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豊胸手術後の傷跡が気になる方へ|傷跡を目立たなくする方法

豊胸手術後の傷跡が気になる方へ|傷跡を目立たなくする方法

豊胸手術を受けたいけれど、身体にメスを入れる以上、傷跡が残らないか心配、という方は多いのではないでしょうか。

美しいバストを手に入れても、傷跡が目立ってしまっては心から喜べないかもしれません。

この記事では、豊胸手術で傷跡がどこにできるのか、手術方法による違い、そして傷跡が時間とともにどのように変化していくのかを解説します。

さらに、傷跡をできるだけきれいに、そして目立たなくするための具体的なケア方法や、クリニック選びで注意すべき点まで詳しくご紹介します。

手術を検討している方が抱える傷跡への不安を解消し、納得のいく結果を得るための一助となれば幸いです。

目次

豊胸手術で傷跡ができる場所と手術方法

豊胸手術では、シリコンバッグや脂肪を胸に挿入するために皮膚を切開します。この切開する場所によって、傷跡ができる位置や目立ちやすさが異なります。

どの方法が自分に適しているか、それぞれの特徴を理解することが大切です。ここでは、主な切開場所とそれに伴う傷跡について解説します。

脇の下(腋窩切開法)の特徴

脇の下のシワに沿って3~5cmほど切開し、そこからシリコンバッグを挿入する方法です。腕を上げていない限り、正面や胸元からは傷跡が見えにくいため、多くの方に選ばれています。

特に、バスト自体には一切傷をつけたくないという方に適しています。

ただし、術後は腕の動きが一時的に制限されることや、ノースリーブなどを着用した際に脇の傷跡が見える可能性を考慮する必要があります。

脇の下の傷跡のメリット・デメリット

項目内容補足
メリットバスト本体に傷がつかない正面から見たときに傷跡がわかりにくい。
デメリット腕を上げると傷跡が見える可能性があるノースリーブや水着の着用時に注意が必要です。
注意点術後、腕の可動域に一時的な制限が出ることがある日常生活への影響を考慮する必要があります。

アンダーバスト(乳房下溝切開法)の特徴

バストの底辺、アンダーバストのラインに沿って4~5cmほど切開する方法です。バストの膨らみで隠れるため、立っている状態や正面から見たときには傷跡が目立ちにくいのが特徴です。

また、執刀医が挿入位置を直接確認しながら手術を進めやすいため、バッグの位置調整が正確に行えるという利点もあります。

一方で、仰向けになった際や、下から見上げた際には傷跡が見える可能性があります。

アンダーバストの傷跡のメリット・デメリット

項目内容補足
メリット通常はバストの膨らみで隠れる下着や水着のラインで隠しやすいです。
デメリット仰向けになると傷跡が見えることがある温泉やパートナーとの時間で気になる場合があります。
手術の利点医師が手術しやすいバッグを正確な位置に挿入しやすいとされます。

乳輪の周り(乳輪周囲切開法)の特徴

乳輪の縁に沿って半円状に切開する方法です。乳輪の色素がある部分と皮膚の境目は、もともと傷が治りやすく、色素によって傷跡がカモフラージュされやすいという大きな利点があります。

傷跡が非常に目立ちにくくなるため、仕上がりの美しさを重視する方に人気があります。

ただし、乳輪が小さい方や、将来的に授乳を考えている方は、乳腺や乳管を傷つけるリスクについて医師と十分に相談する必要があります。

乳輪周りの傷跡のメリット・デメリット

項目内容補足
メリット傷跡が非常に目立ちにくい乳輪の色素と皮膚の境界で傷が紛れます。
デメリット乳輪が小さいと適応が難しい場合がある切開できる範囲が限られます。
注意点乳腺組織を傷つける可能性がある授乳への影響を懸念する場合は要相談です。

へそ(経臍法)の特徴と傷跡

おへその中を切開し、そこから内視鏡を使って胸までアプローチする方法です。生理食塩水バッグなど、一部の豊胸バッグでのみ可能な手術法です。

最大のメリットは、バスト周辺に全く傷ができない点です。傷跡はおへそのシワに隠れるため、ほとんど目立ちません。

ただし、他の方法に比べて手術の難易度が高く、対応できるクリニックや医師が限られるという側面もあります。

豊胸手術後の傷跡の経過と治癒の過程

手術でできた傷跡は、すぐに消えるわけではありません。時間をかけて少しずつ変化し、徐々に目立たなくなっていきます。

この治癒の過程を知っておくことで、術後の不安を軽減できます。一般的な傷跡の経過について理解を深めましょう。

術後直後から1ヶ月の傷跡の状態

手術直後の傷跡は、赤みを帯びており、縫合した糸が見える状態です。周辺には腫れや内出血が見られることもあります。

痛みや熱感を感じることもありますが、これらは正常な炎症反応の一部です。通常、1週間から2週間ほどで抜糸を行い、その後は傷口が完全に閉じていきます。

この時期は、傷跡が非常にデリケートなため、医師の指示に従い、清潔を保ち、むやみに触らないことが重要です。

術後3ヶ月から6ヶ月の傷跡の変化

術後1ヶ月を過ぎると、傷跡の赤みは少しずつ落ち着いてきますが、代わりに茶色っぽい色素沈着(炎症後色素沈着)が目立つようになることがあります。

また、傷跡自体が硬くなり、少し盛り上がったように感じる時期です。これは、傷を修復するためにコラーゲン線維が活発に作られるために起こる現象で、「瘢痕(はんこん)」が成熟していく過程です。

痒みを感じることもありますが、掻いてしまうと悪化の原因になるため注意が必要です。

術後1年以降の傷跡の状態

術後半年から1年、あるいはそれ以上の時間をかけて、傷跡はさらに変化を続けます。硬くなっていた傷跡は徐々に柔らかさを取り戻し、盛り上がりも平らになっていきます。

茶色かった色素沈着も薄れ、最終的には白っぽい一本の線へと変化し、周囲の皮膚の色に馴染んでいきます。この状態になれば、傷跡はかなり目立たなくなったと言えるでしょう。

最終的な仕上がりまでの期間には個人差があります。

傷跡の一般的な治癒経過

期間傷跡の状態主な特徴
術後~1ヶ月炎症期赤み、腫れ、痛み。傷が塞がる時期。
1ヶ月~6ヶ月増殖期傷が硬くなる。赤みや色素沈着が目立つ。
6ヶ月~1年以上成熟期傷が白く、柔らかくなる。徐々に目立たなくなる。

傷跡の治り方には個人差がある

ここまで一般的な経過を説明しましたが、傷跡の治り方や最終的な仕上がりは、すべての方が同じではありません。年齢、肌質、そしてケロイド体質などの遺伝的な要因が大きく関わります。

また、喫煙や栄養状態といった生活習慣も、皮膚の再生能力に影響を与えます。自分の体質を理解し、医師と情報を共有することが、より良い結果につながります。

傷跡が目立ちやすくなる原因

同じ手術を受けても、傷跡の仕上がりに差が出ることがあります。その原因は、医師の技術から自分自身の体質、術後の過ごし方まで様々です。

傷跡が目立つリスクを減らすために、考えられる原因について知っておきましょう。

執刀医の技術力による影響

傷跡の仕上がりは、執刀医の技術に大きく左右されます。皮膚の切開から縫合までの一連の処置が、いかに丁寧に行われるかが重要です。

例えば、皮膚の層を正確に合わせて縫合することで、傷の治りは格段にきれいになります。

無理な力で皮膚を引っ張ったり、縫合が雑だったりすると、傷跡が幅広くなったり、盛り上がったりする原因となります。

経験豊富な医師は、シワの方向に合わせるなど、傷跡が将来的に目立たなくなるよう配慮して切開を行います。

術後のセルフケア不足

術後の過ごし方も、傷跡の仕上がりに大きな影響を与えます。傷跡は、治癒の過程で紫外線や物理的な刺激に非常に弱い状態です。

紫外線に当たると色素沈着が起こり、傷跡が茶色く目立ってしまう原因になります。

また、傷口を掻いたり、衣類で擦れたりといった刺激が加わり続けると、炎症が長引き、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)やケロイドのリスクを高めます。

医師の指示を守り、適切なケアを継続することが大切です。

体質的な要因(ケロイド・肥厚性瘢痕)

傷の治癒過程でコラーゲンが過剰に生成され、傷跡が赤く盛り上がってしまう状態を「肥厚性瘢痕」や「ケロイド」と呼びます。これらは遺伝的な体質が大きく関わっています。

  • 肥厚性瘢痕 元の傷の範囲を越えずに盛り上がる状態。時間経過で自然に改善することもある。
  • ケロイド 元の傷の範囲を越えて周囲の皮膚にまで赤く広がる状態。自然治癒は期待しにくい。

ケロイド体質の方は、カウンセリングの際に必ず医師に申告する必要があります。体質を考慮した上で、手術方法や術後のケアを慎重に検討します。

ケロイドと肥厚性瘢痕の比較

項目肥厚性瘢痕ケロイド
範囲元の傷の範囲内元の傷を越えて広がる
自然治癒改善の可能性がある期待しにくい
発生要因傷への張力、感染など体質的な要因が大きい

豊胸手術の傷跡を目立たなくするためのクリニック選び

豊胸手術で後悔しないためには、信頼できるクリニックと医師を選ぶことが何よりも重要です。特に傷跡の仕上がりは、医師の技量に大きく依存します。

何を基準に選べば良いのか、具体的なポイントを解説します。

経験豊富な医師を選ぶ重要性

豊胸手術の症例数が多く、経験豊富な医師を選ぶことは基本です。多くの手術を手掛けている医師は、様々な体型や皮膚の状態に対応するノウハウを持っています。

傷跡をできるだけ目立たなくするためには、皮膚の特性を理解し、解剖学的な知識に基づいて丁寧に切開・縫合する技術が求められます。

クリニックのウェブサイトで医師の経歴や症例写真を確認したり、形成外科専門医などの資格を持っているかをチェックしたりするのも良いでしょう。

カウンセリングでの確認事項

手術前のカウンセリングは、医師との相性やクリニックの姿勢を見極めるための重要な機会です。

良い面だけでなく、傷跡のリスクやダウンタイムについても、時間をかけて丁寧に説明してくれる医師を選びましょう。

自分の希望を伝え、それに対してどのような手術方法が適しているのか、傷跡はどこにどの程度の長さでできるのか、具体的な説明を求めます。

質問に対して曖昧な返答しかしない、急いで契約を迫るようなクリニックは避けるべきです。

カウンセリングでのチェックポイント

  • 傷跡のリスクについて具体的な説明があるか
  • 複数の手術方法のメリット・デメリットを提示してくれるか
  • 質問に丁寧に答えてくれるか
  • アフターケアの内容が明確か

アフターケアの充実度を調べる

手術が終わればすべて完了、ではありません。美しい仕上がりを実現するためには、術後の経過観察と適切なケアが重要です。

手術後の定期的な検診が設けられているか、万が一、傷跡にトラブルが起きた際に迅速に対応してくれる体制が整っているかを確認しましょう。

傷跡のケア方法について具体的な指導をしてくれるか、治療薬の処方など、アフターケアの範囲と費用についても事前に明確にしておくと安心です。

自分でできる!術後の傷跡ケア方法

傷跡をきれいに治すためには、クリニックでの処置だけでなく、自分自身で行う日々のケアも非常に大切です。

医師の指示のもと、正しい方法でケアを継続することで、傷跡の仕上がりは大きく変わってきます。今日から始められるケア方法をご紹介します。

傷跡を保護するテーピング

術後、傷跡に専用のテープを貼ることを指示されることがあります。このテーピングには、傷跡が外部の刺激から守られるだけでなく、皮膚が引っ張られて傷跡が広がるのを防ぐという重要な役割があります。

皮膚の安静を保つことで、肥厚性瘢痕などのリスクを軽減する効果が期待できます。肌に優しい医療用のテープを使い、医師の指示通りの期間、継続して貼り続けることが大切です。

紫外線対策を徹底する

治癒過程にある傷跡は、紫外線に対して非常に敏感です。紫外線を浴びると、メラニンが過剰に生成され、傷跡に色素沈着が起こりやすくなります。

その結果、傷跡が茶色く目立ってしまい、色が薄くなるまでに長い時間がかかります。

外出時は、傷跡部分に日焼け止めを塗る、衣服やUVカット機能のある下着で覆うなど、徹底した紫外線対策を行いましょう。これは、季節を問わず実践する必要があります。

保湿ケアで皮膚を健やかに保つ

傷跡とその周辺の皮膚が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすくなります。また、乾燥はかゆみの原因にもなり、掻いてしまうことで傷跡にダメージを与えかねません。

低刺激性の保湿剤を使い、傷跡周辺の皮膚を優しく保湿しましょう。これにより、皮膚が柔軟に保たれ、治癒がスムーズに進むのを助けます。

ただし、傷口が完全に塞がっていない時期は、自己判断で何かを塗るのは避け、必ず医師の許可を得てから始めてください。

バランスの取れた食事と十分な睡眠

美しい肌や傷の治癒には、体の内側からのケアも重要です。皮膚はタンパク質から作られているため、良質なタンパク質を十分に摂取しましょう。

また、コラーゲンの生成を助けるビタミンCや、皮膚の新陳代謝を促す亜鉛なども積極的に摂りたい栄養素です。

バランスの取れた食事を心がけ、十分な睡眠時間を確保することで、体の回復力や免疫力を高め、傷の治りをサポートします。

傷跡ケアに役立つ栄養素

栄養素主な働き多く含まれる食品
タンパク質皮膚や血管の材料になる肉、魚、卵、大豆製品
ビタミンCコラーゲンの生成を助けるパプリカ、ブロッコリー、果物
亜鉛皮膚の新陳代謝を促す牡蠣、レバー、牛肉

目立つ傷跡が残ってしまった場合の治療法

適切なケアを行っていても、体質や様々な要因によって傷跡が目立ってしまうこともあります。しかし、諦める必要はありません。現在では、目立つ傷跡を改善するための様々な治療法があります。

もし傷跡が気になる場合は、まずは手術を受けたクリニックに相談してみましょう。

塗り薬や貼り薬による保存的治療

傷跡の治療としてまず検討されるのが、外用薬による治療です。代表的なものに、ステロイドの塗り薬やテープ、シリコン製のジェルシートなどがあります。

ステロイドには、コラーゲンの過剰な生成を抑え、傷跡の盛り上がりや赤みを改善する効果があります。

シリコンジェルシートは、傷跡を保湿し、外部の刺激から保護することで、皮膚の治癒環境を整えます。これらの治療は、根気強く続けることが重要です。

注射による治療(ステロイド注射)

肥厚性瘢痕やケロイドのように、傷跡の盛り上がりが強い場合には、ステロイドを直接傷跡に注射する治療法があります。

局所注射することで、より効果的に薬を作用させ、盛り上がりを平らにし、赤みやかゆみを抑えることができます。通常、1ヶ月に1回程度のペースで、数回治療を繰り返します。

痛みを感じることがありますが、非常に効果的な治療法の一つです。

レーザー治療

レーザー治療は、傷跡の赤みや色素沈着の改善に有効です。赤みに特化したレーザーは、傷跡内部の異常に増えた毛細血管を破壊し、赤みを薄くします。

また、色素沈着に対しては、メラニン色素に反応するレーザーを照射することで、茶色い色味を改善します。

傷跡の状態によって適切なレーザーの種類が異なるため、専門医の診断のもとで治療を受けることが大切です。

傷跡治療法の種類と特徴

治療法対象となる傷跡期待できる効果
外用薬(塗り薬・貼り薬)初期の傷跡、軽度の盛り上がりや赤み保湿、炎症抑制、盛り上がりの予防・改善
ステロイド注射肥厚性瘢痕、ケロイド盛り上がり、赤み、かゆみの改善
レーザー治療赤み、色素沈着色味の改善

傷跡を修正する手術(瘢痕形成術)

保存的な治療で改善が見られない場合や、傷跡が引きつれを起こしている場合などには、手術による修正治療(瘢痕形成術)を検討します。

これは、現在の傷跡を一度切り取り、再度きれいに縫い合わせる手術です。

単純に縫い直すだけでなく、皮膚のシワの方向に合わせるなど、形成外科的な技術を用いて、より目立たない傷跡にすることを目指します。これは最終的な手段であり、適応については慎重な判断が必要です。

よくある質問

ここでは、豊胸手術の傷跡に関して、多くの方が抱く疑問についてお答えします。カウンセリングを受ける前の参考にしてください。

傷跡は完全に消えますか?

残念ながら、一度切開した皮膚の傷跡が「完全に消えてなくなる」ことはありません。

しかし、適切な手術と術後ケアによって、時間の経過とともに、ほとんど気にならないくらい目立たなくすることは十分に可能です。

最終的には、近くでよく見ないと分からない程度の一本の白い線になることを目指します。目標は「消す」ことではなく、「目立たなくする」ことだと理解しておくことが大切です。

傷跡のケアはいつから始めれば良いですか?

傷跡のケアを開始するタイミングは、傷の状態によって異なるため、自己判断で始めるのは避けるべきです。必ず執刀医の指示に従ってください。

一般的には、抜糸が終わり、傷口が完全に閉じてからテーピングや保湿などのケアを開始します。紫外線対策は、手術直後から意識することが重要です。

焦らず、医師の診察を受けながら、適切な時期に適切なケアを始めましょう。

ケロイド体質でも豊胸手術は受けられますか?

ケロイド体質の方が豊胸手術を受けること自体は可能ですが、通常よりも傷跡が目立ちやすくなるリスクが高いことを理解する必要があります。

そのため、手術前のカウンセリングで、過去にできた傷跡(ピアスや怪我など)の状態を医師に見せ、ケロイド体質であることを正確に申告することが非常に重要です。

医師は、体質を考慮して、切開する場所を慎重に選んだり、術後の内服薬や外用薬を工夫したりするなど、特別な対策を講じます。

温泉やプールにはいつから入れますか?

公衆浴場である温泉やプールに入れる時期は、傷口が完全に塞がり、感染のリスクがなくなった後になります。

一般的には、術後1ヶ月検診で医師の許可が出てから、というのが一つの目安です。ただし、傷跡の治り具合には個人差があるため、必ず医師の診察を受けてから判断してください。

許可が出た後も、長時間の入浴で体を温めすぎると血行が良くなり、傷跡の赤みが強くなることがあるため、最初は短時間から試すようにしましょう。

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