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30代のバストアップにおすすめの施術と回復期間の目安

30代のバストアップにおすすめの施術と回復期間の目安

30代になり、バストの変化を感じていませんか?出産や授乳、加齢によるハリの低下や形の崩れに悩み、「30代でバストアップしたい」と考える方も多いでしょう。

ご自身の努力だけでは理想のバストラインを取り戻すのが難しいと感じることもあります。

この記事では、30代のバストアップに適した美容施術の種類、それぞれの特徴、そして気になる回復期間(ダウンタイム)の目安について詳しく解説します。

ご自身のライフスタイルや希望に合った方法を見つけるための情報を提供しますので、美容施術も選択肢の一つとして理解を深め、前向きな一歩を踏み出しましょう。

目次

この記事を書いた人

アリエルバストクリニック 院長 石塚 紀行

石塚 紀行
ARIEL .BUST.CLINIC 院長
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資格・所属

  • 日本形成外科学会専門医
  • コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
  • VASER Lipo認定医
  • Juvederm Vista 認定医
  • 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
  • 日本形成外科学会所属
  • 日本美容外科学会(JSAPS)所属

【略歴】
ご自身の脂肪を活用した「自然な豊胸術」や、美しいボディラインを作る脂肪吸引を専門とする形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。

ARIEL .BUST.CLINICは、ご自身の脂肪を活用した豊胸術(脂肪注入)を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型やご希望に応じた専門的なご提案をしており、脂肪採取(脂肪吸引)から繊細な注入、傷跡のケアに至るまで、形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。

豊胸手術を含むボディメイクは、決して焦る必要のないものです。このサイトでは専門医の視点から、脂肪豊胸に関する正しい知識やメリット・デメリットを執筆しています。すぐに施術を決めることはせず、まずはじっくりと知識を深めた上で、ご自身が心から信頼できるクリニックへ相談されるようにしてください。

30代でバストが変化する主な理由

30代は、20代の頃とは異なる体の変化を感じやすい時期です。特にバストは、さまざまな要因によって形や大きさが変わりやすい部分と言えます。

なぜ30代になるとバストの変化が目立つようになるのか、その主な理由を探ります。

女性ホルモンの変動と影響

女性の体は、生涯を通じて女性ホルモンの影響を受け続けます。特に30代は、20代のピーク時と比較して、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が徐々に減少し始める時期です。

エストロゲンは、乳腺の発達やバストのハリを保つ役割を担っています。このホルモンの分泌量が減少すると、乳腺組織が少しずつ小さくなり、代わりに脂肪組織の割合が増える傾向があります。

脂肪は乳腺組織よりも柔らかいため、バスト全体のハリが失われ、垂れ下がった印象になりやすくなります。

出産・授乳によるバストの変化

30代で出産や授乳を経験する女性は多くいます。妊娠中から授乳期にかけて、バストは乳腺の発達と乳汁の分泌のために急激に大きくなります。

しかし、授乳期が終わると、発達した乳腺は元の状態に戻ろうとし、急速にしぼみます。

この過程で、バストの皮膚や内部組織が伸びたままになり、ハリが失われたり、バスト上部がそげてしまったり(デコルテが痩せる)することがあります。これは「バスト下垂」の大きな原因の一つです。

クーパー靭帯のゆるみと加齢

バストの形を支えている重要な組織がクーパー靭帯です。これはコラーゲン線維でできた靭帯で、乳腺組織を皮膚や大胸筋につなぎ止め、バストを吊り上げる役割を果たしています。

しかし、加齢やバストの揺れ、急激な体重変動などによって、このクーパー靭帯は伸びたり、ゆるんだりします。一度伸びてしまったクーパー靭帯は、元に戻すことが困難です。

30代になると、これまでの生活で蓄積されたダメージや、コラーゲン自体の質の変化により、靭帯の支持力が弱まり、バストが垂れ下がりやすくなります。

生活習慣とバストへの影響

日々の生活習慣もバストの形に影響を与えます。例えば、猫背などの悪い姿勢は、大胸筋(バストの土台となる筋肉)の衰えにつながり、バストを支える力を弱めます。

また、サイズの合わないブラジャーの着用は、バストを適切にサポートできず、揺れによるクーパー靭帯へのダメージを大きくする可能性があります。

栄養バランスの偏った食事や睡眠不足、ストレスなども、ホルモンバランスの乱れや肌のハリ低下を招き、間接的にバストの健康状態に影響を与えることがあります。

30代がバストアップ施術を考える背景

30代になり、バストの変化を実感する中で、美容施術によるバストアップを検討し始める人は少なくありません。

セルフケアでは得られなかった満足感や、ご自身のライフスタイルをより豊かにしたいという願望が、施術を考えるきっかけになることが多いようです。

セルフケアの限界と感じる時

バストアップクリームでのマッサージ、エクササイズ、ナイトブラの着用など、バストの形やハリを保つためのセルフケアは多く存在します。

しかし、これらの方法は主に「予防」や「現状維持」、あるいは「大胸筋のトレーニング」が目的です。30代になって感じる下垂やしぼみ、左右差といった構造的な変化を、セルフケアだけで劇的に改善することは難しいのが現実です。

長年努力しても望む結果が得られなかった時、「30代でバストアップした」という実感を得るために、より積極的な方法として美容施術が選択肢に上がります。

自信を取り戻したいという思い

バストは女性らしさの象徴の一つであり、その形や大きさがご自身のアイデンティティや自信に影響を与えることもあります。

バストの形が崩れたり、小さくなったりすることで、以前のように自分に自信が持てなくなったと感じる人もいます。

温泉やプールで人の目が気になる、体にフィットする服を避けるようになるなど、行動が制限されてしまうことも。

失われた自信を取り戻し、再び自分らしく輝きたいという強い思いが、施術を後押しすることがあります。

ファッションをより楽しむために

デコルテが開いた服や、体のラインが出るデザインの服を美しく着こなしたいという願望も、施術を考える理由の一つです。

バストにハリやボリュームが戻ることで、これまで挑戦できなかったファッションを楽しめるようになります。

特に30代は、仕事やプライベートでさまざまなシーンがあり、TPOに合わせた服装が求められます。

どのような服も自信を持って着こなせるようになりたいという、美容意識の高さが背景にある場合も多いです。

ご自身のための時間と投資

出産や育児が一段落し、あるいはキャリアが安定し、30代になってようやくご自身の「美」に時間や費用をかけられるようになる方もいます。

これまでは家族や仕事を優先してきたけれど、これからは自分のためにもケアをしたい、という自己投資の一環としてバストアップ施術が選ばれることもあります。

これはご自身の満足感を高め、日々の生活に新たなハリをもたらすことにもつながります。

【切らない施術】30代におすすめのバストアップ法

メスを使わない「切らない施術」は、ダウンタイムが比較的短く、体への負担も少ないため、忙しい30代の女性にも人気があります。

手軽にバストのボリュームアップや形を整えたいと考える方に向いています。

ヒアルロン酸注入によるバストアップ

ヒアルロン酸注入は、バストアップ専用に開発されたヒアルロン酸製剤を、注射器でバストに注入する方法です。もともと体内に存在する成分であるため、アレルギーのリスクが低いとされています。

施術時間が比較的短く、注射で行うため傷跡がほとんど残らないのが大きな特徴です。

バスト全体を大きくするだけでなく、デコルテ部分のそげを補ったり、左右差を調整したりするなど、細かいデザイン調整にも適しています。

ヒアルロン酸注入の特徴と持続期間

注入されたヒアルロン酸は、時間をかけて徐々に体内に吸収されます。そのため、効果の持続期間には限りがあり、一般的には1年半から2年程度が目安とされます。

効果を維持するためには、定期的な再注入が必要です。感触は比較的自然ですが、注入量や部位によっては、しこりのように感じることがあるため、経験豊富な医師による施術が重要です。

施術直後からバストアップの実感が得られる即効性も魅力の一つです。

ヒアルロン酸注入のメリット・デメリット

項目メリットデメリット
施術時間短い(30分~1時間程度)
ダウンタイムほとんどない~数日
傷跡注射痕のみ(ほぼ目立たない)
持続性即効性あり効果が一時的(1年半~2年程度)
その他デザイン調整がしやすいしこりのリスク、定期的な再注入が必要

脂肪再生豊胸(成長因子注入)

脂肪再生豊胸は、ご自身の脂肪細胞そのものを増やすことを目的とした施術です。バストに特殊な成長因子(グロースファクター)を含む薬剤を注入します。

この成長因子が、バスト内部にある脂肪幹細胞に働きかけ、脂肪組織の増殖を促します。ご自身の脂肪が増えるため、見た目も感触も非常に自然な仕上がりが期待できます。

メスを使わず注射のみで行うため、体への負担は少ないです。

脂肪再生豊胸の仕組みと期待できる効果

注入された成長因子の働きにより、数ヶ月かけてゆっくりとバストの脂肪組織が増えていきます。

そのため、ヒアルロン酸注入のような即効性はありませんが、一度増えた脂肪はご自身の組織であるため、効果は半永久的に持続するとされています。

急激な体重減少などがなければ、ボリュームが元に戻ることは少ないです。少しずつ変化していくため、周囲に施術を知られたくないと考える30代の方にも適しています。

【切る施術】30代におすすめのバストアップ法

メスを使用する「切る施術」は、より大幅なサイズアップや、持続的な効果を望む30代の方に適しています。

切らない施術と比較してダウンタイムは長くなりますが、その分、満足度の高い結果を期待できる方法です。

脂肪注入による豊胸術

脂肪注入豊胸は、ご自身の太ももやお腹、腰回りなど、脂肪が気になる部位から脂肪吸引を行い、採取した脂肪をバストに注入する施術です。

吸引した脂肪から不純物を取り除き、質の良い脂肪細胞だけを選別して注入します。ご自身の組織を使うため、アレルギーや拒絶反応のリスクが極めて低いのが特徴です。

バストアップと同時に、気になる部分の痩身効果も得られるため、一石二鳥の施術として人気があります。

自身の脂肪を使うメリットと定着率

最大のメリットは、仕上がりの自然さです。見た目も感触も、ご自身の元々のバストとほとんど変わりません。

注入した脂肪の一部は体に吸収されますが、生き残った脂肪細胞(定着した脂肪)は、その場に留まり半永久的に効果が持続します。

脂肪の定着率は、クリニックの技術や脂肪の処理方法によって異なりますが、近年は技術が進歩し、高い定着率を期待できるようになりました。

30代でバストアップした実感と、自然な仕上がりの両方を求める方に向いています。

脂肪注入豊胸の一般的な流れ

段階内容目的
1.カウンセリング希望の確認、脂肪吸引部位の決定施術計画の立案
2.脂肪吸引太もも、腹部などから脂肪を採取注入する脂肪の確保、部分痩せ
3.脂肪の処理遠心分離などで不純物を除去質の良い脂肪細胞(幹細胞含む)の抽出
4.バストへの注入バストの複数の層に細かく注入ボリュームアップ、形の調整、定着率向上

シリコンバッグ挿入による豊胸術

シリコンバッグ挿入は、脇の下や乳房の下部(アンダーバスト)などを数センチ切開し、そこからシリコンジェルが充填されたバッグを、乳腺下または大胸筋下に挿入する方法です。

豊胸術の中でも歴史が長く、確実なサイズアップが可能です。2カップ以上の大幅なボリュームアップを希望する方や、痩せ型で脂肪注入が難しい方に適しています。

シリコンバッグの種類とサイズの選び方

シリコンバッグには、形状(円形、しずく型)、表面の性状(スムーズ、テクスチャード)、ジェルの柔らかさなど、さまざまな種類があります。

ご自身の体型や元々のバストの形、希望する仕上がりに合わせて、最適なバッグを選択することが重要です。

医師とのカウンセリングを通じて、ご自身の希望を正確に伝え、体格に合った自然なサイズや形状を選ぶことが、満足度の高い結果につながります。

シリコンバッグの形状別特徴

形状特徴向いている方
円形(ラウンド型)全体的に丸くボリュームが出るデコルテからしっかり盛り上げたい方
しずく型(アナトミカル型)上部はなだらかで下部にボリュームが出るより自然なバストの形を希望する方

施術ごとの回復期間(ダウンタイム)の目安

バストアップ施術を検討する際、特に30代の女性が気にするのが「回復期間(ダウンタイム)」です。

仕事や家事、育児などで忙しい日々を送る中で、どのくらいの期間、日常生活に影響が出るのかは重要な判断材料となります。

ヒアルロン酸注入のダウンタイム

ヒアルロン酸注入は、ダウンタイムが最も短い施術の一つです。注射のみで行うため、体への負担が最小限で済みます。

施術当日からシャワーが可能で、翌日からはデスクワークなどの仕事にも復帰できる場合がほとんどです。まれに内出血や軽い腫れ、鈍痛が出ることがありますが、

数日から1週間程度で自然に治まります。激しい運動や飲酒は数日間控えるよう指示されることが多いです。

施術別ダウンタイム比較

施術法主な症状社会復帰の目安
ヒアルロン酸注入内出血、軽い腫れ(まれ)当日~翌日
脂肪注入豊胸腫れ、内出血、筋肉痛様の痛み3日~1週間(デスクワーク)
シリコンバッグ挿入強い腫れ、痛み、内出血1週間~10日(デスクワーク)

脂肪注入豊胸のダウンタイム

脂肪注入豊胸のダウンタイムは、主に「脂肪を吸引した部位」と「脂肪を注入したバスト」の両方に生じます。脂肪吸引部位には、強い筋肉痛のような痛み、内出血、腫れが出ます。

これらは1~2週間程度で徐々に落ち着きます。バスト側には、腫れや内出血が出ますが、痛みは吸引部位ほど強くないことが一般的です。

デスクワークであれば、3日~1週間程度の休みで復帰する方が多いですが、脂肪吸引部位の圧迫固定(ガードル着用など)が1ヶ月程度必要になる場合があります。

シリコンバッグ挿入のダウンタイム

シリコンバッグ挿入は、切開を伴い、組織(特に大胸筋下)を剥離するため、ダウンタイム中の痛みが他の施術より強く出やすい傾向があります。

術後数日間は、腫れや痛みが強く、日常生活にも制限が出ます。鎮痛剤でコントロールしますが、安静が必要です。

デスクワークへの復帰は、早くても1週間、通常は10日~2週間程度の休みを確保することが推奨されます。バストを固定するためのバンド(バストバンド)の着用が数週間必要です。

ダウンタイム中の過ごし方と注意点

ダウンタイム中は、クリニックの指示に従って適切に過ごすことが、仕上がりの美しさと早期回復につながります。痛みや腫れが強い時期は無理をせず、安静を心がけます。

処方された薬は正しく服用し、指定された期間は飲酒や喫煙、激しい運動を避ける必要があります。

また、脂肪注入やシリコンバッグ挿入後は、バストを圧迫しないよう、うつ伏せ寝を避け、ワイヤー入りのブラジャーの着用も一定期間控える必要があります。

ダウンタイム中の主な症状とケア

症状主な施術ケア・対処法
痛み脂肪注入(吸引部)、シリコンバッグ処方された鎮痛剤の服用、安静
痛み処方された鎮痛剤の服用、安静
腫れ・内出血全施術(特に脂肪・シリコン)冷却(初期)、時間の経過で改善
圧迫固定脂肪注入(吸引部)、シリコンバッグ指示通りのガードルやバンドの着用

施術を受ける前に知っておきたいこと

30代でバストアップ施術を決断する前には、いくつか確認しておくべき重要な点があります。後悔のない選択をするために、情報収集と準備をしっかり行いましょう。

クリニック選びの重要なポイント

施術の成功は、医師の技術力と経験に大きく左右されます。希望する施術(ヒアルロン酸、脂肪注入、シリコンバッグなど)において、豊富な実績を持つ医師が在籍しているかを確認することが大切です。

クリニックのウェブサイトで症例写真を見たり、口コミを参考にしたりするのも良いですが、最終的にはカウンセリングでの印象が重要です。

また、万が一のトラブルに備え、アフターフォローや保証制度が充実しているかも確認しましょう。

クリニック比較検討項目

項目確認内容重要性
医師の実績希望施術の症例数、専門医資格非常に高い
カウンセリング丁寧さ、リスク説明の有無、医師が直接行うか非常に高い
アフターケア術後の検診頻度、緊急時対応、保証制度高い
費用見積もりの明確さ(追加費用の有無)高い

カウンセリングで確認すべき事項

カウンセリングは、ご自身の希望を医師に伝え、疑問や不安を解消する場です。

ご自身が「どのようなバストになりたいのか」を具体的に伝えるとともに、医師から提案される施術方法について、メリットだけでなくデメリットやリスクもしっかり説明を受けましょう。

回復期間の具体的な目安や、日常生活での注意点、必要な費用総額についても明確にしておく必要があります。

カウンセリング確認リスト

  • 希望する仕上がり(サイズ・形)の共有
  • 最適な施術方法とその理由
  • 施術の具体的なリスクと副作用
  • ダウンタイムの期間と症状
  • 総額費用と内訳(追加費用がないか)
  • アフターフォローの内容と期間

施術のリスクと副作用の理解

どのような医療行為にも、リスクや副作用の可能性は伴います。バストアップ施術も例外ではありません。

例えば、ヒアルロン酸注入ではしこりや感染、脂肪注入では脂肪の壊死やしこり、シリコンバッグ挿入ではバッグの破損や被膜拘縮(バッグの周りが硬くなる)などが挙げられます。

これらのリスクはまれですが、ゼロではありません。カウンセリングで隠さずに説明を受け、ご自身が納得した上で施術を受けることが重要です。

費用相場と支払い方法

バストアップ施術は自由診療のため、クリニックによって費用が大きく異なります。提示された金額に、麻酔代や術後の検診代、薬代などがすべて含まれているかを確認することが大切です。

安さだけで選ぶのではなく、技術力やアフターケアとのバランスを考える必要があります。多くのクリニックでは、現金払いの他に、クレジットカードや医療ローンなどの支払い方法を用意しています。

主なバストアップ施術の費用目安

施術法費用相場(目安)備考
ヒアルロン酸注入30万円~100万円注入量(cc)によって変動
脂肪注入豊胸80万円~150万円脂肪吸引部位、注入技術により変動
シリコンバッグ挿入100万円~180万円バッグの種類により変動

※上記はあくまで目安であり、実際の費用はクリニックや個人の状態によって異なります。

よくある質問

30代でバストアップ施術を検討する際に、多くの方が抱く疑問についてお答えします。

施術後、授乳に影響はありますか?

多くの施術で、授乳機能への直接的な影響は少ないとされています。ヒアルロン酸注入や脂肪注入は、主に乳腺組織の周囲や皮下に注入します。

シリコンバッグ挿入も、乳腺下法や大胸筋下法であれば、乳腺組織そのものを損傷することは基本的にありません。

ただし、乳輪周囲を切開する方法(シリコンバッグ挿入の一部)では、乳管が傷つく可能性がゼロではありません。

30代でこれから出産・授乳の予定がある方は、カウンセリング時に必ず医師に伝え、授乳に影響のない方法を選択することが重要です。

施術の痛みはどの程度ですか?

痛みの感じ方には個人差がありますが、施術ごとに傾向があります。ヒアルロン酸注入は、注射時のチクッとした痛みや注入時の圧迫感程度で、痛みは最も軽度です。

脂肪注入豊胸は、注入したバストよりも、脂肪を吸引した部位に強い筋肉痛のような痛みが1週間程度続くことが一般的です。

シリコンバッグ挿入は、術後の痛みが最も出やすく、特に大胸筋下に挿入した場合は、数日間は鎮痛剤が必要な強い痛みを伴うことが多いです。

いずれの施術も、麻酔を使用するため施術中の痛みはありませんし、術後の痛みは薬でコントロールします。

3Dシミュレーションなどで仕上がりを確認できますか?

はい、対応しているクリニックは増えています。

3Dシミュレーション(ベクトラなど)を導入しているクリニックでは、ご自身の体を3D画像で取り込み、施術後のバストのサイズや形を立体的にシミュレーションすることが可能です。

これにより、医師とご自身の「仕上がりイメージ」のズレを減らし、より具体的に希望を伝える助けになります。

ただし、シミュレーションはあくまで予測であり、実際の仕上がりと完全に一致するわけではない点は理解しておく必要があります。

30代でバストアップした人はどのような施術を選んでいますか?

30代の方の選択は、ライフスタイルやニーズによって多様です。

出産・授乳を経てバストがしぼんだり垂れたりした方で、自然な仕上がりと持続性を求める場合は、脂肪注入豊胸が選ばれることが多いです。

また、仕事や育児で長期の休みが取れない方、手軽に試したい方はヒアルロン酸注入を選ぶ傾向があります。

一方で、痩せ型の方や、確実な大幅サイズアップを希望する方は、シリコンバッグ挿入を選択します。

「30代でバストアップした」という実感を得るために、ご自身の優先順位(ダウンタイム、持続性、自然さ、サイズアップ幅)を明確にして施術を選ぶことが大切です。

参考文献

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