脂肪豊胸の症例解説

脂肪豊胸の症例を交えて思うことを書いていきます。
脂肪豊胸の良さ
脂肪豊胸の良さを知ってますか?
自然なところ?自分の組織だから安全?とネットで調べるとそういったことが出てきます。自然さや自分の脂肪だから安全安心ということもありますが、ボディラインも整えつつ不要な脂肪をそのままボリュームの欲しいバストに移動させられることが最大のメリットだと思います。シリコンに比べて脂肪吸引するというダウンタイムはありますが、それを考慮しても一石二鳥の手術だと思います。
まずは術前を見てみましょう。

20代女性です。出産歴はありません。気になる部分の脂肪をなくしてバストアップしたいという希望から脂肪豊胸を選択されました。
バストのボリュームは控えめですが、下縁(下乳のライン)があるタイプなので脂肪豊胸で綺麗になるタイプです。デコルテ部分は痩せているのでシリコンだと縁が目立ちます。サイズ選びと入れる層を調整すればシリコンでもある程度まで不自然さは消せると思いますが限界があります。ハイブリッドと言って脂肪注入併用もありですが、万能ではありません。ボディラインを整えつつバストをサイズアップしたいか、とにかく一度でカップ数重視で大きくしたいかが決め手になります。
今回は最初に書いたように、二の腕や太ももの気になっている部分を部分痩せしつつ、バストアップもしていきたいという要望だったので脂肪豊胸が最適です。さらに皮膚の伸びもよく下縁もしっかりしているので結果も良さそうに感じますね。
では、術後を見てみましょう。1ヶ月後です。

術後1ヶ月です。しっかりと定着してサイズアップしていますね。デコルテからの立ち上がりから含めて自然で綺麗なバストになっているかと思います。3ヶ月までは定着期間なのでここから少し変動する可能性もあります。左右300cc注入しておりますが、定着率としては50%程度なので半分の150ccほどが残ると思われます。大体100cc分で1カップなので1-1.5cupのサイズアップになるかなというところです。2cup以上を大きくしたい場合は脂肪豊胸ですと2回は必要になってきます。自然さは置いておいて下着や服を着ている時にとにかく大きければいいという場合はシリコンで2cup以上を上げるのが選択肢となります。
では改めて術前後の比較をしましょう。



比較すると激変していますね。 この症例は条件に恵まれており、20代で出産経験もない方でしたが皮膚の伸びがよくさらに下縁のラインもあったため300cc注入が無理なくできたことです。皮膚は伸びるため300cc全例で入れようと思えば入れられますが、入れられることと入れて良いことは別物です。皮膚に十分な伸びがない状況で300cc注入するとパンパンに緊張してしまい圧がかかってしまいます。内圧が高いと注入した移植脂肪は十分に血液と酸素が行き渡らず定着しません。一人一人の皮膚の進展性や胸郭の大きさでどの程度入れても問題なさそうかを今までの経験から予想しゲストにとってベストな注入量を入れています。
術後6ヶ月でエコー検査を行い、しこりやオイルシストの有無を確認しています。アフターフォローがあるため当院の脂肪豊胸ではしこりができることはありません。
エコーに関しての重要性はまた次回以降書きますね。
ではまた。