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監修者 石塚 紀行
SNSで度々起こる脂肪豊胸かシリコン豊胸かどちらが優れているか論争、見たことある方ならまたかと感じたと思います。初めて見る方は、戸惑うと思います。以下に、私見を書いていくので参考にしてください。
目次
豊胸なら胸を大きくするんじゃないの?と思った方、違います。サイズを意識するのか、形を意識するのかで違ってきます。
英語ではBreast Augmentationといって、意味は乳房の増大、拡張を意味します。日本語が医学的には乳房増大術なのですが、親しみやすく豊胸と定着しているのでいかにも大きくなりそうなことに全振りしたネーミングで勘違いしますが、元は増大や拡張でサイズを大きくしたり、形を整えて大きくするという意味なんですね。

自然ですね。しっかりと大きくもなっていますが、とんでもなく大きくはなっていません。
なぜなら、脂肪はバストに200cc注入できたとしても定着は半分だからです。
また、手術の性質上、全体へ注入を行うため全体がボリュームアップして形を整えることがメインであり、シリコンのように大きな塊が高さを底上げするわけではないからです。
つまり脂肪豊胸は、全体的なボリューム増加による形を整えつつ少しサイズアップする手術なのです。
自身の脂肪を使ってお引越しするので、同時にボディラインが整ってキレイになるため一石二鳥な手術ともいえます。
また、自身の組織であるので、適切に技術と経験がある術者が行えばしこり発生はかなり低く、異物反応やメンテナンスも不要で柔らかい自然なバストを作り上げられます。
デメリットは、2カップ以上大きくしたい場合は2回、3回と必要であること、手術自体はいわゆる直美でもできてしまうため格安で技術を伴っていない手術が蔓延していることです。
そのため、術者が増えしこり問題が昨今になり多くなってきてSNSでも叩かれるという事態になっているわけです。
あとはネーミングでいかにも大きくなりそうと思い込んだり、SNSでたまたまうまく行ったチャンピオン症例を信じてしまい思ったほど大きくなっていないというそもそも希望している胸を作るのに脂肪豊胸でよかったのかというトラブルも多いです。
ボディラインも整えつつ、バストの形をキレイにして少しボリュームアップするというのが理想、自然さは絶対欲しくて大きさも欲しい2回脂肪吸引をしても良い、というのであれば脂肪豊胸が良い適応です。

かなり大きくなっていて、術前後で変化が一目でわかりますね。
これがシリコン豊胸の特徴です。高さ、厚みのあるシリコンインプラントを乳腺の下に入れることで一気に底上げされます。
シリコンは性質上、脂肪より硬くて形が保ちやすい、塊がドンと入ることで大きさを一気に出すことができる方法になります。
デメリットとしては、シリコンを入れる範囲を剥離しなければならないので術後に腕をあげたりなどで痛みが続きやすいこと、痩せ型や元の乳腺サイズが小さい場合はやや不自然さが目立つ点です。
あとはシリコン自体は質が良いので昔ほど破損はないですが、位置のズレや人体の反応による被膜拘縮、石灰化などは起きうるためメンテナンスは必要になってきます。
脂肪と違って一度で確実に2カップ以上サイズを上げたい方にはシリコンが選択肢に上がります。
体型や元の胸によっては自然に仕上がることもありますが、胸に悩まれている方は痩せている方も多いのでどんなに上手く行ってもやはり不自然な形にはなります。
その不自然さをなるべく解消するために、脂肪注入とシリコン豊胸を併せたハイブリッド豊胸という方法もあります。
気になっているのは胸の大きさで、とにかく胸を大きくしたい、手術は1回で済ませたい、という場合はシリコンがいい適応になります。体格によってはハイブリッドをした方がいい場合もあります。
以上です。まとめると、脂肪は形を整えることがメイン、シリコンは大きさを出すことがメインだと思ってください。
どちらが優れているとかはありません。どちらもいい手術であり、使いこなす術者次第です。
ゲストがどういった変化を求めているか、理想はどういったバストかを汲み取ってしっかりカウンセリングで擦り合わせて、適切な手術方法で行うことの方が術式の遊れるより重要です。
SNSなんて所詮はポジショントークの集まりですから…。
豊胸に限った話ではないのですが、どんな施術も術者の技量がとても重要です。
安い店や物には必ず理由がありますよね。
高級なお寿司屋さんと回転寿司が全てにおいて全くレベルが違うように、安いホテルや高級ホテルで接客から何から全てが違うように、美容医療は保険と違ってそのほかの業態と同じようにクリニックに差があります。
お寿司を単純に食べたいという欲を満たすのであれば回転寿司でもいいですが、そこでは間違っても至高の技術は体験できません。
値段やSNSなどで選ばす、足を運んで見て聞いて、しっかりと選んでください。
大事なあなた自身の身体や命のことですので。飲食店や美容院みたいに、なんかイマイチだったなでは取り返しがつきません。
形成外科専門医、美容外科専門医(JSAPS)で確かな技術と経験を持って、日々診療を行っている当院にぜひお任せください。
ではまた。
監修医情報

石塚 紀行
ARIEL.BUST.CLINIC 院長
経歴
2013年 獨協医科大学医学部医学科 卒業
2013年 獨協医科大学病院 臨床研修センター
2015年 獨協医科大学病院 形成外科・美容外科入局
2017年 足利赤十字病院 形成外科 入職
2018年 獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教
2020年 さいたま赤十字病院 形成外科 入職
2021年 THE CLINIC 入職
2023年 THE CLINIC 大阪院・名古屋院 副院長就任
2024年 ARIEL .BUST.CLINIC 開院、当院院長就任
所属学会
医師コメント
ARIEL.BUST.CLINICというクリニック名には、バストのあらゆる悩みを解決したい、自信を持って人生を楽しく過ごしていただきたい、という思いが込められています。形成外科専門医としての知識と技術をもって一人ひとりととことん向き合いますので、まずはお気軽にカウンセリングにお越しください。お待ちしております。
| 住所 | 〒 450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅 4丁目27-6 μX MEIEKI 4F |
| 経路 | 名古屋駅よりミヤコ地下街2番出口から出てすぐ。モード学園スパイラルタワーズを目印にカラオケJOYJOYの隣のビルです。 |
| 診療時間 | 10:00~19:00 |
| 休診日 | 不定休 |
| 電話番号 | 052-551-8887 |
ARIEL.BUST.CLINICでは日本形成外科学会専門医資格を有した医師が診療にあたっております。日本美容外科学会(JSAPS)正会員、ジュビダームビスタ認定医、VASER LIPO認定医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医資格、ICLS(Immediate Crdiac Life Support)を有し、各学会での発表も積極的に行っています。
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