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ナノテクスチャーの特徴を公開!モティバの表面加工と定着率

ナノテクスチャーの特徴を公開!モティバの表面加工と定着率

モティバのナノテクスチャー(SilkSurface)は、表面粗さ約4μmという微細な加工を施すことで、体内での異物反応を穏やかに抑えながらインプラントの定着率を高める表面技術です。

従来のマクロテクスチャーと比べて組織への巻き込みが少なく、カプセル拘縮やBIA-ALCLといった合併症のリスク低減が期待されています。6年間の追跡調査ではカプセル拘縮の報告がゼロという臨床結果も確認されました。

この記事では、ナノテクスチャーの表面構造が体にもたらす影響や臨床データ、仕上がりの自然さ、そして選ぶ前に知っておきたい注意点まで、豊胸を検討している方に向けて詳しくお伝えします。

目次

この記事を書いた人

石塚 紀行
ARIEL .BUST.CLINIC 院長
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資格・所属

  • 日本形成外科学会専門医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • Juvederm Vista 認定医
  • 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本美容外科学会(JSAPS)所属

【略歴】
ご自身の脂肪を活用した「自然な豊胸術」や、美しいボディラインを作る脂肪吸引を専門とする形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。

ARIEL .BUST.CLINICは、ご自身の脂肪を活用した豊胸術(脂肪注入)を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型やご希望に応じた専門的なご提案をしており、脂肪採取(脂肪吸引)から繊細な注入、傷跡のケアに至るまで、形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。

豊胸手術を含むボディメイクは、決して焦る必要のないものです。このサイトでは専門医の視点から、脂肪豊胸に関する正しい知識やメリット・デメリットを執筆しています。すぐに施術を決めることはせず、まずはじっくりと知識を深めた上で、ご自身が心から信頼できるクリニックへ相談されるようにしてください。

モティバのナノテクスチャーとは?従来のインプラント表面加工との違い

モティバのナノテクスチャーは、従来のマクロテクスチャーやスムースとは異なる「第三の選択肢」として開発された表面加工技術です。ISOの分類上はスムースに該当しながら、微細な凹凸構造で生体との親和性を高めている点が特徴といえます。

表面タイプ表面粗さ(Ra)特徴
スムース4μm未満組織の巻き込みが少ないがずれやすい
ナノテクスチャー(SilkSurface)約4μm異物反応を抑えつつ適度な摩擦を確保
マイクロテクスチャー10〜50μm中程度の組織との密着性
マクロテクスチャー50μm超組織の巻き込みが強く固定力が高い

SilkSurface(シルクサーフェス)が生まれた背景

豊胸用インプラントの表面加工は、1980年代に「ずれを防ぐ」目的でテクスチャー加工が登場して以来、長年にわたって改良が続けられてきました。

しかしマクロテクスチャーには、BIA-ALCL(ブレストインプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)との関連が指摘されるようになり、安全性への懸念が高まりました。

こうした課題を受けて、Establishment Labs社はスムースの安全性とテクスチャーの安定性を両立させるナノレベルの表面加工「SilkSurface」を開発しました。従来の二者択一ではない新たなアプローチとして注目を集めています。

表面粗さ4μmが体にやさしいとされる根拠

2021年にNature Biomedical Engineering誌で発表された研究では、表面粗さ約4μmのインプラントが異物反応と線維化を抑制する傾向を示しました。

完全に滑らかな表面でも、粗すぎる表面でもなく、「ちょうどよい」粗さが免疫細胞の過剰な活性化を防ぐと報告されています。

具体的には、表面粗さ4μm前後のインプラント周囲では、免疫を抑制する制御性T細胞(FOXP3陽性細胞)の割合が高くなる傾向が確認されました。体が「異物だ」と過剰に反応しにくい環境をつくり出すことで、拘縮の原因となる厚い被膜の形成を抑えることが期待されています。

マクロテクスチャーとの比較で見えるナノテクスチャーの利点

マクロテクスチャーは表面粗さ50μm以上の深い凹凸で組織をしっかり巻き込み、インプラントの位置を固定する設計です。固定力は高い一方で、深い溝に細菌が付着しやすく、バイオフィルム形成のリスクが高まるとする報告もあります。

ナノテクスチャーではこのような深い溝が存在しないため、細菌の足場が少なくなります。加えて、シリコンの微粒子が剥がれ落ちにくいという特性もあり、慢性的な炎症を引き起こすリスクが低減されるとする研究データが蓄積されつつあります。

カプセル拘縮の発生率はナノテクスチャーの表面構造で変わる

豊胸後に起こりうる合併症のうち、カプセル拘縮の発生率はスムースインプラントで約15%に達するとの報告があります。ナノテクスチャーのモティバでは、複数の臨床試験においてこの数値が大幅に低いことが示されました。

カプセル拘縮が起きる原因と豊胸後のリスク

人体は異物が入ると、その周囲にコラーゲンの被膜(カプセル)を形成して封じ込めようとします。この反応自体は正常な防御機能ですが、被膜が過度に厚く硬くなった状態がカプセル拘縮です。

Baker分類のGrade IIIやIVに至ると、見た目の変形や痛みが生じ、再手術が必要になることもあります。

拘縮の原因は単一ではなく、細菌汚染、インプラント表面の性質、手術時のポケット内出血など複数の要因が絡み合っています。表面加工はそのなかでも術者側でコントロールしやすい要素の一つとして位置づけられてきました。

表面の微細な凹凸が免疫反応を穏やかにする

マウスやウサギを用いた動物実験では、表面粗さが異なるインプラントを乳腺脂肪パッドに留置し、最長1年間にわたり免疫反応を観察した研究があります。その結果、約4μmの表面粗さを持つインプラントでは、炎症性サイトカインの産生が抑えられ、線維化の程度も軽かったと報告されました。

  • 表面粗さが大きいほどマクロファージの活性化が強まる傾向
  • 約4μm付近で免疫抑制性の制御性T細胞が増加する傾向
  • 完全なスムース(0μm付近)よりもわずかな凹凸がある方が生体適合性に優れる可能性

ただし、これらの知見は主に動物モデルに基づくものであり、ヒトにおける長期的な効果については今後の追加データが待たれるところでもあります。

組織の巻き込みを防ぐ設計が拘縮リスクを下げる

テクスチャーが深いほど周囲組織がインプラント表面に入り込み、癒着が強くなります。癒着が強いとインプラントは動きにくくなりますが、組織を引っ張ることで新たな炎症やダブルカプセルを引き起こす場合もあります。

ナノテクスチャーは孔(ポア)のない滑らかな微細構造のため、組織が深く入り込む余地がありません。そのため被膜の形成自体が薄く均一になりやすく、拘縮へ進行するリスクが低いと考えられています。

6年間の前向き研究でもBaker III/IVのカプセル拘縮が報告されなかった点は、この設計思想の有効性を裏づける結果といえるでしょう。

モティバの定着率を左右するSilkSurface加工の臨床データ

「ナノテクスチャーは臨床データが少ない」と誤解されがちですが、実際にはすでに数千例規模の報告が蓄積されています。複数の研究が、モティバのSilkSurface加工が高い定着率と低い合併症率を示すことを明らかにしました。

6年間の追跡調査で確認された合併症の少なさ

コスタリカの医療機関が実施した前向き研究では、35名の患者を対象にSilkSurface搭載モティバインプラントを留置し、6年間にわたり経過を追跡しています。

この期間中、カプセル拘縮、破裂、ダブルカプセル、遅発性漿液腫のいずれも発生せず、MRI評価でもインプラント関連の異常は認められませんでした。

再手術は3例のみで、いずれも美容上の理由によるものでした。医学的な理由でインプラントを交換したケースはゼロです。患者満足度もフォローアップを通じて高い水準を維持していたと報告されています。

5813症例から見える合併症率の低さ

英国の単一施設で実施された大規模な後ろ向き研究では、16名の執刀医が3年間で5813件の豊胸手術にモティバのSilkSurfaceおよびVelvetSurfaceインプラントを使用しました。全体の合併症率は0.76%、再手術率も同じく0.76%と非常に低い値です。

評価項目SilkSurfaceVelvetSurface
合併症率0.76%(全体)0.76%(全体)
カプセル拘縮(Baker III/IV)0件0件
インプラント破裂0件0件

300〜499ccの容量帯では、SilkSurfaceの方がVelvetSurfaceよりも統計的に有意に合併症率が低かったとも報告されています。ナノテクスチャーの安定性が、特に中〜大容量のインプラントで顕著に発揮される可能性を示す結果です。

従来テクスチャーからナノテクスチャーへ移行した術者の報告

スウェーデンの形成外科医が、従来のテクスチャードインプラント254例とモティバのSilkSurface 161例を比較した後ろ向き研究も発表されています。

移行初期には3.5%だったSilkSurface群の合併症率が、経験の蓄積とともに低下していったことが確認されました。

この研究は、ナノテクスチャーへの切り替え時には手術手技の微調整が必要になることを示す一方、習熟後は安定した成績が得られることも示唆しています。インプラントの表面特性に応じてポケット作成や剥離範囲を見直す姿勢が、定着率を高めるうえで大切といえるでしょう。

ナノテクスチャーのモティバはBIA-ALCLのリスク低減につながるか

BIA-ALCL(ブレストインプラント関連未分化大細胞型リンパ腫)との関連が懸念されるのは、主に表面粗さの大きいマクロテクスチャーのインプラントに限られるとする報告が増えています。

ただし、ナノテクスチャーだから絶対に安全とは断言できず、長期的な疫学データの蓄積を待つ必要があります。

BIA-ALCLと表面加工の関係を整理する

BIA-ALCLは非常にまれな疾患ですが、テクスチャードインプラントとの関連が世界的に報告されてきました。各国の規制当局は、特にアラガン社のBiocellなど表面粗さの大きい製品に対してリコールや販売中止の措置をとっています。

BIA-ALCLがどのように発症するかにはまだ不明な点が多いものの、深いテクスチャーが慢性炎症を引き起こし、T細胞の異常増殖を促すという仮説が有力です。

表面粗さが大きいほど細菌バイオフィルムが形成されやすく、これが持続的な免疫刺激となって発症に関わるとも考えられています。

ISO分類ではモティバはスムースに該当する

ISO 14607:2018の基準では、表面粗さ(Ra)が10μm未満のインプラントを「スムース」と定義しています。モティバのSilkSurfaceは約4μmですから、規格上はスムースカテゴリーに該当します。

マクロテクスチャーとは本質的に異なるカテゴリーに属するため、マクロテクスチャーに関連して報告されてきたBIA-ALCLのリスクをそのまま当てはめることは適切ではないと多くの専門家が指摘しています。

もっとも、スムース分類であることがBIA-ALCLの完全な排除を保証するものではない点には留意が必要です。

バイオフィルム形成を抑える表面設計がもたらす安心感

バイオフィルムとは、細菌がインプラント表面に付着して形成する膜状のコロニーのことです。深い凹凸のあるマクロテクスチャーでは細菌が溝に入り込みやすく、バイオフィルムが定着しやすい傾向が示されてきました。

表面タイプ細菌付着のしやすさBIA-ALCLとの関連報告
マクロテクスチャー高い多数の報告あり
マイクロテクスチャー中程度報告は少ない
ナノテクスチャー低い現時点で報告なし

ナノテクスチャーは深い溝がなく、細菌が定着する足場が少ないため、バイオフィルムの形成リスクが低いと考えられています。術中の無菌操作や抗菌洗浄と組み合わせると、さらなるリスク低減が見込めるでしょう。

モティバのナノテクスチャーが豊胸後の仕上がりに与える影響

「バストの見た目や触り心地がどうなるか」は、豊胸を考えている方にとって臨床データ以上に気になるテーマかもしれません。ナノテクスチャーのモティバは、自然な動きとやわらかさの両立を目指した設計になっています。

エルゴノミクス形状と表面加工の相乗効果

モティバのErgonomix(エルゴノミクス)シリーズは、ラウンド型のベースに高い流動性のジェルを充填し、立っているときは自然なティアドロップ形、仰向けでは横に流れるよう設計されたインプラントです。

従来の解剖学的形状(アナトミカル型)が固定された形を保つのに対し、Ergonomixは体位に応じた動きを見せます。

項目Ergonomix+SilkSurface従来アナトミカル型
体位変化への追従体位に応じて自然に動く形を保ったまま動きにくい
触感やわらかく自然に近いやや硬さを感じやすい
回転リスクラウンドベースのため回転の概念なし回転すると形が崩れる

SilkSurfaceの薄い被膜形成との組み合わせにより、インプラント周囲の組織がやわらかい状態を保ちやすく、触ったときの自然さに寄与するとされています。

触り心地と自然な動きを両立させる素材設計

モティバのジェルにはProgressive Gel Ultraxという独自のシリコンジェルが採用されています。外側はやわらかく、中心部にかけて弾力が増す構造で、万が一シェルが損傷してもジェルの流出を防ぐ設計です。

ナノテクスチャーの表面はこのジェルの柔軟性を活かしやすく、テクスチャーの凹凸による「ざらつき感」がバストの動きを妨げません。術後に胸が硬くなるという不安を抱える方にとっては安心材料の一つでしょう。

ポケットの中でのずれにくさとその限界

ナノテクスチャーは組織への巻き込みが少ないため、マクロテクスチャーと比べるとインプラントの固定力はやや控えめです。実際に、モティバのErgonomixで下方へのずれ(ボトミングアウト)が報告された研究もあります。

ずれを防ぐためには、ポケットのサイズ設計を正確に行い、必要に応じて筋膜下法などの術式を検討することが大切です。表面加工の特性を十分に理解した担当医を選ぶことが、仕上がりの満足度を左右する鍵となるでしょう。

ナノテクスチャーのモティバを選ぶ前に確認しておきたい注意点

ナノテクスチャーは多くの利点を持つ表面加工ですが、すべての方に等しく適しているわけではありません。術式との相性や担当医の経験値によって仕上がりは変わります。

術式や挿入位置との相性

ナノテクスチャーのモティバは、大胸筋下(デュアルプレーン含む)での留置を前提として多くの臨床データが蓄積されています。乳腺下法での使用例も報告はありますが、組織の巻き込みが少ない表面加工の性質上、大胸筋というサポートがある環境の方が安定しやすいと考えられています。

アクセス(挿入口)はインフラマリー(乳房下溝)が主流で、ほとんどの臨床研究もこのアプローチで実施されています。腋窩(わきの下)から挿入する場合の長期データは限られるため、カウンセリング時に確認しておくとよいでしょう。

他メーカーのマイクロテクスチャーとの比較で知っておくこと

ナノテクスチャーの比較対象としてよく挙がるのが、POLYTECH社のMESMOに代表されるマイクロテクスチャー(Ra 10〜50μm)のインプラントです。

あるドイツの研究では、Motiva Ergonomixの方がボトミングアウトの発生率がやや高かったとする報告もあります。

  • ナノテクスチャー:ずれやすさへの対策として精密なポケット設計が必要
  • マイクロテクスチャー:適度な組織密着性で安定しやすいが、長期の安全性データが少ない製品もある

どちらが「良い」とは一概に言い切れず、患者さんの体型・皮膚の厚さ・希望するサイズ・担当医の経験によって適切な選択は異なります。一つの製品の優位性だけに注目するのではなく、総合的な判断が大切です。

担当医に聞いておきたい3つの質問

豊胸のカウンセリングでは、インプラントの表面加工についても踏み込んだ質問をすることをおすすめします。以下の3点を聞いておくと、担当医の経験や考え方を知る手がかりになります。

まず、「ナノテクスチャーの手術経験は何例ありますか?」という質問です。先述のとおり、ナノテクスチャーには独自の手術手技の調整が必要で、習熟度が結果に影響します。

次に、「ポケットの作成方法をどのように工夫していますか?」と確認しましょう。ポケットの大きさや剥離範囲はインプラントの安定性に直結するため、担当医の方針を知ることは判断材料になります。

最後に、「万が一合併症が起きた場合の対応方針はどのようなものですか?」と聞いておくと安心です。どんなインプラントにもリスクはゼロではないため、術後のサポート体制を含めて検討することが、後悔のない選択につながるでしょう。

よくある質問

モティバのナノテクスチャーは従来のテクスチャーと何が違いますか?

モティバのナノテクスチャー(SilkSurface)は、表面粗さが約4μmと非常に微細な凹凸で構成されています。従来のマクロテクスチャーが50μm以上の深い溝を持つのに対し、ナノテクスチャーは肉眼ではほぼ判別できないレベルの微細構造です。

ISO 14607:2018の基準上スムースに該当しますが、完全に平滑なスムースとも異なり、生体との親和性を高める微細な凹凸を備えています。組織への巻き込みが少なく、細菌の付着も抑えられるため、カプセル拘縮やBIA-ALCLのリスク低減が期待されている表面加工です。

ナノテクスチャーのモティバでカプセル拘縮は起こりにくいですか?

複数の臨床研究において、ナノテクスチャーのモティバはカプセル拘縮の発生率が非常に低いことが報告されています。6年間の前向き研究ではBaker Grade III/IVのカプセル拘縮が1例も確認されず、5813症例を対象とした大規模調査でも同様にゼロ件でした。

ただし、カプセル拘縮は表面加工だけでなく、術中の無菌操作や出血管理、挿入位置など複数の要因が関与します。ナノテクスチャーを選べば絶対に起きないというものではないため、担当医の技術と術後管理を含めた総合的なリスク評価が大切です。

モティバのSilkSurfaceはBIA-ALCLのリスクを低減できますか?

BIA-ALCLは主にマクロテクスチャーのインプラントとの関連が報告されており、ナノテクスチャーのモティバに関してはこれまでBIA-ALCLの発症例が報告されていません。ISO分類上スムースに該当し、マクロテクスチャーとは表面構造が根本的に異なります。

とはいえ、ナノテクスチャーの市場投入期間はマクロテクスチャーに比べてまだ短く、超長期的な安全性については引き続きデータの蓄積が待たれます。現時点の研究結果からはリスクが低いと考えられていますが、定期的な検診と経過観察を怠らないことが重要です。

ナノテクスチャーのモティバは術後にずれやすいですか?

ナノテクスチャーは組織の巻き込みが少ない表面設計のため、マクロテクスチャーと比較するとインプラントの固定力はやや穏やかです。一部の比較研究では、ボトミングアウト(下方へのずれ)が生じた事例も報告されています。

ずれのリスクを抑えるためには、ポケットのサイズをインプラントに合わせて精密に設計することが重要です。また、ナノテクスチャーの特性に習熟した担当医を選ぶことで、手技の工夫によってずれのリスクを低減できるとする報告もあります。

カウンセリング時にポケット設計の方針を確認しておくとよいでしょう。

モティバのナノテクスチャーは豊胸の仕上がりにどのように影響しますか?

ナノテクスチャーの表面加工はカプセル(被膜)が薄く均一に形成されやすいため、インプラント周囲の組織がやわらかい状態を保ちやすくなります。その結果、触ったときの硬さが軽減され、自然なバストに近い触感を得やすいとされています。

さらにモティバのErgonomixシリーズでは、高流動性ジェルとの組み合わせにより、立位ではティアドロップ型、仰向けでは自然に横へ流れる動きを実現しています。ナノテクスチャーの薄い被膜がこの動的な変化を妨げにくいため、見た目にも動きにも自然さが期待できるでしょう。

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