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ヒアルロン酸による豊胸効果とは?医師が解説する失敗しないための知識

ヒアルロン酸による豊胸効果とは?医師が解説する失敗しないための知識

「もう少しバストにボリュームがほしい」「水着や洋服をきれいに着こなしたい」そう考えたとき、豊胸手術が一つの選択肢になります。

中でもヒアルロン酸を用いた豊胸術は、手術に抵抗がある方でも受けやすい方法として知られています。

この記事では、ヒアルロン酸豊胸がどのようなものか、その効果やメリット、そして後悔しないために知っておくべきリスクや注意点について、医師の視点から詳しく解説します。

この記事を読めば、ヒアルロン酸豊胸がご自身にとって良い選択肢なのかを判断する知識が身につくはずです。ぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしてください。

目次

ヒアルロン酸豊胸の基本的な考え方

ヒアルロン酸豊胸を検討する上で、まずはその基本を正しく理解することが重要です。どのような物質を、どのように使ってバストアップするのか。

その原理と、どのような方にこの方法が向いているのかを解説します。

そもそもヒアルロン酸とは何か

ヒアルロン酸は、もともと私たちの皮膚や関節、目などに存在するゼリー状の物質です。非常に高い保水力を持ち、1グラムで約6リットルもの水分を保持する能力があります。

この性質により、肌のハリや潤いを保ったり、関節の動きを滑らかにしたりする重要な役割を担っています。

美容医療の分野では、この保水力と粘弾性を活かして、しわやくぼみの改善、鼻やあごの形成、そして豊胸などに広く利用されています。

医療用に使われるヒアルロン酸は、アレルギー反応のリスクが低い非動物由来のものが主流で、安全性に配慮して製造されています。

豊胸におけるヒアルロン酸の働き

ヒアルロン酸豊胸では、バスト内部の主に乳腺の下にあるスペースに、注射器を使ってヒアルロン酸製剤を注入します。

注入されたヒアルロン酸は、物理的にその空間を埋めることでバストの容積を増やし、ボリュームアップを実現します。

メスを使わないため、傷跡が注射針の跡だけで目立ちにくく、体への負担が少ないのが特徴です。

また、注入する量や場所を細かく調整できるため、全体のサイズアップだけでなく、デコルテ部分をふっくらさせたり、左右の大きさのバランスを整えたりといった、細かなデザインの要望にも応えやすい方法です。

ヒアルロン酸豊胸が適している方の特徴

項目内容理由
希望する変化自然な範囲でのバストアップ(1〜1.5カップ程度)注入量には限界があり、大幅なサイズアップには不向きなため。
手術への考え方メスを使う手術には抵抗がある注射のみで完結するため、心理的・身体的負担が少ない。
ダウンタイム長期の休みを取ることが難しい施術後の回復期間が短く、日常生活への復帰が早い。

体内でのヒアルロン酸の吸収について

体内に注入されたヒアルロン酸は、永久に残るわけではありません。ヒアルロニダーゼという体内の酵素によって少しずつ分解・吸収されていきます。

そのため、ヒアルロン酸豊胸の効果は永続的ではなく、時間とともにもとの状態に戻ります。

この「吸収される」という性質は、万が一仕上がりが気に入らなかった場合に元に戻せるという利点にもなりますが、効果を維持するためには定期的な再注入が必要になるという側面も持ち合わせています。

効果の持続期間は使用するヒアルロン酸製剤の種類や個人の体質によって異なります。

ヒアルロン酸注入で期待できる具体的な豊胸効果

ヒアルロン酸豊胸は、手軽さだけでなく、その仕上がりの自然さにも定評があります。

ここでは、具体的にどのような効果が期待できるのか、持続期間や体への負担といった観点から詳しく見ていきましょう。

自然なバストアップと感触

ヒアルロン酸豊胸の大きな魅力の一つは、その自然な仕上がりです。もともと体内にある成分に近い物質を注入するため、バスト本来の柔らかさや揺れ感を損ないにくいのが特徴です。

適切な層に適切な量を注入すれば、見た目にも触り心地にも違和感の少ない、ナチュラルなボリュームアップが期待できます。

特に、痩せ型で脂肪が少ない方でも、自然なハリと丸みのあるバストを形成することが可能です。

バストの形や左右差の調整

全体的なサイズアップだけでなく、バストの形を細かくデザインできるのもヒアルロン酸豊胸の利点です。

「デコルテが痩せて見えるのが気になる」「バストの上部にもう少しボリュームがほしい」「左右の大きさが違うのを揃えたい」といった、部分的な悩みにピンポイントで対応できます。

医師は注入する場所や深さ、量を微調整しながら、患者さんの理想とするバストラインに近づけていきます。この柔軟性の高さは、他の豊胸術にはない大きなメリットと言えるでしょう。

効果の持続期間の目安

製剤の種類特徴持続期間の目安
標準的な製剤比較的柔らかく、なじみやすい約1年〜1年半
高濃度の製剤粒子が大きく、形を保ちやすい約2年〜3年

効果の持続期間は、使用するヒアルロン酸製剤の品質や種類、注入量、そして個人の代謝速度によって大きく変わります。

一般的には1年から3年程度で吸収されることが多いですが、これはあくまで目安です。効果を長持ちさせるためには、経験豊富な医師が、適切な種類の製剤を、適切な量だけ注入することが重要です。

施術時間と体への負担

ヒアルロン酸豊胸は、施術時間が短いことも大きな特徴です。カウンセリングや麻酔の時間を除けば、実際の注入にかかる時間は30分から1時間程度で完了します。

局所麻酔で行うため、体への負担も少なく、施術後は少し休めばすぐに帰宅できます。メスを使わないため、手術後のような大掛かりな固定や抜糸も必要ありません。

この手軽さから「プチ豊胸」とも呼ばれ、忙しい方や手術が怖いと感じる方にとって、受け入れやすい選択肢となっています。

知っておくべきヒアルロン酸豊胸のデメリットとリスク

多くのメリットがある一方で、ヒアルロン酸豊胸にはデメリットやリスクも存在します。

施術を受ける前には、良い面だけでなく、これらの注意点もしっかりと理解し、納得しておくことが失敗を避けるために不可欠です。

効果が永久ではない点

前述の通り、ヒアルロン酸は時間とともに体内に吸収されるため、効果は永久ではありません。効果を維持したい場合は、1年から数年おきに追加で注入を行う必要があります。

これは、一度の手術で半永久的な効果を望む方にとってはデメリットと感じるかもしれません。

一方で、流行や年齢による体型の変化に合わせてバストの形を調整したい方や、「まずはお試しで豊胸してみたい」という方にとっては、むしろ好都合な点と捉えることもできます。

追加注入を考慮した費用計画

項目初回注入追加注入(1〜2年後)
注入量の目安100cc〜200cc50cc〜100cc
費用の考え方初期費用としてまとまった額が必要維持費用として定期的に発生

しこりや凹凸が発生する可能性

ヒアルロン酸豊胸で最も注意すべきリスクの一つが「しこり」です。これは、注入されたヒアルロン酸が均一になじまずに塊になったり、体の防御反応によって被膜が形成されたりすることで発生します。

技術的に未熟な医師が注入したり、一度に大量に注入しすぎたり、不適切な種類の製剤を使用したりすると、しこりのリスクは高まります。

また、注入後にバストが硬くなったり、表面がデコボコしたりする可能性もあります。これらのリスクを避けるためには、信頼できるクリニックで、経験豊富な医師による施術を受けることが極めて重要です。

感染症やアレルギー反応のリスク

注射を用いる施術である以上、感染症のリスクはゼロではありません。

施術を行う環境の衛生管理が徹底されていない場合、注射針を刺した部分から細菌が侵入し、赤みや腫れ、痛みを引き起こす可能性があります。

また、頻度は低いものの、ヒアルロン酸製剤そのものや、製剤に含まれる麻酔薬などに対してアレルギー反応を起こす可能性も考えられます。

アレルギー体質の方は、事前に医師に申告し、相談することが大切です。

  • 不衛生な環境での施術
  • 術後のケア不足
  • 体質的なアレルギー

豊胸に使われるヒアルロン酸製剤の種類

一言でヒアルロン酸と言っても、豊胸に使用される製剤には様々な種類があります。それぞれの特徴を理解し、自分の希望や体質に合ったものを選ぶことが、満足のいく結果につながります。

製剤による硬さや持続性の違い

ヒアルロン酸製剤は、その製造方法によって粒子の大きさや架橋(かきょう)と呼ばれる構造の強さが異なります。

一般的に、粒子が大きく架橋が強い製剤ほど、体内で分解されにくく形を保つ力が強いため、持続期間が長くなる傾向があります。

また、硬さも異なり、柔らかい製剤は自然な感触になりやすく、硬い製剤はバストの形をしっかりと作りやすいという特徴があります。

どの製剤が適しているかは、患者さんの元々のバストの硬さや皮膚の厚み、希望する仕上がりによって変わってきます。

製剤の主な特性

特性柔らかい製剤硬い製剤
感触より自然で柔らかいハリがあり、形を保ちやすい
持続性比較的短い比較的長い
適した用途全体的なボリュームアップデコルテや谷間の形成

安全性が認められた製剤の重要性

美容医療で用いる製剤は、その安全性が何よりも優先されなければなりません。

国や地域の規制当局(日本の場合は厚生労働省など)によって承認されている製剤や、世界的に広く使用され、安全性に関する多くのデータが蓄積されている製剤を選ぶことが重要です。

安価だからといって、承認されていない製剤や出所の不明な製剤を使用すると、予期せぬ健康被害につながる危険性があります。

カウンセリングの際には、使用する製剤の名前や、承認状況について必ず確認するようにしましょう。

自分の希望に合う製剤の選び方

最終的にどの製剤を使用するかは、医師との相談の上で決定します。「とにかく長持ちさせたい」「できるだけ自然な柔らかさがほしい」といった自分の希望を明確に伝えることが第一歩です。

その上で、医師はプロの視点から、患者さんのバストの状態(皮膚の伸びやすさ、乳腺の量など)を診察し、最も適した製剤を提案します。

複数の製剤を取り扱っており、それぞれのメリット・デメリットを丁寧に説明してくれるクリニックを選ぶと、より納得のいく選択ができるでしょう。

施術当日の流れとアフターケア

実際に施術を受けると決めた場合、どのような一日になるのでしょうか。ここでは、カウンセリングから施術後までの一般的な流れと、ダウンタイム中の過ごし方について解説します。

カウンセリングから施術終了まで

施術は、まず医師による詳細なカウンセリングから始まります。悩みや希望を伝え、診察を受けた上で、最適な注入プランを決定します。

施術内容やリスクについて十分に説明を受け、同意した上で施術に進みます。施術室に移動したら、注入部位のデザインを行い、消毒、局所麻酔をします。

麻酔が効いてきたことを確認してから、ヒアルロン酸を丁寧に注入していきます。施術中は、痛みや違和感がないか、医師が確認しながら進めるのが一般的です。

注入が終わったら、形を整え、針穴にテープを貼って終了です。

ダウンタイムの期間と主な症状

ヒアルロン酸豊胸のダウンタイムは、他の豊胸術に比べて短いのが特徴です。しかし、全く症状がないわけではありません。施術直後から数日間は、いくつかの症状が現れることがあります。

ダウンタイム中の主な症状と期間

症状期間の目安対処法
腫れ・むくみ3日〜1週間程度安静にする。長時間の入浴を避ける。
内出血1〜2週間程度自然に吸収されるのを待つ。コンシーラーで隠せる程度。
痛み・違和感2〜3日程度処方された痛み止めを服用する。

これらの症状はほとんどの場合、時間の経過とともに軽快します。

仕事や学校は、デスクワークであれば翌日から可能なことが多いですが、念のため翌日は休めるようにスケジュールを調整しておくと安心です。

施術後の生活で注意すべき点

ダウンタイムを順調に終え、美しい仕上がりを長持ちさせるためには、施術後の過ごし方が重要です。特に施術後1週間程度は、以下の点に注意しましょう。

  • 激しい運動を避ける
  • 飲酒を控える
  • 長時間の入浴やサウナを避ける
  • バストへの強いマッサージや圧迫をしない

これらの行動は血行を促進し、腫れや痛みを長引かせる原因となります。また、注入したヒアルロン酸が移動したり、変形したりするのを防ぐためにも、バストは優しく扱う必要があります。

うつ伏せで寝るのも避けた方が良いでしょう。

ヒアルロン酸豊胸と他の豊胸術の比較

豊胸にはヒアルロン酸注入以外にも、シリコンバッグや自身の脂肪を注入する方法があります。それぞれに異なる特徴があり、どれが一番良いというわけではありません。

自分の希望やライフスタイルに合った方法を選ぶために、それぞれの違いを理解しておきましょう。

シリコンバッグ豊胸との違い

シリコンバッグ豊胸は、シリコン製のバッグをバスト内部に挿入する方法です。大幅なサイズアップが可能で、半永久的な効果が期待できるのが最大のメリットです。

一方、全身麻酔を伴う外科手術が必要で、体への負担が大きく、ダウンタイムも長くなります。また、傷跡が残る、バッグの破損や被膜拘縮(バッグの周りが硬くなる)といった特有のリスクもあります。

脂肪注入豊胸との違い

脂肪注入豊胸は、自分自身の太ももやお腹などから吸引した脂肪を、バストに注入する方法です。自分の組織を使うためアレルギーの心配がなく、感触も非常に自然で、定着した脂肪は半永久的に残ります。

また、脂肪を吸引した部分の痩身効果も得られます。ただし、注入した脂肪がすべて定着するわけではなく、一部は吸収されてしまうため、効果の予測が難しい面があります。

また、十分な量の脂肪が採取できない痩せ型の方には不向きです。

各豊胸術のメリット・デメリット比較

項目ヒアルロン酸豊胸シリコンバッグ豊胸脂肪注入豊胸
サイズアップ効果小さい(1〜1.5カップ)大きい(2カップ以上も可)中くらい(1〜2カップ)
体への負担小さい(注射のみ)大きい(全身麻酔手術)中くらい(脂肪吸引と注入)
持続性一時的(要再注入)半永久的半永久的(定着分)

失敗を避けるためのクリニック選びのポイント

ヒアルロン酸豊胸が成功するかどうかは、クリニック選びにかかっていると言っても過言ではありません。

料金の安さだけで選ぶのではなく、安全性と技術力を重視して、信頼できる医療機関を見つけることが大切です。

医師の経験と技術力を見極める

ヒアルロン酸豊胸は、注入する医師の技術や美的センスが仕上がりに直結します。解剖学的な知識が豊富で、注入経験の多い医師を選ぶことが重要です。

クリニックのウェブサイトで医師の経歴や所属学会などを確認するのも一つの方法です。

また、カウンセリングの際に、その医師が担当した症例写真を見せてもらい、自分の好みに合う仕上がりかどうかを確認することも参考になります。

カウンセリングの丁寧さと納得感

良いクリニックは、カウンセリングに時間をかけ、患者の悩みや希望を丁寧にヒアリングします。

そして、施術のメリットだけでなく、デメリットやリスク、起こりうる合併症についても隠さず説明してくれます。患者からの質問にも誠実に答え、不安を解消しようと努めてくれるはずです。

少しでも疑問や不安が残る場合は、その場で即決せず、一度持ち帰って冷静に考えるか、他のクリニックの意見も聞いてみることをお勧めします。

カウンセリングでの確認事項

カテゴリ確認すべきポイント
施術について具体的な注入方法、使用する製剤の種類と量、期待できる効果
リスクについて考えられる合併症(しこり、感染など)とその対処法
費用について総額、追加料金の有無、麻酔代や薬代が含まれているか

アフターフォロー体制の充実度

施術が終わればそれで終わり、ではありません。万が一、施術後に何らかのトラブルが起きた際に、迅速かつ適切に対応してくれるかどうかも重要なポイントです。

術後の検診制度が整っているか、緊急時の連絡先は明確か、しこりができた場合の溶解注射などの対応は可能か、といったアフターフォロー体制について、事前にしっかりと確認しておきましょう。

安心して施術を受けるためには、信頼できるサポート体制が欠かせません。

ヒアルロン酸豊胸に関するよくある質問

最後に、カウンセリングで多く寄せられる質問とその回答をまとめました。まだ疑問が残っている方は、ぜひ参考にしてください。

痛みはどの程度ありますか?

施術前に注入部位に局所麻酔を行うため、注入中の痛みはほとんど感じない場合が多いです。針を刺すチクッとした痛みや、ヒアルロン酸が入ってくる鈍い感覚を覚えることはあります。

痛みの感じ方には個人差がありますが、多くのクリニックでは痛みを最小限に抑える工夫(極細の針の使用、冷却など)をしています。

施術後は、筋肉痛のような鈍い痛みが数日間続くことがありますが、処方される痛み止めでコントロールできる程度です。

授乳への影響はありますか?

ヒアルロン酸は乳腺の下の層に注入するため、乳腺組織そのものを傷つけることは基本的にありません。そのため、将来の授乳機能に影響を及ぼす可能性は極めて低いと考えられています。

ただし、妊娠中や授乳中は体の状態が通常とは異なるため、施術を受けることはできません。将来、妊娠・出産を考えている方は、念のためカウンセリングの際に医師に相談しておくとより安心です。

何カップくらい大きくできますか?

ヒアルロン酸豊胸で目指せるサイズアップは、一般的に1〜1.5カップ程度が目安です。元々のバストの大きさや皮膚の伸縮性によって、注入できる量には限界があります。

無理に大量のヒアルロン酸を注入すると、しこりや不自然な形になるリスクが高まるため、安全な範囲内での注入量を守ることが重要です。

大幅なサイズアップを希望する場合には、シリコンバッグ豊胸など他の方法を検討する必要があります。

追加注入は可能ですか?

はい、可能です。ヒアルロン酸は時間とともに吸収されるため、効果が薄れてきたと感じたタイミングで追加注入を行うことで、理想のバストサイズを維持できます。

また、「もう少しボリュームがほしい」と感じた場合に、数ヶ月後に追加で注入することもできます。

ただし、短期間に何度も注入を繰り返すのではなく、バストの状態を見ながら、適切な時期に適切な量を注入することが大切です。

追加注入のタイミングや量については、担当の医師とよく相談して決めましょう。

以上

参考文献

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