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出産や授乳、年齢による変化、急なダイエットなどでバストの形が崩れ、「垂れた胸をどうにかしたい」と悩んでいませんか。
鏡を見るたびにハリを失ったバストにため息をついたり、好きなデザインの下着や洋服を楽しめなくなったりするのは、とてもつらいことです。
自力でのケアには限界があり、整形で改善する方法を探している方も多いでしょう。
この記事では、垂れた胸の原因から、美容整形でできる具体的なリフトアップ手術の種類、その効果や持続性、ダウンタイム、クリニック選びのポイントまで、あなたの疑問や不安に寄り添いながら詳しく解説します。
この記事を読めば、垂れた胸を整形で改善するための正しい知識が身につき、自分に合った一歩を踏み出すためのヒントが見つかるはずです。
多くの女性が悩む胸の垂れは、決して特別なことではありません。バストの形を維持している内部構造が、さまざまな要因によって変化することで起こります。
原因を正しく理解することが、適切な対策への第一歩です。
バストの大部分は脂肪組織と乳腺組織で構成されており、それらを皮膚が包み込むことで形を保っています。年齢を重ねると、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少し、質も変化します。
これにより、バスト全体を支える皮膚の力が弱まり、重力に負けて下へと垂れ下がってしまうのです。特にバストの下側の皮膚が伸びてしまうと、垂れが目立つようになります。
クーパー靭帯は、乳腺組織を皮膚や筋肉につなぎとめ、バストの形を吊り上げて支えている重要な組織です。
この靭帯はコラーゲン繊維の束でできており、一度伸びたり切れたりすると、元に戻ることはありません。
激しい運動による揺れや、サイズの合わないブラジャーの着用による負荷が、クーパー靭帯にダメージを与える主な原因です。クーパー靭帯が伸びてしまうと、バストを支える力が弱まり、下垂が進行します。
妊娠から授乳期にかけて、女性のバストは大きく変化します。授乳の準備のために乳腺が発達し、バスト全体が急激に大きくなります。このとき、皮膚やクーパー靭帯は最大限に引き伸ばされます。
そして、卒乳すると発達した乳腺は元の大きさに戻ろうと萎縮しますが、一度伸びた皮膚はすぐには縮みません。その結果、皮膚が余ってしまい、バスト全体がしぼんだように垂れてしまうのです。
これを「乳房下垂」と呼び、多くの方が経験する変化です。
短期間で大幅なダイエットを行うなど、体重の変動が激しいことも胸が垂れる原因の一つです。バストの大部分は脂肪でできているため、体重が減少するとバストの脂肪も減ります。
しかし、皮膚の収縮が追いつかないため、中身が減って皮だけが余った状態になり、ハリが失われて垂れ下がってしまいます。
体重の増減を繰り返すことも、皮膚やクーパー靭帯に負担をかけ、下垂を助長する要因となります。
セルフケアでは改善が難しい胸の垂れに対して、美容整形は直接的で効果的な解決策を提示します。
まずはご自身の胸の状態を客観的に把握し、どのような治療法が適しているのかを知ることが重要です。
胸の垂れ具合は、乳頭の位置によって客観的に分類できます。鏡の前で横向きに立ち、ご自身の乳頭がバストアンダーライン(乳房下溝)と比べてどの位置にあるかを確認してみましょう。
| 分類 | 乳頭の位置 | 主な状態 |
|---|---|---|
| 正常 | アンダーラインより上 | ハリがあり、上向きのバスト |
| 軽度下垂 | アンダーライン上か1cm以内下 | バストの下側がやや垂れ始めた状態 |
| 中等度下垂 | アンダーラインより1~3cm下 | 乳頭が明らかに下向きの状態 |
| 重度下垂 | アンダーラインより3cm以上下 | 乳頭が真下を向き、バスト全体が垂れ下がった状態 |
美容整形では、この下垂の程度(グレード)に合わせて最適な手術方法を選択します。
軽度の下垂であれば比較的負担の少ない方法で改善が期待できますが、重度の下垂になると、より複雑な手術が必要になります。
自己判断だけでなく、専門の医師による正確な診断のもとで、ご自身の希望と状態に合った治療法を見つけることが大切です。
マッサージやクリーム、エクササイズといったセルフケアは、血行促進や筋力アップにはつながりますが、一度伸びてしまった皮膚やクーパー靭帯を元に戻すことはできません。
美容整形、特にバストリフト(乳房挙上術)は、余分な皮膚を切除し、乳頭と乳輪を適切な位置に移動させ、乳腺組織を再形成することで、物理的にバストの形を整えます。
これにより、垂れた胸を根本から引き上げ、若々しいハリのある形を取り戻すことが可能なのです。
納得のいく結果を得るためには、医師とのカウンセリングが非常に重要です。カウンセリングでは、ご自身の悩みや理想のバストの形を具体的に伝えましょう。
医師はあなたのバストの状態を正確に診察し、考えられる手術方法のメリット・デメリット、リスク、費用などを詳しく説明します。
疑問や不安な点はすべて質問し、十分に理解・納得した上で手術を決めるようにしてください。
バストリフト手術には、主に切開する場所や範囲によっていくつかの種類があります。
どの方法を選択するかは、胸の下垂の程度や大きさ、皮膚の余り具合、そして患者さまがどこまでの変化を望むかによって決まります。
| 手術方法 | 主な対象 | 特徴 |
|---|---|---|
| 乳輪周囲切開法 | 軽度の下垂 | 傷跡が乳輪の縁に隠れやすい |
| 垂直切開法 | 中等度の下垂 | リフトアップ効果が高い |
| 逆T字切開法 | 重度の下垂 | 最も大きなリフトアップ効果と形の調整が可能 |
乳輪の縁に沿ってドーナツ状に皮膚を切開し、余分な皮膚を取り除いた後、乳輪の周りを縫い縮める方法です。軽度の下垂や、乳輪が大きいことに悩んでいる方に適しています。
傷跡が乳輪の境目に隠れるため、他の方法に比べて目立ちにくいのが大きなメリットです。
ただし、引き上げられる範囲には限りがあるため、中等度以上の下垂には十分な効果が得られない場合があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 傷跡が目立ちにくい、比較的手術時間が短い |
| デメリット | 大きなリフトアップ効果は期待できない、乳輪が平坦になることがある |
乳輪周囲に加えて、乳輪の下からバストアンダーラインに向かって縦方向に皮膚を切開する方法です。乳輪周囲切開法よりも多くの皮膚を切除できるため、より高いリフトアップ効果が得られます。
中等度の下垂に適しており、バストの形を整えやすいのが特徴です。乳輪の下に縦の傷跡が残りますが、時間の経過ととも徐々に目立ちにくくなります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 高いリフトアップ効果、形の調整がしやすい |
| デメリット | 乳輪の下に縦の傷跡が残る |
垂直切開法に加え、バストアンダーラインに沿って横方向にも切開を行う方法です。アルファベットのTを逆さにしたような傷跡が残ることから、この名前で呼ばれます。
広範囲の皮膚を切除できるため、最も強力なリフトアップ効果があり、重度の下垂やサイズの大きいバストの形を根本から整えることが可能です。
傷跡は大きくなりますが、下着で隠れる位置にできます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メリット | 最もリフトアップ効果が高い、大幅なサイズダウンも可能 |
| デメリット | 傷跡が最も大きくなる、手術時間が長い |
バストリフト手術を受けることで、見た目には大きな変化が期待できます。
しかし、その効果がどのくらい続くのか、より長く維持するためにはどうすれば良いのかを理解しておくことも大切です。
手術の最も大きな効果は、垂れ下がっていた乳頭の位置が上がり、バスト全体が上向きになることです。これにより、若々しくハリのあるバストのシルエットを取り戻すことができます。
また、余分な皮膚を切除することで、しぼんだ印象だったバストにボリューム感が戻り、デコルテラインもふっくらとします。左右の大きさや形のバランスを整えることも可能です。
バストリフト手術の効果は、半永久的と言えます。手術によって物理的に組織の位置を移動させるため、すぐに元に戻ってしまうことはありません。
しかし、手術後も加齢による変化や重力の影響は受け続けます。そのため、時間の経過とともに再び少しずつ下垂が進行する可能性はあります。
また、術後に大幅な体重変動や妊娠・授乳があると、変化が大きくなることがあります。
手術の効果をできるだけ長く維持するためには、日々のセルフケアが重要になります。
バストをしっかりと支える自分に合ったブラジャーを着用し、運動時にはスポーツブラを使用するなど、クーパー靭帯に負担をかけない生活を心がけましょう。
また、急激な体重変動を避けることも大切です。
下垂が改善されても、バスト上部のボリューム不足が気になる場合があります。そのような場合には、バストリフト手術と同時に、シリコンバッグ挿入や脂肪注入などの豊胸術を組み合わせることがあります。
リフトアップで形を整え、豊胸術でボリュームを補うことで、より理想的なハリと丸みのある美しいバストを目指すことができます。
美容整形は魔法ではありません。
理想のバストを手に入れるためには、手術後の回復期間である「ダウンタイム」と、起こりうるリスクについて正しく理解し、備える必要があります。
手術直後から数日間は、痛み、腫れ、内出血が最も強く現れます。
痛みは処方される鎮痛剤でコントロール可能です。大きな腫れは1〜2週間ほどで落ち着きますが、むくみのような状態は1ヶ月程度続くことがあります。
内出血は2〜3週間かけて徐々に黄色く変化しながら消えていきます。
| 期間 | 主な症状 | 過ごし方の注意点 |
|---|---|---|
| 手術当日~3日 | 強い痛み、腫れ、内出血 | 安静に過ごす、処方薬を服用 |
| ~1週間 | 痛みが和らぐ、腫れ、内出血 | シャワー浴が可能になる、軽いデスクワークなら復帰可 |
| ~1ヶ月 | 腫れやむくみが引いてくる、傷跡の赤み | 飲酒や軽い運動が可能になる、入浴可 |
| 3ヶ月~半年 | 形がほぼ完成、傷跡が成熟 | 激しい運動も可能になる |
回復を順調に進め、美しい仕上がりを得るためには、ダウンタイム中の過ごし方がとても重要です。医師の指示に必ず従い、無理をしないようにしましょう。
どのような手術にもリスクは伴います。バストリフト手術で考えられる主なリスクには、感染症、血腫(内出血が溜まること)、傷跡の問題(肥厚性瘢痕やケロイド)、左右差、感覚の鈍化などがあります。
これらのリスクをゼロにすることはできませんが、経験豊富な医師のもとで適切な手術を受け、術後のケアをしっかりと行うことで、その可能性を最小限に抑えることができます。
万が一、異常を感じた場合は、すぐに手術を受けたクリニックに相談してください。
切開を伴う手術である以上、傷跡が全くなくなることはありません。
しかし、傷跡は時間とともに変化します。術後しばらくは赤く硬い状態が続きますが、3ヶ月から半年、長い場合は1年ほどかけて徐々に白く柔らかい線状になり、目立ちにくくなっていきます。
最終的にどの程度目立たなくなるかは、個人の体質や術後のケアにもよります。医師の指示に従い、テーピングや内服薬、外用薬などを用いたケアを継続することが大切です。
バストリフト手術の成功は、クリニック選びにかかっていると言っても過言ではありません。
費用だけで安易に決めず、技術力、安全性、サポート体制などを総合的に判断し、心から信頼できるクリニックを見つけましょう。
| チェック項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 医師の専門性と実績 | 形成外科専門医か、乳房関連手術の経験は豊富か |
| カウンセリングの質 | 時間をかけて丁寧に説明してくれるか、質問しやすいか |
| 料金体系の明確さ | 見積もりに全ての費用が含まれているか、追加料金はないか |
| アフターフォロー | 術後の検診やトラブル時の対応体制は整っているか |
まず、担当する医師がどのような経歴を持っているかを確認しましょう。特に、日本形成外科学会が認定する「形成外科専門医」であるかどうかは、一つの重要な指標になります。
形成外科は体の表面の機能と見た目を正常に整える分野であり、その専門医は乳房の構造や手術手技に関する高度な知識と技術を持っています。
また、バストリフトや乳房再建など、乳房関連の手術経験が豊富な医師を選ぶことが望ましいです。
クリニックのウェブサイトやカウンセリングで、実際の手術実績や症例写真を見せてもらいましょう。多くの症例を手がけているクリニックは、それだけ経験が豊富であると言えます。
症例写真を見る際は、自分と似たような悩みを持つ人の写真を探し、その仕上がりが自分の理想に近いかどうかを確認します。
良い点だけでなく、傷跡の経過なども含めて正直に見せてくれるクリニックは信頼できます。
提示された料金に、手術費用だけでなく、麻酔代、薬代、術後の検診費用などが全て含まれているかを確認することが重要です。
カウンセリング時に詳細な見積もりを出してもらい、後から追加料金が発生することがないか、明確に説明を求めましょう。
複数のクリニックでカウンセリングを受け、料金とサービス内容を比較検討することも一つの方法です。
手術が終わればすべて完了ではありません。
術後の経過をしっかりと診てくれるか、万が一トラブルが起きた際に迅速かつ誠実に対応してくれるかなど、アフターフォロー体制が整っていることは非常に大切です。
定期的な検診の有無や、24時間対応の緊急連絡先があるかなども確認しておくと、より安心して手術に臨むことができます。
ここでは、垂れた胸の整形手術を検討している多くの方が抱く疑問についてお答えします。手術への不安を解消するためにも、ぜひ参考にしてください。
手術中は全身麻酔で行うため、痛みを感じることはありません。眠っている間に手術は終わります。
手術後は麻酔が切れると痛みが出てきますが、処方される痛み止めの薬を服用することで十分にコントロールできる範囲です。
痛みのピークは術後2〜3日で、その後は徐々に和らいでいきます。
影響が出る可能性があります。バストリフト手術では、乳腺組織の一部を切除したり、乳管を傷つけたりすることがあります。
そのため、手術方法によっては将来の授乳機能に影響を及ぼす可能性があります。
将来的に妊娠・出産の予定がある方は、必ずカウンセリングの際に医師に伝え、授乳機能を温存できる手術方法について相談してください。
はい、可能性はあります。
手術によってバストは若々しい位置に戻りますが、その後も加齢や重力の影響を受け続けるため、長い年月をかけて少しずつ再び下垂が進行することは避けられません。
また、術後に大幅な体重の増減があったり、妊娠・授乳を経験したりすると、変化が早く現れることがあります。効果を長持ちさせるためには、日々のケアが大切です。
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| 診療時間 | 10:00~19:00 |
| 休診日 | 不定休 |
| 電話番号 | 052-551-8887 |
ARIEL.BUST.CLINICでは日本形成外科学会専門医資格を有した医師が診療にあたっております。日本美容外科学会(JSAPS)正会員、ジュビダームビスタ認定医、VASER LIPO認定医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医資格、ICLS(Immediate Crdiac Life Support)を有し、各学会での発表も積極的に行っています。
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