コンデンスリッチファット(CRF)豊胸
こんな方におすすめ
- 自然にバストアップしたい
- 人工的なものを入れるのは抵抗がある
- 部分痩せしたいパーツがある
- 定着率の高い脂肪注入豊胸をしたい
目次
コンデンスリッチファット豊胸とは
脂肪注入豊胸の1つで、脂肪吸引で採取した脂肪から、不純物を取り除いた脂肪を胸に注入する方法です。
自分の脂肪を使うため、定着すれば見た目も触感も自然な仕上がりになります。平均1〜1.5カップのサイズアップが可能で、基本的にはメンテナンスは必要ありません。
無駄な体液や老化細胞を除き、健全な脂肪を注入できるため、通常の脂肪注入豊胸と比べて定着率が高く脂肪壊死(血流が回らず脂肪が死んでしまう状態)やしこりが起こりにくいと言われています。
コンデンスリッチファット豊胸の仕組みと技術
従来の脂肪注入豊胸は、時間をおき分離した麻酔液(チュメセント)のみを廃棄し、残った脂肪を注入します。
一方、コンデンスリッチファット豊胸の場合は
- コンデンスリッチファット(健全な脂肪)
- 排泄オイル(死活・老化細胞)
- 血液・細胞膜など
の3つの要素に分離させ「コンデンスリッチファット」のみを抽出することができるため、健全な脂肪細胞のみを注入することができます。
コンデンスリッチファットは遠心分離機「LIPOMAX-SC」と「ウェイトフィルター」の技術を利用し脂肪を加工します。単に遠心分離を行うだけではなく、圧力を加えることで死活細胞や老化細胞を押し潰して取り除くことができます。
【LIPOMAX-SC】
FDA(アメリカ食品医薬品局)に認可を受けた遠心分離機。
健全な脂肪を残し、死活・老化した細胞だけを破壊することができます。
【ウェイトフィルター】
ウェイトフィルターの重みを利用し、通常の遠心分離の約25倍のG(圧力)をかけることで老いた弱い細胞を液状化して排泄します。(排泄オイル)
これらのプロセスは密室状態にされたシリンジ内で行います。脂肪が空気に触れることがないため、感染症などのリスクを大幅に削減しています。
コンデンスリッチファット豊胸で当院が選ばれる理由
自然な仕上がり
乳首上下と前の脇から脂肪注入を行うことで、傷は目立たず、気にならないようこだわっています。
また鳩胸にならないよう、自然な仕上がりになるようデザインしながら注入を行います。
しこりを防ぐ取り組み
脂肪豊胸のリスクの1つにしこりがあります。しこりを防ぐポイントは「注入する層」「脂肪の太さ」「注入量」の主に3つです。
当院では、2.4mmヌードルインジェクション」という技術を用い、脂肪を麺状に伸ばして皮下・乳腺下・筋肉内・筋肉下の4層に細かく注入します。
また、大量の脂肪を注入すると定着せずしこりになる恐れがあるため、片胸200〜250cc程度で適切な量を注入します。
脂肪採取へのこだわり
当院では超音波で脂肪のみを溶かして吸引を行う、ベイザー脂肪吸引を採用しています。
ベイザー脂肪吸引は脂肪の浅い層〜深い層までムラなく取り除くことができるため、大量の脂肪を吸引することができます。
脂肪のみにアプローチし、周辺組織にダメージを与えることなく吸引ができるため、術後は組織が自然にタイトニングし、皮膚のたるみや凹凸を避けることができます。
傷跡は吸引部によって異なりますが、5mm程度の最小限の傷に止めることで目立たないよう工夫しています。
質の高い美容医療を適正な価格で
コンデンスリッチファット豊胸の場合、1回に注入できる量には上限があるため、より大きいサイズを希望する方には2回の注入を推奨しています。
満足のいく豊胸をリーズナブルに受けていただくために、当院では2回セットのプランを設けております。
また、お客様が不安を感じることなく治療を受けられるよう、料金について明確に説明することを徹底しています。
どのような些細なことでも構いませんので、疑問や不安があればお気軽にご相談ください。
充実したアフターケア
術後も注入した脂肪がしっかり定着するのを見届け、それをご報告するまでが私たちの責任です。術前術後もLINEで個別に対応し不安に寄り添います。
また、術前だけでなく術後6ヶ月以降にもエコー検診を行っています。万が一オイルシストが発生した場合にもその際に処置を行い、しこりの発生を防ぎます。
施術の流れ
麻酔
静脈麻酔を点滴し、眠っている間に手術を行います。手術時間は3時間程度です。
痛み止めも併用するため、手術中の痛みや不快感はほとんどありません。
※ご希望の方には全身麻酔も可能です。
チュメセント液の注入
脂肪吸引部を3mmほど切開して穴を作り、痛み止めや止血剤の入った液体(チュメセント)を皮下脂肪に注入します。
カニューレ操作による摩擦から皮膚を保護するため器具(スキンポート)も装着します。
脂肪吸引
ベイザー波で脂肪を周辺組織から分離させて吸引しやすい状態にした後、カニューレで脂肪を吸引します。吸引後は麻酔薬を絞り出し、傷を縫合します。
採取した脂肪の麻酔液を捨てる
脂肪の入ったシリンジを10分程度放置し、麻酔液を分離させ破棄します。
遠心分離機にかける
麻酔液を破棄したシリンジを遠心分離機にかけます。
不要な要素を破棄する
- コンデンスリッチファット(健全な脂肪)
- 排泄オイル(死活・老化細胞)
- 血液・細胞膜など
の3つに分かれたら、排泄オイルと血液・細胞膜を破棄します。
コンデンスリッチファットを胸に注入する
健全な脂肪のみを注射器で胸に注入します。
料金
コンデンスリッチファットの料金
コンデンスリッチファット 豊胸採取1部位 | 880,000円 |
コンデンスリッチファット 豊胸採取2部位 | 1,100,000円 |
コンデンスリッチファット 豊胸採取3部位 | 1,320,000円 |
コンデンスリッチファット 豊胸採取4部位 | 1,540,000円 |
コンデンスリッチファット 豊胸2回セット | 1,980,000円 |
モニター割引あり
麻酔・検査代
上記に加え、別途麻酔代・血液検査代がかかります。
麻酔代(静脈麻酔、内服代) | 110,000円 |
麻酔代(全身麻酔、内服代) | 220,000円 |
血液検査 | 7,000円 |
※他院術後や修正などでエコー検査を行う場合は別途11,000円(税込)かかります
コンデンスリッチファット豊胸のダウンタイム
コンデンスリッチファット豊胸は脂肪吸引を同時に行うため、胸と吸引部にダウンタイムが起こります。
バスト
張り | 数日 |
内出血 | 1〜2週間で目立たなくなる |
注入は注射器で行うため、胸の傷はほとんど残りません。
脂肪吸引部
腫れ・内出血 | 腫れ:1〜2週間程度 内出血:1〜2週間程度だが頻度は稀 |
痛み | 1週間程度 |
拘縮(吸引部位が硬くなる期間) | 2〜4週間で拘縮を実感し、3〜6ヶ月で改善する |
洗顔やシャワーは翌日から可能ですが、患部を擦らないように注意してください。
また、症状が落ち着くまでは辛いものや塩分の多い食事、飲酒は避けましょう。腫れやむくみが悪化する可能性があります。
コンデンスリッチファット豊胸の副作用・リスク
バスト
オイルシスト | 注入した脂肪組織に血流が回らず、壊死してオイル化することがあります |
しこり | 注入した脂肪組織に血流が回らず、壊死してしこりになることがあります。時間の経過とともに石灰化することもあるため、除去を検討します |
脂肪吸引部
凹凸 | 皮膚表面に凹凸が発生する可能性があります |
左右差 | 左右のバランスに違いが出ることがあります |
色素沈着 | 稀に茶色いシミのようなものが生じることがあります |
皮膚壊死 | 過度な脂肪吸引や感染により、手術部位の皮膚がダメージを受けて壊死をすることがあります |
期待した仕上がりとの不一致 | 最終的な見た目が、事前に期待していたものと異なる場合があります |
感染症 | 傷口から細菌が入り感染症を起こす可能性があります。切開を伴う施術に共通して起こりうるリスクです |
コンデンスリッチファット豊胸の注意事項
脂肪の定着率を下げると言われる喫煙、ダイエット、マッサージは、術後3ヶ月は避けてください。