日本美容外科学会(JSAS)に参加してきました。
5/30は休みを利用して日本美容外科学会(JSAS)に参加してきました。
目次
ところで、日本美容外科学会って2つあってわかりにくいですよね。
日本には美容外科学会が2つあります。JSASとJSAPSです。どちらも日本語では日本美容外科学会。とてもわかりにくいですよね。なぜそうなったんでしょうか。少し触れていきます。
JSASに関して
JSASは医師免許を取得して、会員の推薦を受けた有志医師によって成り立っている組織です。歴史としてはJSASの方がJSAPSより少し古く、所謂美容整形を以前から行っていた医師たちが作った団体になります。美容整形学会が美容外科を一般診療科として標榜する申請を行い、認められて日本美容外科学会となりました。研修医から美容に進んだ先生や他の科から美容に転向してきた先生が多く在籍しています。最近は形成外科医も増えてきた?印象です。専門医は一定期間と症例とペーパー試験を満たせばただ、専門医を取るには大手美容外科などの認定施設に所属していないと取れないので
JSAPSに関して
JSAPSは主に形成外科医から成り立つ組織です。入会には形成外科学会正会員であること、理事と会員の2名から推薦をもらうことと入会自体もハードルが高いです。さらに美容外科専門医になるためには前提として形成外科学会認定専門医であることが必須なのでJSASと違って誰でも専門医になれるわけではありません。これでも以前より条件が緩和されたため正会員や専門医は今後増えていくことでしょう。以前は入会にも形成外科専門医が必要でした。
なぜ二つの同じ名前ができたのか
海外ではすでにあった形成外科という分野が日本入ってきた際に形成外科と名付けて形成外科学会ができました。一般標榜科の申請の際にその頃巷で評判の良くなかった美容外科を一部として含まないことで承認を得ました。その後、形成外科が認知された段階で再び申請して改めて美容外科領域を加えようとしたわけです。ところがJSAS側の元となる日本美容整形学会が一般標榜科として美容外科を承認され日本美容外科学会(JSAS)と改称、同年に形成側の日本美容整形外科研究会も日本美容外科学会(JSAPS)と改称認め二つの美容外科学会ができたというわけです。
学会の思い出
ここからは学会の思い出になります
学会のポスター。今回の主催と会長は以前在籍していたTHE CLINICの大橋先生が会長でした。
いつも脂肪吸引のセッションは一部しかないのですが、さすが脂肪吸引専門クリニックの主催なだけあって今までより脂肪吸引や豊胸に関して充実していました。海外講演も脂肪吸引でした。
スイートルームではしゃいでいる僕です。
SCITON社のブースでお話ししていたら、周囲が騒がしく立ち話より静かなところでゆっくり話をできるよう用意したスイートルームでお話ししませんか?ということでお言葉に甘えてお菓子とジュースを飲みながらいろいろお話しを聞いてきました。これはスイートルームの凄さにはしゃいでいる1枚です。僕の大好きなBBL,MOXIの会社です。
真剣に学会を聞いていたら写真を撮る暇もなく〇〇先生と撮りましたー、みたいな写真は取れませんでした。
本当に学会行ったの?って思われるくらい写真がありません。最後に名古屋駅で食べた宿儺カボチャ担々麺くらいしかフォルダを見返しても写真がないのでした。ではまた。