考慮する必要があります。

ヒアルロン酸注入 vs シリコンバッグ挿入

比較項目ヒアルロン酸注入シリコンバッグ挿入
手術の有無なし(注射)あり(切開)
持続性一時的(半年〜2年)半永久的
ダウンタイム短い長い
仕上がり自然、微調整可能形が明確、大幅な変化可能
主なリスクしこり、吸収破損、被膜拘縮、感染

脂肪注入との比較

脂肪注入は、自身の太ももやお腹などから吸引した脂肪を、不純物を取り除いてバストに注入する方法です。自分の組織を使用するため、アレルギーや異物反応のリスクが極めて低い点がメリットです。

また、脂肪吸引による部分痩せ効果も期待できます。仕上がりも自然で柔らかいですが、注入した脂肪が生着する割合(定着率)に個人差があり、一度に大幅なサイズアップは難しい場合があります。

脂肪吸引と注入の両方の処置が必要なため、身体への負担はヒアルロン酸注入より大きくなります。十分な脂肪量がないと施術できない点も考慮が必要です。

ヒアルロン酸注入 vs 脂肪注入

比較項目ヒアルロン酸注入脂肪注入
材料ヒアルロン酸製剤自己脂肪
アレルギーリスク低い極めて低い
定着・持続性吸収される(半年〜2年)一部定着し半永久的(定着率に個人差)
ダウンタイム短い中程度(脂肪吸引部位含む)
主なリスクしこり、吸収しこり、石灰化、定着率の変動

自分に合った方法の選び方

どの豊胸術が最適かは、個人の希望、体質、ライフスタイル、予算などによって異なります。

豊胸術選択のポイント

  • **手軽さ・ダウンタイム重視なら:** ヒアルロン酸注入
  • **永続性・大幅なサイズアップ希望なら:** シリコンバッグ挿入
  • **自己組織利用・自然な仕上がり重視なら:** 脂肪注入

それぞれのメリット・デメリットを十分に理解し、医師とよく相談した上で、自分にとって最も納得のいく方法を選択することが重要です。複数の方法についてカウンセリングを受け、比較検討することをお勧めします。

よくある質問

ヒアルロン酸豊胸に関して、多くの方が疑問に思う点や不安に感じる点について、Q&A形式でまとめました。

痛みはどのくらいありますか?

注入時には、注射針を刺す痛みと、ヒアルロン酸が組織内に入る際の圧迫感を感じることがあります。通常は局所麻酔や麻酔クリームを使用するため、痛みは大幅に軽減されます。

痛みの感じ方には個人差がありますが、多くの方が我慢できる程度の痛みです。施術後数日間は、軽い鈍痛や圧痛を感じることがありますが、処方される痛み止めで対応可能です。

痛みが心配な方は、カウンセリング時に遠慮なく相談してください。笑気麻酔など、痛みを和らげるための他の選択肢を提案してもらえる場合もあります。

施術後の生活で気をつけることは?

施術当日は、激しい運動、長時間の入浴、飲酒は避けるように指示されることが一般的です。注入部位への強いマッサージや圧迫も、数週間は避ける必要があります。

軽いシャワーは当日から可能な場合が多いですが、クリニックの指示に従ってください。内出血や腫れを悪化させないためにも、血行が良くなるような行為は控えめにすることが推奨されます。

また、うつ伏せ寝もバストへの圧迫となるため、しばらくは避けた方が良いでしょう。具体的な注意点は、施術後にクリニックから詳しく説明があります。

授乳中でも施術を受けられますか?

一般的に、妊娠中や授乳中のヒアルロン酸注入は推奨されていません。ヒアルロン酸自体が胎児や母乳に直接的な悪影響を与えるという確固たる証拠はありませんが、安全性が完全に確立されているわけではありません。

また、妊娠・授乳期はホルモンバランスの変化により体調が不安定になりやすく、バストの状態も変化するため、施術に適した時期とは言えません。

卒乳し、ホルモンバランスとバストの状態が安定してから、改めて検討することをお勧めします。必ず医師に妊娠・授乳中であること、またはその可能性があることを伝えてください。

レントゲンやマンモグラフィ検査への影響は?

ヒアルロン酸が注入されていると、マンモグラフィ検査で白く写り、乳がん検診の妨げになる可能性があります。そのため、検診を受ける際には、必ず事前にヒアルロン酸注入を受けていることを担当医や技師に申告する必要があります。

申告があれば、医師はそれを考慮して読影を行います。超音波(エコー)検査では、ヒアルロン酸の有無や状態を確認できます。検診の精度を保つためにも、医療機関への情報提供は非常に重要です。

検診時の注意点

  • 必ずヒアルロン酸注入の事実を申告する
  • 可能であれば注入時期や量を伝える
  • 超音波検査の併用も検討する

万が一、仕上がりに満足できなかった場合は?

ヒアルロン酸豊胸のメリットの一つは、修正が可能である点です。もし仕上がりの形や大きさに満足できなかった場合、ヒアルロン酸を追加注入して調整することができます。

また、「ヒアルロニダーゼ」というヒアルロン酸を分解する酵素を注射することで、注入したヒアルロン酸を溶かして減らす、あるいは元に近い状態に戻すことも可能です。

ただし、溶解注射にもリスクや限界はあります。まずは施術を担当した医師に相談し、どのような対応が可能かを確認することが大切です。修正には別途費用がかかる場合があります。

以上

参考文献

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