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豊胸手術は安いクリニックで受けるべきか|価格と品質の関係

豊胸手術は安いクリニックで受けるべきか|価格と品質の関係

豊胸手術を検討する際、「安さ」は魅力的な要素ですが、価格だけでクリニックを選ぶことにはリスクも伴います。

安い費用には理由があり、それが施術の品質や安全性、術後の満足度にどう影響するのかを理解することが大切です。

この記事では、豊胸手術の費用相場と「安い」とされるクリニックの特徴、価格と品質の関連性、そして後悔しないクリニック選びのために確認すべき重要なポイントを詳しく解説します。

目次

豊胸手術の費用相場と「安い」の基準

豊胸手術の費用は、施術方法やクリニックの方針によって大きく異なります。

「安い」という言葉に惹かれる前に、まずは一般的な費用相場を知り、価格設定の背景を理解することが重要です。

豊胸手術の種類別 費用相場

豊胸手術にはいくつかの種類があり、それぞれ費用相場が異なります。

自身の希望するバストアップの程度や仕上がりに合わせて、どの方法が適しているかも含めて検討する必要があります。

豊胸手術の種類と費用相場

施術の種類費用相場(目安)主な特徴
シリコンバッグ豊胸80万円~150万円大幅なサイズアップが可能。持続性が高い。
脂肪注入豊胸100万円~200万円自身の脂肪を使用するため自然な仕上がり。痩身効果も期待できる。
ヒアルロン酸注入豊胸30万円~80万円比較的安価で手軽だが、効果は一時的(数ヶ月~2年程度)。

なぜクリニックによって価格が違うのか

同じ施術方法であっても、クリニックによって提示される金額に差があるのはなぜでしょうか。それには、以下のような要因が関係しています。

  • クリニックの立地(都心部か地方か)
  • 広告宣伝費
  • 院内の設備や内装
  • 使用する材料や薬剤の品質
  • 医師の技術力や経験値
  • アフターケアや保証の手厚さ

これらの要素が複合的に絡み合い、各クリニックの価格設定に反映されます。価格が安い場合は、これらのいずれか、あるいは複数のコストを削減している可能性が考えられます。

「安い」とされる価格帯の目安

相場と比較して「安い」と感じる価格帯には注意が必要です。

例えば、シリコンバッグ豊胸で相場を大幅に下回る30万円~50万円程度の提示がある場合、なぜその価格が可能なのかを深く考える必要があります。

価格が安いこと自体が悪いわけではありませんが、その理由が品質や安全性の軽視につながらないかを見極める目が求められます。

費用に含まれるもの・含まれないもの

提示された金額が「総額」なのか、それとも「施術代のみ」なのかは非常に重要な確認事項です。

一見安く見えても、追加費用が重なり、結果的に相場より高くなるケースも少なくありません。

手術費用に含まれる項目例

項目含まれることが多い別途必要な場合がある
カウンセリング料無料または施術代に含む初回のみ有料の場合あり
検査費(血液検査など)施術代に含む別途請求
麻酔代(静脈麻酔・全身麻酔)施術代に含む麻酔の種類により別途請求
施術代(医師の技術料)必ず含まれる
材料費(バッグ代など)施術代に含むバッグの種類により追加料金
薬代(抗生剤・痛み止め)施術代に含む別途請求
術後検診・アフターケア施術代に含む(回数制限ありも)検診ごと、処置ごとに別途請求

初回のカウンセリング時に、提示された見積もり以外に発生しうる費用がないか、必ず書面で確認するようにしましょう。

安いクリニックが費用を抑えられる理由

相場よりも安い価格を提示できるクリニックには、それなりの理由があります。

企業努力によるコスト削減であれば問題ありませんが、患者さんの安全や満足度に関わる部分でコストカットが行われていないか、慎重に判断する必要があります。

広告費や内装費の削減

クリニックの運営には、賃料や内装費、広告宣伝費など、多くの経費がかかります。

豪華な内装や大規模な広告展開を控え、必要最低限の設備で運営しているクリニックは、その分、施術費用を低く設定できる場合があります。

これは、施術の品質に直接影響しない部分でのコストカットと言えます。

使用する材料(シリコンバッグや薬剤)のコスト

豊胸手術で使用するシリコンバッグやヒアルロン酸などの薬剤には、様々な種類があり、品質によって価格も異なります。

承認を受けている安全性の高い材料は高価になる傾向があります。

材料の品質と価格の関係

費用を抑えるために、安価な材料を使用している可能性も否定できません。特にシリコンバッグは、耐久性や安全性、触り心地などが製品によって異なります。

安価なバッグが必ずしも粗悪とは限りませんが、どのような材料を使用しているのか、その材料の安全性や実績について、医師から十分な説明を受けることが重要です。

脂肪注入の場合も、脂肪の定着率を高めるための処理方法や使用する機器によってコストが変わります。

医師の経験や技術力

医師の技術力は、豊胸手術の仕上がりと安全性に直結する最も重要な要素の一つです。経験豊富で高い技術を持つ医師は、それに見合った報酬(技術料)が設定されるのが一般的です。

逆に、経験の浅い医師が執刀を担当することで、人件費を抑え、施術費用を安く設定しているケースも考えられます。

経験の浅い医師が悪いわけではありませんが、難易度の高い手術や個々の体型に合わせた細かな調整が求められる場合、経験不足が仕上がりの不満につながるリスクは高まります。

医師の経験と費用の関連性

要素費用が高い傾向費用が安い傾向
医師の経験・技術経験豊富、専門医資格保有経験が浅い、研修医が担当
人件費高い低い
手術の難易度対応複雑なケースにも対応可能基本的な手技のみ対応

アフターケアや保証の範囲

手術後の経過観察や、万が一トラブルが発生した際の対応(アフターケア)も、クリニック選びの重要なポイントです。

術後の検診が無料か有料か、保証制度(バッグの破損や位置異常など)の有無や期間、内容によっても総額が変わってきます。

安いクリニックでは、このアフターケアが最小限であったり、検診や処置がすべて有料であったりする場合があります。

術後の不安を軽減するためにも、アフターケアの内容は事前にしっかり確認しましょう。

価格の安さだけでクリニックを選ぶリスク

「豊胸 安い」というキーワードで検索し、費用面だけを重視してクリニックを決定すると、将来的に後悔する可能性があります。

価格の裏にあるリスクを理解しておくことが、賢明な選択につながります。

期待した仕上がりにならない可能性

費用を抑えるために、経験の浅い医師が担当したり、カウンセリング時間が短かったりすると、患者さんの希望が正確に伝わらず、理想と異なる仕上がりになることがあります。

デザインやサイズの不一致

豊胸手術は単に胸を大きくするだけではありません。患者さん一人ひとりの体型(身長、体重、胸郭の形、皮膚の厚み)に合わせて、最適なバッグの形状、サイズ、挿入位置を決める必要があります。

この見極めには医師の美的センスと経験が求められます。

安さを優先するあまり、こうした細やかな調整がおろそかになると、希望したサイズと違う、左右差が目立つなどの問題が生じやすくなります。

不自然な形や感触

特にシリコンバッグの場合、挿入する層(乳腺下、大胸筋下など)の選択や、バッグを入れるスペース(ポケット)の作成が不適切だと、バッグの輪郭が浮き出て見えたり(リップリング)、触り心地が硬く不自然になったりすることがあります。

脂肪注入でも、しこり(石灰化)ができやすい、定着率が極端に低いといったリスクが考えられます。

安全性への懸念

手術である以上、安全性は何よりも優先されるべきです。コスト削減が安全対策の不備につながっている場合、重大な健康被害を引き起こす可能性もあります。

衛生管理の問題

手術室の衛生管理(滅菌消毒の徹底など)が不十分だと、術中感染のリスクが高まります。感染が起こると、最悪の場合、挿入したバッグを摘出しなければならなくなることもあります。

緊急時対応の体制

豊胸手術では、多くの場合、静脈麻酔や全身麻酔を使用します。

麻酔にはアレルギー反応や呼吸抑制などのリスクが伴うため、麻酔科専門医の立ち会いや、緊急事態に対応できる設備(モニター類、蘇生器具など)が整っていることが望ましいです。

安いクリニックでは、こうした安全管理体制が十分でない場合も考えられます。

安さ重視で選んだ場合のリスクまとめ

リスクの種類具体的な内容考えられる原因
仕上がりの不満左右差、不自然な形、希望と違うサイズ医師の経験不足、カウンセリング不足
健康被害感染症、麻酔トラブル衛生管理の不徹底、安全設備の不備
追加費用発生再手術、修正、トラブル対応費アフターケアの不備、技術的な問題

術後のトラブルと追加費用

安さの裏返しとして、アフターケアが不十分な場合、術後にトラブルが起きても適切な対応を受けられなかったり、追加で高額な費用を請求されたりすることがあります。

感染や拘縮(こうしゅく)

シリコンバッグ豊胸で起こりうる合併症の一つに「カプセル拘縮」があります。これは、バッグの周りにできる被膜が厚く硬くなり、胸が硬くなったり変形したりする状態です。

適切な手術手技や衛生管理、術後ケアによってリスクを減らすことができますが、万が一発生した場合の対応(薬物治療や再手術)が保証に含まれているかどうかが重要です。

再手術や修正が必要になるケース

仕上がりに満足できず、他院で修正手術を受ける場合、初回の費用よりも高額になることが一般的です。

修正手術は、組織が硬くなっていたり、癒着していたりするため、初回手術よりも難易度が上がるためです。結局、トータルで見ると「安物買いの銭失い」になってしまう可能性もあるのです。

品質と価格のバランスが取れたクリニックの特徴

豊胸手術は、安ければ良いというものでも、高ければ必ず良いというものでもありません。大切なのは、提供される医療の「品質」と「価格」のバランスが取れていることです。

安心して任せられるクリニックには、いくつかの共通した特徴があります。

適正価格を提示している

極端に安すぎず、かといって不必要に高額でもない、相場に基づいた適正な価格設定をしているクリニックは信頼できる可能性が高いです。

ホームページやカウンセリングで、費用の内訳(何にいくらかかるのか)を明確に説明しているかどうかも確認しましょう。

医師の実績や症例数が豊富

手術を担当する医師の経歴は、品質を判断する上で非常に重要です。症例写真の多さだけでなく、その仕上がりが自然で、自身の希望に近いかどうかもチェックします。

医師の経歴で確認したい点

  • 形成外科専門医や美容外科専門医(JSAPSなど)の資格
  • 美容外科医としての経験年数
  • 豊胸手術の執刀症例数

これらの情報は、クリニックのウェブサイトや医師のプロフィールで確認できることが多いです。

カウンセリングが丁寧で時間をかける

患者さんの希望を丁寧にヒアリングし、体型を正確に診察した上で、メリットだけでなくデメリットやリスクも含めて、複数の選択肢を提案してくれる医師は信頼できます。

時間をかけてじっくりと話を聞いてくれるか、質問に対して曖昧にせず具体的に答えてくれるかを見極めましょう。

カウンセリングの質を見極めるポイント

良いカウンセリング注意が必要なカウンセリング
時間を十分に取り、話を聞いてくれる流れ作業的で、すぐに終わらせようとする
リスクや副作用の説明が具体的良いことばかりを強調し、リスク説明が少ない
複数の選択肢を提示してくれる高額な施術ばかりを勧めてくる
医師が直接診察し、説明するカウンセラーのみが対応し、医師との時間が短い

安全対策や衛生管理を徹底している

安全な手術を行うための体制が整っているかは、目に見えにくい部分ですが非常に重要です。カウンセリング時に、麻酔の方法や管理体制、緊急時の対応について質問してみましょう。

アフターフォロー体制が整っている

術後の検診スケジュール、トラブル発生時の連絡先や対応、保証制度の内容などを書面で明確に提示してくれるクリニックを選びましょう。

「何かあったら来てください」といった曖昧な説明ではなく、具体的な内容を確認することが大切です。

安い=悪質とは限らない?モニターやキャンペーンの活用

価格が相場より安い場合でも、それが必ずしも品質の低さや危険性に直結するわけではありません。クリニックが正当な理由で費用を抑えている場合もあります。

その代表例が「モニター」や「キャンペーン」です。

モニター募集の目的と注意点

モニターとは、施術前後の写真や動画、体験談などをクリニックの広告(ウェブサイト、SNS、院内資料など)に使用することを条件に、通常価格よりも安い費用で施術を受けられる制度です。

クリニック側には、新たな症例写真を集めることで、広告効果を高める目的があります。特に新しい施術を導入した際や、経験の浅い医師の実績作りのために募集されることもあります。

期間や人数限定のキャンペーン

クリニックの開院記念や、特定の時期(夏前など)に、集客を目的として割引キャンペーンを行うこともあります。

これらは期間限定や人数限定であることが多く、通常と同じ施術内容を安く受けられるチャンスとなる場合があります。

モニター価格で受ける場合の確認事項

安い価格は魅力的ですが、モニターやキャンペーンを利用する際は、以下の点を確認し、納得した上で契約することが重要です。

モニター・キャンペーン利用時の確認リスト

確認項目主な内容注意点
割引条件写真・動画の使用範囲(顔出し有無など)希望しない範囲での公開がないか
施術内容通常価格の施術と全く同じか医師の指定ができない、材料が限定される等がないか
アフターケア保証内容や術後検診は通常と同じかモニター価格だと保証対象外になる部分がないか
医師の指定執刀医は誰になるのか経験の浅い医師の執刀にならないか

キャンペーン利用時の賢い判断基準

「今だけ安い」「あなただけ特別」といった言葉に焦らされて契約するのは禁物です。

たとえ割引があっても、そのクリニックが前述の「品質と価格のバランスが取れたクリニック」の特徴を満たしているかどうかを冷静に判断することが大切です。

モニターであっても、信頼できる医師のもとで受けることが、満足のいく結果への近道です。

豊胸手術で後悔しないためのクリニック選びのポイント

「豊胸 安い」という検索からスタートしても、最終的には「価格」「品質」「安全性」のすべてに納得できるクリニックを選ぶことが、後悔しない結果につながります。

最後にもう一度、クリニック選びの重要なポイントを整理します。

総額費用を明確にする

カウンセリングで見積もりをもらう際は、必ず「総額」で提示してもらいましょう。提示された金額以外に、後から追加で発生する費用が一切ないかを書面で確認することが重要です。

追加費用の確認

  • 麻酔代(特に全身麻酔の場合)
  • 術前検査費
  • 術後の薬代、固定用下着代
  • 術後検診や処置にかかる費用

複数のクリニックでカウンセリングを受ける

豊胸手術は高額であり、身体への負担もある手術です。最初に行ったクリニックで即決せず、必ず2~3箇所のクリニックでカウンセリングを受けましょう。

複数の医師の意見を聞くことで、自分に最も合う施術方法や、信頼できる医師を見つけやすくなります。

クリニック比較検討表(例)

比較項目AクリニックBクリニック
総額費用(税込)○○円○○円
提案された施術法シリコンバッグ(●●社製)脂肪注入(コンデンスリッチ)
医師の説明丁寧で分かりやすい専門用語が多く早口
リスク説明拘縮について詳しい説明ありほとんどなし
アフターケア内容1年保証、検診3回無料検診は有料

リスクやデメリットも隠さず説明してくれるか

どんな医療行為にも100%安全ということはありません。豊胸手術にも、感染、出血、痛み、拘縮、左右差、感覚麻痺など、様々なリスクが伴います。

メリットばかりを強調し、これらのリスクについてきちんと説明しないクリニックは信用できません。

むしろ、起こりうる最悪のケースまできちんと説明し、その対策も示してくれる医師の方が信頼できます。

自身の希望と医師の提案が一致しているか

患者さんの希望を無視して、特定の高額な施術ばかりを勧める医師や、逆に「あなたにはこれしかできない」と選択肢を与えない医師も注意が必要です。

あなたの希望を尊重しつつ、プロとして医学的根拠に基づいた最適な提案をしてくれる医師を選びましょう。

最終的に「この先生になら任せられる」と心から思えるかどうかが、大切な判断基準となります。

豊胸手術の価格に関するよくある質問

保険適用になる豊胸手術はありますか?

いいえ、ありません。豊胸手術は、美容目的(見た目をより美しくしたいという希望)で行われるため、病気の治療とはみなされず、健康保険は適用されません。

全額自己負担の自由診療となります。

ただし、乳がん手術後の乳房再建など、特定の条件を満たす場合は保険適用となるケースがありますが、一般的な美容目的の豊胸とは異なります。

安いクリニックで受けた手術を修正する場合、費用は高くなりますか?

はい、高くなるケースがほとんどです。他院で行った手術の修正(他院修正)は、初回の(手付かずの)状態に手術するよりも技術的な難易度が格段に上がります。

組織が硬くなっていたり、癒着していたり、挿入されたバッグの状態が悪かったりする場合、それらを調整・除去するのに時間と手間がかかるためです。

修正費用は、初回の費用よりも1.5倍~2倍以上になることも珍しくありません。

カウンセリング当日に契約すると割引があると言われましたが、決めた方が良いですか?

即決は推奨しません。「当日割引」はクリニック側が契約を急がせるための一つの営業手法です。豊胸手術は、一度行うと元に戻すのが難しい大きな決断です。

その場で決めずに一度持ち帰り、他のクリニックの意見も聞いた上で、冷静に判断することが重要です。

本当に良い医療を提供しているクリニックであれば、患者さんが考える時間を尊重してくれるはずです。

医療ローンを利用する場合の注意点は何ですか?

計画的な利用が必要です。医療ローン(メディカルローン)は、高額な費用を分割で支払えるため便利ですが、金利手数料が発生します。

総額でいくら支払うことになるのか、月々の返済額は無理のない範囲か、必ずシミュレーションしてください。

また、万が一手術結果に不満があっても、ローンの支払いは続きます。ローンを組む前に、本当にそのクリニック、その手術内容で良いのかを慎重に検討することが大切です。

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