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豊胸術の回復に必要な時間|術後のケアとダウンタイムなし施術

豊胸術の回復に必要な時間|術後のケアとダウンタイムなし施術

豊胸手術を考えたとき、多くの方が気になるのが「ダウンタイム」ではないでしょうか。

「仕事はいつから復帰できるの?」「痛みはどのくらい続くの?」といった不安から、一歩踏み出せない方も少なくありません。

この記事では、豊胸術後の回復に必要な期間の目安や、ダウンタイム中の具体的な症状、そして少しでも身体への負担を減らすための術後ケアについて詳しく解説します。

さらに、「ダウンタイムなし」を希望する方に向けて、回復期間が短い施術方法も紹介します。

この記事を読めば、ご自身のライフスタイルに合わせた豊胸術を見つけるための、正確な知識を得ることができるでしょう。

目次

豊胸術におけるダウンタイムの基本

豊胸手術後の回復期間を「ダウンタイム」と呼びます。この期間や症状について正しく理解することが、安心して施術を受けるための鍵となります。

まずは、ダウンタイムの基本的な知識から見ていきましょう。

ダウンタイムとは何か

ダウンタイムとは、美容整形手術を受けてから、通常の生活に戻れるまでの回復期間全体を指します。この期間中には、手術による身体への影響で、腫れや痛み、内出血といった様々な症状が現れます。

これらの症状が落ち着き、日常生活や仕事を問題なくこなせるようになるまでがダウンタイムです。期間は手術の方法や個人の体質、術後の過ごし方によって大きく変動します。

ダウンタイム中に見られる主な症状

豊胸手術後のダウンタイムでは、いくつかの特有の症状が現れます。最も一般的なのは、痛み、腫れ、そして内出血です。痛みは手術直後から数日間がピークで、処方される痛み止めでコントロールできます。

腫れはバスト周辺から胸全体に広がり、1〜2週間ほどで徐々に引いていきます。内出血は、黄色や紫色のアザとして現れ、こちらも2〜3週間かけて薄くなっていきます。

その他、バストの感覚が鈍くなったり、熱っぽさを感じたりすることもあります。

なぜダウンタイムは生じるのか

豊胸手術は、身体に意図的に変化を加える医療行為です。例えばシリコンバッグを挿入する場合、組織を剥離してスペースを作るため、身体はそれを「傷」と認識し、治癒しようと反応します。

この治癒反応の過程で、炎症が起こり、腫れや痛みといった症状が現れるのです。脂肪注入の場合も、注入した脂肪が定着するまで、また脂肪を吸引した部位が回復するまで時間が必要です。

つまり、ダウンタイムは身体が受けたダメージを修復し、新しい状態に適応するための重要な時間なのです。

【施術別】豊胸術のダウンタイム期間の比較

豊胸術にはいくつかの方法があり、それぞれダウンタイムの長さや症状の出方が異なります。

ここでは代表的な3つの施術「シリコンバッグ挿入」「脂肪注入」「ヒアルロン酸注入」のダウンタイムについて、それぞれの特徴を解説します。

シリコンバッグ豊胸の回復期間

シリコンバッグ豊胸は、バストを大幅にサイズアップできる人気の施術ですが、他の方法に比べてダウンタイムは長くなる傾向があります。

手術では、脇の下やアンダーバストを切開し、大胸筋の下などにバッグを挿入するスペースを作るため、身体への負担が大きくなります。

強い痛みや腫れは術後3日〜1週間程度で落ち着きますが、バストの違和感や硬さが取れ、自然な状態になるまでには3ヶ月から半年ほどかかります。デスクワークであれば1週間程度で復帰できることが多いですが、力仕事や激しい運動は1ヶ月以上控える必要があります。

脂肪注入豊胸の回復期間

ご自身の太ももやお腹から吸引した脂肪をバストに注入する方法です。脂肪を吸引した部位と、脂肪を注入したバストの両方にダウンタイムが生じます。

バストの痛みや腫れは1〜2週間程度で落ち着きますが、脂肪吸引部位には強い内出血や筋肉痛のような痛みが出ることが多く、回復には2週間〜1ヶ月ほどかかります。

脂肪の定着が完了し、最終的なサイズが確定するまでには約3ヶ月を見る必要があります。自然な仕上がりが魅力ですが、2つの箇所のケアが必要です。

ヒアルロン酸注入豊胸の回復期間

ヒアルロン酸注入は、注射で製剤を注入するだけなので、切開を伴う手術に比べて身体への負担が格段に少ないのが特徴です。

そのため、ダウンタイムはほとんどない、あるいは非常に短いと言えます。施術直後に軽い腫れや内出血、筋肉痛に似た痛みが出ることがありますが、数日から1週間程度で自然に解消されます。

施術当日からシャワーも可能で、日常生活への制限がほとんどないため、「ダウンタイムなし」に近い感覚で受けられる施術として知られています。

各施術のダウンタイム概要

施術方法主な症状の期間社会復帰の目安
シリコンバッグ豊胸1〜2週間約1週間〜
脂肪注入豊胸1〜2週間(吸引部は〜1ヶ月)約1週間〜
ヒアルロン酸注入豊胸数日〜1週間翌日〜

ダウンタイム中の具体的な症状と時間の経過

豊胸手術後のダウンタイムは、時間の経過とともに症状が変化していきます。ここでは、一般的なシリコンバッグ豊胸を例に、術後から完成までの具体的な症状の経過を解説します。

事前に流れを知っておくことで、不安を軽減できます。

術後直後から3日目までの過ごし方

手術当日は麻酔の影響もあり、クリニックで安静にした後、帰宅します。術後3日間は、痛みと腫れが最も強く出る時期です。特に、身体を動かした時や寝起きに痛みを感じやすいでしょう。

クリニックから処方された痛み止めをしっかりと服用し、できるだけ安静に過ごすことが重要です。バストは包帯や専用のバンドで圧迫固定されているため、自分で外すことはできません。この時期は無理をせず、リラックスして過ごしましょう。

1週間後までの症状の変化

術後1週間が経過する頃には、ピーク時よりも痛みが和らぎ、日常生活の簡単なことであればこなせるようになります。腫れや内出血はまだ目立ちますが、徐々に改善に向かいます。

多くのクリニックでは、この時期に術後検診があり、ドレーン(血液を排出する管)の抜去や圧迫固定の確認を行います。

デスクワークなどの身体に負担の少ない仕事であれば、この頃から復帰を考える人もいます。

術後1週間の症状レベルの変化

経過日数痛み腫れ
術後1〜3日強い強い
術後4〜7日中程度中程度

### 1ヶ月後までの状態

術後1ヶ月も経つと、大きな腫れや痛みはほとんどなくなり、日常生活で不便を感じる場面は大幅に減ります。内出血もほとんど消え、見た目も落ち着いてきます。

ただし、バストの皮膚が突っ張る感じや、硬さ、動かした時の違和感はまだ残っている時期です。この頃から、軽い運動やストレッチを再開できますが、医師の指示に従うことが大切です。

傷跡もまだ赤みが目立ちます。

完成までの期間

豊胸手術の最終的な完成は、術後3ヶ月から半年が目安です。この期間をかけて、バストの硬さが徐々に取れて柔らかくなり、形も自然に馴染んできます。

感覚の鈍さなども少しずつ回復し、自分自身の身体の一部として感じられるようになります。傷跡の赤みも次第に薄くなり、最終的には白い線状になって目立たなくなります。

焦らずに、身体の変化を見守ることが大切です。

ダウンタイムを快適に過ごすための術後ケア

ダウンタイムの長さや症状の程度は、術後の過ごし方によっても変わります。ここでは、回復を早め、ダウンタイムをできるだけ快適に乗り切るための重要なケアについて解説します。

圧迫固定の重要性

術後に行うバストバンドなどによる圧迫固定は、ダウンタイムを短縮するために非常に重要です。圧迫には、内出血や腫れを最小限に抑える効果があります。

また、シリコンバッグを正しい位置に固定し、バッグのズレや変形を防ぐ役割も果たします。自己判断で外したり、緩めたりすると、仕上がりに影響が出るだけでなく、回復が遅れる原因にもなります。

医師の指示通りの期間と方法で、正しく圧迫を続けましょう。

日常生活での注意点

ダウンタイム中は、日常生活においてもいくつかの注意点があります。特に食事や飲酒、喫煙は回復に大きく影響します。

血行が良くなりすぎると腫れや出血の原因となるため、飲酒や長時間の入浴は控えましょう。喫煙は血管を収縮させ、傷の治りを遅らせる原因となるため、手術前後は禁煙することが強く推奨されます。

栄養バランスの取れた食事を心がけ、身体の回復を内側からサポートしましょう。

回復期における生活習慣のポイント

項目推奨される行動避けるべき行動
飲酒医師の許可が出るまで控える(最低1週間)血行を促進し腫れを助長する
喫煙術前術後は禁煙する血流を悪化させ回復を遅らせる
食事タンパク質やビタミンを多く摂る塩分の多い食事(むくみの原因)

適切な薬の服用と管理

手術後、クリニックからは痛み止めや抗生剤、場合によっては胃薬などが処方されます。これらの薬は、痛みを和らげるだけでなく、感染症を防ぎ、身体の回復を助けるために重要です。

特に抗生剤は、処方された分を必ず飲み切ることが大切です。痛み止めは、痛みが強い場合に我慢せず、用法用量を守って服用しましょう。

薬の管理をしっかり行い、身体への負担を軽減することが回復への近道です。

「ダウンタイムなし」の豊胸術は本当に存在するのか

「豊胸はしたいけれど、長い休みは取れない」という方にとって、「ダウンタイムなし」という言葉は非常に魅力的です。しかし、医療行為である以上、身体への影響が全くない施術は存在しません。

ここでは、「ダウンタイムなし」と言われる施術の実態と、そのメリット・注意点について解説します。

「ダウンタイムが極めて短い」施術

一般的に「ダウンタイムなし」と表現されるのは、ヒアルロン酸注入豊胸のような、切開を伴わない注入系の施術を指します。

メスを使わないため、身体へのダメージが最小限で済み、回復期間が非常に短いのが特徴です。施術時間も15〜30分程度と短く、施術後すぐに日常生活に戻れることがほとんどです。

そのため、長期の休暇が取れない方や、手術に抵抗がある方でも気軽に受けやすい施術と言えます。

ヒアルロン酸注入のメリットと注意点

ヒアルロン酸注入の最大のメリットは、その手軽さとダウンタイムの短さです。しかし、デメリットや注意点も理解しておく必要があります。

ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されるため、効果は永久的ではありません。持続期間は製剤の種類によりますが、1〜2年が目安です。

また、一度に注入できる量には限界があり、大幅なサイズアップには向いていません。アレルギー反応やしこりのリスクもゼロではないため、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。

ヒアルロン酸注入豊胸の長所と短所

メリット注意点
手軽さ施術時間が短く、切開不要アレルギーや感染症のリスク
効果即時性があり、形を調整しやすい効果は非永続的(1〜2年で吸収)
ダウンタイム非常に短く、日常生活への影響が少ないしこりになる可能性がある

なぜ完全に「ゼロ」にはならないのか

ヒアルロン酸注入であっても、ダウンタイムが完全に「ゼロ」というわけではありません。注射針を刺すため、針穴の赤みや点状の内出血が起こる可能性があります。

また、製剤を注入することで組織が膨らむため、軽い腫れや筋肉痛のような違和感が生じることもあります。

これらの症状は通常数日で治まりますが、身体に変化を加えている以上、何らかの反応が起こるのは自然なことです。

「ダウンタイムなし」とは、「日常生活に支障が出るほどのダウンタイムがない」と理解するのが適切です。

仕事や日常生活への復帰タイミングの目安

豊胸手術を検討する際、多くの方が心配するのが仕事や日常生活への復帰時期です。ここでは、職種や活動内容別に、復帰タイミングの一般的な目安を紹介します。

ただし、回復には個人差があるため、最終的には医師の判断に従いましょう。

デスクワークの場合

デスクワークのように、身体的な負担が少ない仕事の場合、比較的早く復帰が可能です。ヒアルロン酸注入であれば翌日からでも問題ないことがほとんどです。

シリコンバッグや脂肪注入のような手術の場合でも、痛み止めを服用すれば、術後3日〜1週間程度で復帰する方が多いです。

ただし、通勤時の振動や、重い荷物を持つことは避けるように注意が必要です。

身体を動かす仕事の場合

重いものを持ち上げたり、腕を大きく動かしたりするような身体的な負荷が大きい仕事の場合、復帰には慎重になる必要があります。

シリコンバッグ豊胸の場合、大胸筋に負担がかかると痛みが出たり、バッグの位置に影響したりする可能性があるため、最低でも2週間から1ヶ月は休むことが推奨されます。

脂肪注入の場合も、脂肪吸引部位の痛みが落ち着くまで、同様の期間が必要です。

職種別の仕事復帰目安

職種シリコンバッグ・脂肪注入ヒアルロン酸注入
デスクワーク・事務3日〜1週間翌日〜
接客・販売1〜2週間2〜3日後
介護・運送など力仕事1ヶ月以降2〜3日後

運動や入浴はいつから可能か

ダウンタイム中の運動や入浴は、血行を促進し、腫れや痛みを悪化させる可能性があるため、制限が必要です。

シャワーは、傷口を濡らさないようにすれば手術の翌日から可能な場合もありますが、湯船に浸かるのは抜糸後、通常は1週間後からとなります。

ウォーキングなどの軽い運動は術後2週間頃から、筋力トレーニングや激しいスポーツは、身体への負担が大きい手術の場合、1ヶ月以上経ってから医師の許可を得て再開するのが安全です。

活動再開の目安

活動内容再開可能な時期(手術の場合)備考
シャワー翌日〜3日後患部を濡らさないように注意
入浴(湯船)1週間後(抜糸後)〜長湯は避ける
軽い運動2週間後〜ウォーキングなど
激しい運動1ヶ月後〜医師の許可が必要

ダウンタイムを考慮したクリニック選びのポイント

安心して豊胸手術を受け、満足のいく結果を得るためには、信頼できるクリニックを選ぶことが何よりも重要です。

特にダウンタイムへの不安を解消するためには、以下のポイントを確認しましょう。

カウンセリングでの確認事項

カウンセリングは、医師と直接話せる貴重な機会です。ご自身の希望を伝えるだけでなく、ダウンタイムに関する疑問や不安をすべて質問しましょう。

施術ごとのダウンタイムの期間や症状、リスク、術後のケア方法について、具体的で分かりやすい説明をしてくれる医師を選びましょう。

メリットだけでなく、デメリットについても正直に話してくれるかどうかが、信頼性を見極めるポイントです。

アフターフォロー体制の重要性

ダウンタイム中に万が一の事態が起こった場合、すぐに対応してくれる体制が整っているかは非常に重要です。

術後の定期検診はもちろん、痛みや腫れが想定以上に強い場合などに、電話やメールで相談できる窓口があるかを確認しましょう。

クリニックによっては24時間対応の緊急連絡先を用意している場合もあります。充実したアフターフォローは、ダウンタイム中の精神的な支えになります。

  • 定期検診の有無と頻度
  • 緊急時の連絡体制
  • 術後の薬の処方
  • 万が一の際の保証制度

医師の技術力と経験

豊胸手術の結果は、医師の技術力に大きく左右されます。経験豊富な医師は、解剖学的な知識に基づき、組織へのダメージを最小限に抑える丁寧な手術を行います。

これにより、術後の腫れや内出血が少なくなり、結果的にダウンタイムの短縮につながります。

クリニックのウェブサイトで医師の経歴や症例写真を確認するだけでなく、カウンセリングで実際に話し、その人柄や知識、経験値を感じ取ることが大切です。

豊胸術のダウンタイムに関するよくある質問

最後に、豊胸手術のダウンタイムに関して、患者様から多く寄せられる質問とその回答をまとめました。不安の解消にお役立てください。

痛みはどのくらい続きますか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、一般的にシリコンバッグや脂肪注入の手術では、術後2〜3日が痛みのピークです。

胸の筋肉痛や圧迫されるような痛みが中心で、処方される痛み止めで十分にコントロールできる範囲です。

1週間ほどで強い痛みは治まり、その後は身体を動かした際の違和感や軽い痛みに変わっていきます。ヒアルロン酸注入の場合は、軽い筋肉痛のような痛みが数日間続く程度です。

傷跡は目立ちますか?

切開を伴う手術では傷跡が残りますが、医師はできるだけ目立たない場所を選んで切開します。

シリコンバッグでは脇の下のシワに沿って切開する方法が一般的で、腕を上げない限りほとんど目立ちません。

術後しばらくは赤みがありますが、3ヶ月から半年かけて徐々に白く細い線になり、さらに時間をかけて周囲の皮膚に馴染んでいきます。

傷跡の治り方にも個人差があるため、術後のケアが重要です。

施術別の傷跡の場所と特徴

施術方法主な切開場所傷跡の特徴
シリコンバッグ豊胸脇の下、アンダーバストシワに沿うため目立ちにくい
脂肪注入豊胸バストの下側、脂肪吸引部数ミリ程度の小さな傷
ヒアルロン酸注入豊胸なし(注射針の跡のみ)数日でほとんど分からなくなる
左右差が出ることはありますか?

元々、人間の身体は完全な左右対称ではありません。そのため、術後にわずかな左右差が残ることはあり得ます。

また、ダウンタイム中の腫れの引き方にも左右で差が出ることがあり、一時的に左右差が目立つこともあります。通常は、回復とともに差は目立たなくなります。

経験豊富な医師は、術前の身体の状態を正確に把握し、できるだけ左右差が出ないように手術計画を立てます。

もし完成後も左右差が気になる場合は、クリニックに相談しましょう。

ダウンタイム中に相談できる体制はありますか?

信頼できるクリニックであれば、ダウンタイム中に不安なことや困ったことがあった場合に、いつでも相談できる体制を整えています。

多くのクリニックでは、電話やメールでの相談窓口を設けています。術後の経過に不安を感じた場合は、遠慮なくクリニックに連絡しましょう。

事前にアフターフォロー体制が充実しているかを確認しておくことが、安心してダウンタイムを過ごすための鍵となります。

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