タイで解剖実習とテスリフトの講習を受けてきました。
6/18-19にクリニックを休診させていただき、タイに行って講習と解剖実習に参加してきました。
なぜまたすぐに解剖実習に参加したのか
1ヶ月前に解剖に行ったじゃないか、と思いますよね。そうなんです。行ったばかりなのにまた解剖に行ってきました。なぜかというとお尻の糸リフトによるリフトアップが教えてもらえるということだったのと、解剖もできて確認もできるからです。そう、今回はテスリフトという糸リフトの講習と解剖がセットになっているものなのでこれは是非行かねば!と思ったわけです。
で、実際お尻の糸リフトはどうだったのか
結論からは、とても理にかなっておりいい治療だと感じました。ボディの糸リフトは金ドブみたいな意見も多々見ますが、それはボディの美容に対する知識と理解と経験が足りないんじゃないかと僕は思います。もちろん糸リフトなので過剰な期待はいけませんけどね。ですが、僕は美容外科の中でも少ないボディメインの形成外科医で美容外科医です。みなさん顔の弛みは気になるしケアをしようと勧めるのに、なぜボディはそうしないのかってところがポイントです。バストもヒップもボリュームアップだけでは大きな垂れたバストやヒップになってしまいます。顔はリフトアップやボリュームなどさまざまに組み合わせて治療しますよね?そういうことです。ただ単に挿入や注入といったタス治療のみでは改善できないケースもあるのです。
そもそも糸リフトにはそれぞれに特性がある
テスリフトは第三世代の糸リフトと呼ばれています。トゲの形状の周囲を3Dメッシュが覆っている形状をした糸です。皮下に挿入した際に、トゲがしっかりと組織を持ち上げ、さらに周辺組織が3Dメッシュと絡み合うことで、強力なリフトアップをより長く持続することができます。また3Dメッシュを使用することで、通常の糸よりも周辺の組織と接する面積が広くなるため、より多くの皮下組織のコラーゲン・エラスチン産生を促進する効果も期待できます。つまり通常の糸よりも組織の持ち上がりがよく、周囲の皮下組織増生があるということです。よくテスリフトは引き上がらないと聞きますが、そんなことはなくちゃんと引き上がります。そう行っておられる方はおそらく糸の特性と適応がわかってないんだと思います。そしてスキャホールドとしての役割こそが真の効果だと思ってます。なので、ハリのあるヒップにしたいという状況にピッタリだと思うのです。
いいお尻とは
最近はボディにも注力している方が増えたと思います
YouTubeなどでも自宅で着る美尻になるトレーニング動画があったりしますよね。ところでいいお尻ってなんでしょう?大きさ?形?肌質?ハリ?どれなんでしょうか。これはどの部位でも同じですね、トータルで決まると思います。外国人やモデルの方は筋肉質で引き締まったヒップをしています。では筋トレや食事だけでそれが全ての人にあてはなる方法ではありません。筋トレでは主に筋肉がボリュームアップしていきますが、筋肉のみであり一部の効果でしかありません。皮膚、皮下脂肪、筋肉と3つの要素があり、その時の状態でそれぞれにアプローチしていくことでいいお尻が完成します。お顔もそうですよね?たるみだけ取っても、シミが多かったり皮膚の質感が良くないと違和感が出てきてしまいます。もちろん、若くて足りないのがボリュームだけであれば筋トレだけで解決することもあるので否定しているわけではありません。いいお尻になりたい!と思った方はぜひカウンセリングへお越しください。当院は脂肪吸引、脂肪注入、糸リフト、タイトニングと全て揃っています。理想のヒップを手に入れましょう。
タイの思い出
ここからはタイの思い出になります
美味しかったパッタイ。
本店は行列ができるほどらしい有名店だったそうです。
大学で講義と解剖をしてきました
午前は講義、午後は解剖でした。認定証をいただきました。
夜のパーティで
テス主催のパーティ。00:05の便で帰るので最初だけ参加して空港へ😢。神戸大形成出身の美容Dr達と。ではまた。