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ARIEL.BUST.CLINIC(名古屋の脂肪吸引・注入・豊胸クリニック)バストアップハイブリッド豊胸の特徴と医師が教える施術後の経過と回復期間

ハイブリッド豊胸の特徴と医師が教える施術後の経過と回復期間

バストアップ
ハイブリッド豊胸の特徴と医師が教える施術後の経過と回復期間
監修者

「もう少しバストにボリュームが欲しい」「自然な形でサイズアップしたい」とお考えの方にとって、ハイブリッド豊胸は魅力的な選択肢の一つです。

この記事では、ハイブリッド豊胸とはどのような施術なのか、その特徴やメリット・デメリット、そして気になる施術後の経過や回復期間について、医師の視点から詳しく解説します。

ご自身の理想のバストを考える上で、この記事が正しい知識を得るための一助となれば幸いです。

ハイブリッド豊胸とは 魅力と基本的な知識

近年、美容医療の分野で注目を集める「ハイブリッド豊胸」。この施術法は、従来の豊胸術の利点を組み合わせ、より自然で満足度の高い結果を目指すものです。

まずは、ハイブリッド豊胸とは何か、その基本的な知識と魅力について掘り下げていきましょう。

ハイブリッド豊胸の概要

ハイブリッド豊胸は、主に「シリコンバッグ挿入」と「ご自身の脂肪注入」という二つの豊胸術を組み合わせた施術方法です。

具体的には、シリコンバッグである程度のボリュームを作り、その周囲やデコルテ部分などに、ご自身から採取した脂肪を注入することで、より自然な形や感触を追求します。

この方法により、シリコンバッグだけでは得られにくいナチュラルな谷間や、柔らかい手触りを実現しやすくなります。また、脂肪を注入することで、バッグの輪郭が浮き出るのを防ぐ効果も期待できます。

他の豊胸術との違い

豊胸術にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。ハイブリッド豊胸が他の代表的な豊胸術とどのように異なるのかを理解することは、ご自身に適した方法を選ぶ上で重要です。

シリコンバッグ豊胸との比較

シリコンバッグ豊胸は、大幅なサイズアップが可能で、持続性も高いというメリットがあります。しかし、体型によってはバッグの輪郭が不自然に見えたり、触り心地が硬く感じられたりすることがあります。

ハイブリッド豊胸では、シリコンバッグで基本的なボリュームを確保しつつ、脂肪注入によってこれらの点を補い、より自然な仕上がりを目指します。

脂肪注入豊胸との比較

ご自身の脂肪を注入する豊胸術は、アレルギー反応のリスクが低く、非常に自然な感触が得られるのが大きなメリットです。また、脂肪を採取した部位の部分痩せ効果も期待できます。

一方で、一度に注入できる脂肪の量には限界があり、大幅なサイズアップは難しい場合があります。また、注入した脂肪の全てが定着するわけではないため、複数回の施術が必要になることもあります。

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグで確実なサイズアップを図りながら、脂肪注入で自然さをプラスする方法と言えます。

豊胸術の主な特徴比較

特徴ハイブリッド豊胸シリコンバッグ豊胸脂肪注入豊胸
主な目的確実なサイズアップと自然な仕上がり大幅なサイズアップ自然な仕上がり、部分的なボリュームアップ
感触の自然さ比較的高い(脂肪注入による)バッグの種類による非常に高い
サイズアップの度合い中〜大小〜中

ハイブリッド豊胸が注目される理由

ハイブリッド豊胸が注目される背景には、より自然で美しいバストを求めるニーズの高まりがあります。単にサイズを大きくするだけでなく、形や動き、手触りといった細部にまでこだわりたいと考える方が増えています。

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグによる確実なボリュームアップと、脂肪注入による自然な仕上がりという、双方の「良いとこ取り」を目指せる施術法として、そのようなニーズに応える可能性を秘めています。

特に、痩せ型で脂肪が少ないけれど自然な仕上がりを強く希望する方や、シリコンバッグの輪郭が気になる方にとって、ハイブリッド豊胸とは魅力的な選択肢となり得るでしょう。

ハイブリッド豊胸のメリットとデメリットを理解する

どのような医療行為にも、利点と注意すべき点が存在します。ハイブリッド豊胸も例外ではありません。

施術を検討する際には、メリットとデメリットの両方を十分に理解し、ご自身の希望や体質と照らし合わせて判断することが大切です。

メリットの詳細解説

ハイブリッド豊胸には、他の豊胸術と比較して優れた点がいくつかあります。主なメリットを詳しく見ていきましょう。

自然な感触と見た目

最大のメリットの一つは、自然な感触と見た目を実現しやすいことです。シリコンバッグの周囲に自身の脂肪を注入することで、バッグの硬さや輪郭が緩和され、より本物のバストに近い柔らかさや動きが期待できます。

特にデコルテラインやバストの上部に脂肪を注入することで、痩せ型の方でも自然な丸みや谷間を作りやすくなります。

サイズアップと部分痩せの両立

シリコンバッグを使用するため、ある程度の確実なサイズアップが可能です。これに加えて、脂肪注入のために太ももやお腹などから脂肪を吸引するため、気になる部分の部分痩せ効果も同時に期待できる点は大きな魅力です。

バストアップとボディラインの調整を一度の施術で目指せるのは、ハイブリッド豊胸ならではのメリットと言えるでしょう。

定着率の向上への期待

脂肪注入豊胸単独の場合、注入した脂肪の定着率は個人差があり、必ずしも全ての脂肪が生着するわけではありません。

ハイブリッド豊胸では、シリコンバッグが土台となることで、その周囲に注入された脂肪細胞への血流供給が比較的安定しやすく、脂肪の定着率向上に繋がるという考え方もあります。

ただし、定着率は様々な要因に影響されるため、医師との十分な相談が必要です。

ハイブリッド豊胸の主なメリット

メリット詳細期待できる効果
自然な仕上がりシリコンバッグの輪郭を脂肪でカバー柔らかい感触、自然な谷間
確実なサイズアップシリコンバッグによるボリューム確保希望に近いバストサイズ
部分痩せ効果脂肪吸引による気になる部位のスリム化

デメリットと注意点

多くのメリットがある一方で、ハイブリッド豊胸にはいくつかのデメリットや注意すべき点もあります。これらを事前に把握しておくことが重要です。

施術を受けられないケース

健康状態によっては、ハイブリッド豊胸の施術が適さない場合があります。例えば、重度の心臓病や糖尿病、血液凝固能に異常がある方、妊娠中や授乳中の方などは、施術を見送る必要があります。

また、吸引できる十分な量の脂肪がない極端な痩せ型の方も、脂肪注入の併用が難しいため、適応とならないことがあります。カウンセリング時に既往歴や現在の健康状態を正確に伝えることが大切です。

脂肪吸引部位のダウンタイム

ハイブリッド豊胸では、脂肪注入のために脂肪吸引を行います。そのため、バストだけでなく、脂肪を吸引した部位(太もも、腹部など)にもダウンタイムが生じます。

吸引部位には、痛み、腫れ、内出血、むくみなどが見られることが一般的です。これらの症状は時間とともに軽快しますが、一定期間はガードルによる圧迫固定が必要になることもあります。

複数回の施術が必要な場合も考慮

注入した脂肪の定着には限界があり、一度の施術で理想のボリュームや形に到達しない場合、あるいはより高い定着を目指すために、複数回に分けて脂肪注入を行うことを医師から提案されることもあります。

その場合、追加の費用やダウンタイム期間も考慮に入れる必要があります。

ハイブリッド豊胸の主なデメリット・注意点

デメリット・注意点詳細対策・考慮事項
施術の複雑さバッグ挿入と脂肪注入の2つの手技医師の技術力と経験が重要
費用が高めになる傾向2つの施術を組み合わせるため事前に総額を確認
ダウンタイムが長めになる可能性バストと脂肪吸引部位の両方十分な回復期間を確保

注意:ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグ挿入と脂肪注入の両方のリスクを伴います。感染、血腫、被膜拘縮(シリコンバッグ周囲の膜が硬くなる現象)、脂肪壊死、しこりなどの可能性もゼロではありません。

信頼できる医師から十分な説明を受け、理解した上で施術に臨むことが重要です。

ハイブリッド豊胸の施術の流れと準備

ハイブリッド豊胸を受けることを決めたら、どのような流れで施術が進むのか、事前にどのような準備が必要なのかを把握しておくと安心です。ここでは、一般的な施術の流れと準備について解説します。

カウンセリングで確認すべきこと

施術前のカウンセリングは非常に重要です。医師と直接話し、疑問や不安を解消する良い機会となります。以下の点を確認しましょう。

希望のバストイメージの共有

どのようなバストになりたいのか、具体的なイメージ(大きさ、形、柔らかさなど)を医師に伝えましょう。写真などを持参するのも有効です。

医師はあなたの希望と医学的な観点から、実現可能な範囲や最適な施術プランを提案します。

施術方法とリスクの説明

ハイブリッド豊胸の具体的な手技、使用するシリコンバッグの種類やサイズ、脂肪の吸引部位と注入方法について詳しい説明を受けます。また、起こりうる合併症やリスクについても、隠さず説明してくれる医師を選びましょう。

ハイブリッド豊胸とはどのようなものか、メリットだけでなくデメリットも理解することが大切です。

費用の確認

施術費用には何が含まれているのか(検査費用、麻酔費用、薬代、アフターケア費用など)、追加で発生する可能性のある費用はあるのかなど、総額を明確に確認します。

支払い方法やキャンセルポリシーについても事前に聞いておくと安心です。

カウンセリングでの主な確認事項

  • 希望するバストのサイズや形
  • 使用するシリコンバッグの種類と特徴
  • 脂肪吸引の部位と量
  • 施術の具体的な手順と所要時間
  • 麻酔の方法と安全性
  • 術後の経過、ダウンタイム、リスク、合併症
  • アフターケアの内容と保証制度
  • 総費用と支払い方法

施術前の検査と注意点

安全に施術を行うために、事前にいくつかの検査が必要です。また、施術に向けて体調を整えるための注意点もあります。

血液検査や画像検査

全身状態を把握するために、血液検査を行います。貧血の有無や肝機能、腎機能、感染症の有無などをチェックします。

また、バストの状態を正確に把握するために、マンモグラフィや超音波(エコー)検査などの画像検査を行うこともあります。これらの検査結果に基づき、施術の可否が最終的に判断されます。

禁煙や服薬制限

喫煙は血行を悪化させ、傷の治りを遅らせたり、感染のリスクを高めたりする可能性があります。そのため、施術の数週間前から禁煙を指示されることが一般的です。

また、血液をサラサラにする薬(抗凝固薬や一部のサプリメントなど)は、出血のリスクを高めるため、一定期間中止する必要があります。常用している薬がある場合は、必ず医師に申告し指示を仰ぎましょう。

施術当日の流れ

施術当日は、体調を整えてクリニックへ向かいます。一般的な流れは以下の通りですが、クリニックによって多少異なる場合があります。

まず、最終的な体調確認や施術内容の再確認が行われます。その後、デザイン(マーキング)を行い、手術室へ移動します。麻酔が施され、眠っている間に施術が開始されます。

施術は、まず脂肪吸引を行い、採取した脂肪を処理します。次にシリコンバッグを挿入し、最後に処理した脂肪をバストの適切な位置に注入します。

施術時間は、内容にもよりますが、通常3〜5時間程度です。施術後は、リカバリールームで麻酔が覚めるまで安静にし、状態が安定したら帰宅となります。

多くの場合、日帰り手術が可能ですが、状態によっては一泊入院を勧めるクリニックもあります。

【医師が解説】ハイブリッド豊胸 施術後の経過とダウンタイム

ハイブリッド豊胸の施術後、どのような経過をたどり、どの程度のダウンタイムが必要なのかは、多くの方が気にされる点でしょう。

ここでは、一般的な施術後の状態、ダウンタイムの目安、そしてその期間中の過ごし方について詳しく解説します。

施術直後の状態と一般的な症状

施術直後は、麻酔の影響が残っているため、少しぼんやりとした感覚があるかもしれません。バストと脂肪吸引部位には、以下のような症状が現れることが一般的です。

痛みや腫れの程度

施術当日から数日間は、バストと脂肪吸引部位に痛みを感じることが多いです。痛み止めが処方されるので、指示通りに服用することでコントロールできます。

腫れは、施術後2〜3日をピークに、徐々に引いていきますが、完全に落ち着くまでには数週間から数ヶ月かかることもあります。

特にバストは、シリコンバッグと脂肪注入の影響で、一時的に大きく腫れたように感じることがあります。

内出血について

バストや脂肪吸引部位に内出血が現れることがあります。最初は紫色や青黒い色をしていますが、徐々に黄色っぽく変化し、2〜3週間程度で自然に吸収されて目立たなくなります。

範囲や程度には個人差があります。

固定や圧迫の必要性

施術後は、バストを保護し、形を整えるために専用のバンドやブラジャーで固定します。また、脂肪吸引部位は、腫れや内出血を抑えるために、ガードルやサポーターなどで圧迫固定を行うことが一般的です。

これらの固定は、医師の指示に従い、一定期間継続する必要があります。

施術後の主な症状と対処法

症状一般的な期間対処法・注意点
痛み数日〜1週間程度(ピークは2〜3日)処方された痛み止めの服用、安静
腫れ数週間〜数ヶ月(ピークは2〜3日)冷却(医師の指示による)、圧迫固定
内出血2〜3週間程度で徐々に消退自然に吸収されるのを待つ

ダウンタイム期間の目安

ダウンタイムとは、施術による腫れや痛みなどが落ち着き、日常生活に大きな支障がなくなるまでの期間を指します。

ハイブリッド豊胸の場合、バストと脂肪吸引部位の両方にダウンタイムが生じるため、他の豊胸術と比較してやや長くなる傾向があります。

部位別のダウンタイム

バストの大きな腫れや痛みは1〜2週間程度で落ち着くことが多いですが、むくみや硬さが完全に取れるまでには数ヶ月かかることもあります。

脂肪吸引部位の痛みや腫れも1〜2週間で軽減し、内出血は2〜3週間で目立たなくなりますが、むくみや皮膚の硬さ(拘縮)は数ヶ月続くことがあります。

日常生活への復帰時期

デスクワークなど、身体への負担が少ない仕事であれば、施術後3日〜1週間程度で復帰できる場合が多いです。ただし、これはあくまで目安であり、痛みの感じ方や回復のスピードには個人差があります。

立ち仕事や力仕事、運動などは、医師の許可が出るまで控える必要があります。一般的には、軽い運動は1ヶ月後から、激しい運動は3ヶ月後から可能になることが多いです。

ダウンタイム中の過ごし方と注意点

ダウンタイムをできるだけスムーズに、そして安全に過ごすためには、いくつかの注意点があります。医師の指示をしっかりと守り、無理のない生活を心がけましょう。

安静期間の重要性

施術後数日間は、できるだけ安静に過ごすことが大切です。無理に動くと、痛みが増したり、出血や腫れが悪化したりする可能性があります。睡眠を十分にとり、身体を休ませることを優先しましょう。

食事や入浴のポイント

食事は、栄養バランスの取れたものを心がけましょう。特に、タンパク質やビタミンCは、傷の修復を助ける働きがあります。飲酒や喫煙は、回復を遅らせる可能性があるため、医師の指示があるまでは控えるべきです。

入浴については、シャワーは施術後数日から可能になることが多いですが、湯船に浸かるのは、抜糸後や医師の許可が出てからになります。長時間の入浴やサウナも、しばらくは避けましょう。

運動や仕事の再開時期

軽い散歩程度であれば、体調を見ながら早めに再開できることもありますが、本格的な運動や力仕事は、バストや脂肪吸引部位への負担が大きいため、医師の許可が必要です。

焦らず、身体の状態に合わせて徐々に活動量を増やしていくことが大切です。仕事への復帰も、職種や体調を考慮し、医師と相談して決定しましょう。

ダウンタイム中の生活上の注意点

  • 処方された薬は指示通りに服用する
  • バストや脂肪吸引部位を強くこすったり、圧迫しすぎたりしない
  • うつ伏せ寝は避ける
  • 喫煙、飲酒は控える
  • 激しい運動や重い物を持つ作業は医師の許可が出るまで行わない

ハイブリッド豊胸の持続性とアフターケア

ハイブリッド豊胸で得られたバストの美しさを長持ちさせるためには、脂肪の定着と適切なアフターケアが重要です。ここでは、施術後のバストの持続性や、必要なアフターケアについて解説します。

脂肪の定着と持続期間

ハイブリッド豊胸の仕上がりの持続性には、注入した脂肪がどれだけ生着(定着)するかが大きく関わっています。シリコンバッグ自体は長期間その形を保ちますが、脂肪のボリュームは定着率によって変化します。

定着率に影響する要因

注入された脂肪細胞が新しい場所で生き残り、毛細血管から栄養を得て定着する割合は、100%ではありません。一般的に、脂肪注入の定着率は30%〜70%程度と言われていますが、これは様々な要因に影響されます。

主な要因としては、脂肪の採取方法、処理方法、注入技術、そして施術後のケアや個人の体質などが挙げられます。喫煙や急激な体重変動は定着率を低下させる可能性があるため注意が必要です。

長期的なバストの変化

定着した脂肪は、基本的には半永久的にその場にとどまります。しかし、加齢や体重の増減によって、バストの形や大きさが変化することは自然なことです。

シリコンバッグも経年変化や破損のリスクがゼロではないため、定期的な検診を受けることが推奨されます。ハイブリッド豊胸とは、長期的な視点でのケアも考慮に入れる必要がある施術です。

施術後の検診とメンテナンス

施術後の経過を良好に保ち、万が一のトラブルにも早期に対応するためには、定期的な検診が重要です。また、日頃のセルフケアも美しいバストを維持するためには欠かせません。

定期検診の頻度と内容

施術後、クリニックでは通常、1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後、1年後といったタイミングで定期検診を行います(クリニックにより異なります)。

検診では、バストの状態(形、硬さ、傷跡の治り具合など)、脂肪吸引部位の状態、シリコンバッグの状態などを医師が確認します。必要に応じて、超音波検査などを行うこともあります。

何か気になる症状があれば、遠慮なく医師に相談しましょう。

バストケアのポイント

日常生活では、バストを強く圧迫したり、激しい衝撃を与えたりしないように注意します。また、保湿を心がけ、皮膚の乾燥を防ぐことも大切です。

体重の急激な変動は、バストの形にも影響を与える可能性があるため、安定した体重を維持するよう努めましょう。

適切なサイズのブラジャーを選び、バストを優しくサポートすることも重要です。

アフターケアの重要項目

ケア項目目的具体的な内容例
定期検診状態確認、トラブル早期発見医師による視診・触診、画像検査など
セルフケア美しい状態の維持、皮膚の健康保湿、適切な下着選び、体重管理
生活習慣脂肪の定着促進、全体的な健康維持禁煙、バランスの取れた食事、十分な睡眠

美しいバストを維持するために

ハイブリッド豊胸で得られた美しいバストを長期間維持するためには、クリニックでの定期的なフォローアップと、ご自身による日々のケアが両輪となります。

施術後も医師の指示を守り、健康的な生活習慣を心がけることが、満足度の高い結果に繋がります。

もし何か不安なことや変化を感じた場合は、自己判断せずに速やかに施術を受けたクリニックに相談することが大切です。

ハイブリッド豊胸の費用相場とクリニック選びのポイント

ハイブリッド豊胸を検討する上で、費用は重要な要素の一つです。また、満足のいく結果を得るためには、信頼できるクリニックを選ぶことが何よりも大切です。

ここでは、一般的な費用相場と、クリニック選びの際に重視すべきポイントについて解説します。

費用の内訳と平均的な相場

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグ挿入と脂肪注入という2つの施術を組み合わせるため、それぞれの施術を単独で行う場合よりも費用が高くなる傾向があります。

費用はクリニックや使用するシリコンバッグの種類、脂肪の吸引・注入量などによって大きく異なります。

施術料に含まれるもの

一般的に、提示される施術費用には、手術手技料、シリコンバッグ代、麻酔代、検査代、術後の薬代、アフターケア代などが含まれていることが多いですが、クリニックによって内訳は異なります。

カウンセリングの際に、総額費用とそれに含まれる項目を詳細に確認することが重要です。ハイブリッド豊胸とは、費用の透明性もクリニック選びの判断材料になります。

オプション料金や追加費用

基本料金の他に、使用するシリコンバッグの種類をアップグレードしたり、特殊な麻酔方法を選択したりする場合に、オプション料金が発生することがあります。

また、術後の経過によっては、追加の処置や薬が必要になる可能性も考慮しておきましょう。事前に、どのような場合に追加費用が発生するのかを確認しておくことが望ましいです。

一般的に、ハイブリッド豊胸の費用相場は100万円〜200万円程度とされていますが、これはあくまで目安であり、個々のケースで大きく変動します。

ハイブリッド豊胸の費用構成要素(例)

費用項目内容備考
カウンセリング料施術前の相談無料の場合も有料の場合もある
検査料血液検査、画像検査など施術費用に含まれることが多い
シリコンバッグ代使用するバッグの種類やメーカーによる種類によって価格差が大きい
脂肪吸引・注入費吸引部位や注入量による技術料も含まれる
麻酔料全身麻酔が一般的麻酔専門医の関与で変動も
アフターケア費術後の検診、薬代など保証制度の有無も確認

保証制度の有無

施術後のトラブルに対応するための保証制度を設けているクリニックもあります。保証の内容(期間、対象となる合併症、再手術の費用負担など)はクリニックによって異なるため、事前に詳しく確認しておきましょう。

保証制度があるからといって必ずしも安心というわけではありませんが、一つの判断材料にはなります。

クリニック選びで重視すべき点

満足のいくハイブリッド豊胸を受けるためには、慎重なクリニック選びが不可欠です。以下のポイントを参考に、信頼できるクリニックを見つけましょう。

医師の経験と実績

ハイブリッド豊胸は、シリコンバッグ挿入と脂肪注入の両方の技術を高いレベルで要求される、比較的難易度の高い施術です。担当する医師が、豊胸手術全般、特にハイブリッド豊胸に関して十分な経験と実績を持っているかを確認しましょう。

学会での発表や論文、症例写真などを参考にすることができます。カウンセリングで直接医師と話し、その知識や技術力、美的センスを見極めることも重要です。

施術設備と衛生管理

安全な手術を行うためには、充実した施術設備と徹底した衛生管理が不可欠です。手術室の清潔さ、使用する医療機器のメンテナンス状況、感染対策などを確認しましょう。

麻酔科医が常駐しているかどうかも、安全性を高める上で重要なポイントです。

カウンセリングの丁寧さ

患者の希望を丁寧に聞き取り、施術のメリットだけでなく、リスクやデメリットについても時間をかけて分かりやすく説明してくれるクリニックを選びましょう。

質問しやすい雰囲気であるか、不安や疑問に対して誠実に答えてくれるかも大切な判断基準です。複数のクリニックでカウンセリングを受け、比較検討することをお勧めします。

クリニック選びのチェックポイント

  • 医師の専門性、経験、実績(特にハイブリッド豊胸の症例数)
  • カウンセリングの質(説明の分かりやすさ、丁寧さ、質問のしやすさ)
  • 施術費用と内訳の明確さ、追加費用の有無
  • アフターケアの内容と保証制度
  • クリニックの設備、衛生管理、安全性への配慮
  • 実際に施術を受けた人の口コミや評判(参考程度に)

情報収集とカウンセリングの活用

インターネットや書籍などで情報を集めることは大切ですが、それだけでは不十分です。最終的には、実際にクリニックに足を運び、医師によるカウンセリングを受けることが最も重要です。

カウンセリングを通じて、ご自身が納得できるクリニック、信頼できる医師を見つけることが、ハイブリッド豊胸の成功への第一歩となります。

ハイブリッド豊胸に関するよくある質問(Q&A)

ハイブリッド豊胸に関して、多くの方が抱く疑問や不安について、Q&A形式でお答えします。ただし、ここで提供する情報は一般的なものであり、個々の状況によって異なる場合があります。

最終的な判断は、専門の医師にご相談ください。

Q. ハイブリッド豊胸の痛みはどのくらい続きますか?

A. 施術後の痛みは、バストと脂肪吸引部位の両方に生じます。通常、強い痛みは施術後2~3日がピークで、その後1週間程度で徐々に和らいでいきます。

クリニックから処方される痛み止めを服用することで、痛みをコントロールすることが可能です。完全に痛みがなくなるまでには個人差がありますが、日常生活に支障が出るほどの痛みが長期間続くことは稀です。

もし痛みが異常に強い場合や長引く場合は、速やかに医師に相談してください。

Q. ハイブリッド豊胸の傷跡は目立ちますか?

A. ハイブリッド豊胸では、シリコンバッグを挿入するための切開創と、脂肪を吸引・注入するための小さな切開創ができます。

シリコンバッグ挿入のための切開部位は、脇の下、乳房下溝(アンダーバスト)、乳輪周囲などが一般的で、医師は傷跡が目立ちにくい場所を選びます。

脂肪吸引・注入のための傷は数ミリ程度と非常に小さく、時間とともにほとんど分からなくなることが多いです。傷跡の治り方には個人差がありますが、通常は数ヶ月から1年程度で徐々に薄く、目立たなくなっていきます。

クリニックによっては、傷跡ケアのための内服薬や外用薬を処方することもあります。

Q. ハイブリッド豊胸は授乳への影響はありますか?

A. 一般的に、適切な手技で行われたハイブリッド豊胸であれば、乳腺組織を大きく損傷することは少ないため、将来の授乳機能に大きな影響を与える可能性は低いと考えられています。

しかし、手術である以上、リスクが全くないわけではありません。特に乳輪周囲を切開する方法の場合、乳管を傷つける可能性が他の部位からのアプローチに比べて高まることがあります。

将来的に妊娠・出産・授乳を希望される場合は、カウンセリングの際に必ず医師に伝え、授乳への影響について詳しく説明を受け、十分に相談することが重要です。

Q. ハイブリッド豊胸で何カップくらいサイズアップできますか?

A. ハイブリッド豊胸でどの程度サイズアップできるかは、使用するシリコンバッグの大きさと、注入できる脂肪の量によって決まります。

シリコンバッグを使用するため、脂肪注入単独の豊胸術よりも大幅なサイズアップが期待でき、一般的には1.5~3カップ程度のサイズアップが可能です。

ただし、ご自身の体型や皮膚の伸展性、採取できる脂肪の量などによって限界があります。無理のない範囲で、自然で美しい仕上がりを目指すことが大切です。

カウンセリングで医師とよく相談し、ご自身に適したサイズアップの目標を設定しましょう。

Q. 注入した脂肪がしこりになることはありますか?

A. 脂肪注入においては、注入した脂肪の一部が壊死したり、オイル化したりして、しこり(硬結)として触れることがあります。これは、一度に多量の脂肪を注入したり、脂肪が塊状に注入されたりした場合に起こりやすいとされています。

ハイブリッド豊胸では、経験豊富な医師が適切な量と方法で脂肪を注入することで、しこりのリスクを低減するよう努めます。小さなものであれば自然に吸収されることもありますが、気になる場合は医師の診察を受けることが大切です。

定期的な検診で、そのような変化がないかを確認することも重要です。

この記事では、ハイブリッド豊胸とは何か、その特徴や施術後の経過について解説しました。ご自身の理想のバストを実現するための一つの選択肢として、ハイブリッド豊胸を理解するお役に立てれば幸いです。

より詳しい情報やご自身に適した施術方法については、当記事を参考に、最寄りの信頼できる美容クリニックにご相談ください。

以上

参考文献

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ARIEL.BUST.CLINICでは日本形成外科学会専門医資格を有した医師が診療にあたっております。日本美容外科学会(JSAPS)正会員、ジュビダームビスタ認定医、VASER LIPO認定医、コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医資格、ICLS(Immediate Crdiac Life Support)を有し、各学会での発表も積極的に行っています。