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顔・首の脂肪吸引メーラーファット

メーラーファット除去は、頬の上部にのる浅い脂肪を細い管で吸引し、笑ったときの盛り上がりやほうれい線の上の厚みを抑える施術です。膨らみの原因が脂肪なら変化を見込めますが、頬骨の張りや皮膚のたるみが主体の顔には向きません。

腫れは1週間前後から引き始め、仕上がりを評価できるのは術後1〜3か月が目安です。一方で、取りすぎると頬がこけて老けた印象につながり、取った脂肪は元に戻せません。

このページでは、期待できる変化と向き不向き、施術の方法と傷の場所、ダウンタイム、後悔につながるリスク、費用の確かめ方を順にまとめました。

メーラーファット除去の対象は頬の上部にある浅い脂肪

頬の皮膚の下に浅い脂肪、筋膜、深い脂肪が重なる位置関係を描いた断面模式図

顔の脂肪はいくつかの区画に分かれ、区画ごとに位置や深さが異なります。

メーラーファットが多い人の特徴は頬の厚みですが、施術の適応の判断には、原因が脂肪か頬骨かの区別が必要です。

メーラーファット除去で期待できる変化と限界

脂肪は重力で位置が変わるため、診察は座った姿勢でも行います。メーラーファット除去の脂肪吸引では、ほうれい線の上の厚みを減らす効果を見込めますが、皮膚のしわまで消えるとは限りません。

ゴルゴ線は脂肪だけが原因ではない

ゴルゴ線には骨格や脂肪の減少も関係し、くぼみが主体ならメーラーファット除去で溝が深まるおそれがあります。

メーラーファット除去の向き不向きは脂肪量と骨格で分かれる

メーラーファット除去の適応を脂肪量、皮膚のハリ、骨格の3点から検討する図

施術が向いているかの目安は、膨らみの主因が脂肪で、皮膚にハリがあるかどうかです。脂肪量は年齢や体格でも変わります。

見る点向いている場合慎重に考える場合
脂肪量浅い脂肪の厚みが目立つ脂肪が少なく、くぼみがある
皮膚のハリたるみが少ない皮膚の余りが目立つ
骨格脂肪が膨らみの主因頬骨の張りが主因

目の下から口元までの中顔面は、骨格でも印象が変わります。メーラーファット除去の効果を実感しにくい原因が骨の形なら、脂肪を多く取っても骨格自体は変わりません。

メーラーファット除去の方法と傷の場所

口の中や鼻の穴からカニューレと呼ぶ細い管を入れ、皮下脂肪を吸引する方法があります。麻酔は持病や服薬も踏まえ、局所麻酔や静脈麻酔などから医師が検討します。

傷跡のケアはアプローチ法によって異なり、口の中なら食事や歯磨き、鼻の穴なら強く鼻をかんだり入口を触ったりする刺激を避け、施設の指示に従う必要があります。

脂肪吸引注射は名称だけで判断しない

脂肪吸引注射は、細い管と注射器を使って脂肪を吸い出す方法です。

脂肪吸引注射は、薬剤で脂肪を減らす脂肪溶解注射とも異なります。比較には、使う器具と吸引範囲、麻酔を含む負担の確認が必要です。

メーラーファット除去後のダウンタイムとフェイスバンドの使い方

施術当日から3日、1週間前後、1〜3か月と段階的に進む術後経過の目安

回復や仕上がりを評価する時期には、吸引範囲や体質によって個人差があります。

  • 当日〜3日 … 腫れや痛みが出やすい時期
  • 1週間前後 … 腫れが引き始めても、内出血やむくみが残る場合がある時期
  • 1〜3か月 … 残るむくみの変化を追い、輪郭を評価していく時期

復帰日は腫れと仕事の内容を合わせて決める

メーラーファット除去の術後のダウンタイム中は、接客では腫れや内出血の見た目、力仕事では血流が増すことによる腫れや痛みが支障になります。復帰時期は仕事内容を医師に伝えて相談し、大切な予定には余裕を持たせましょう。

フェイスバンドは指示された範囲と時間で使用

顔の脂肪吸引後にフェイスバンドで圧迫するかは、医師が施術内容に応じて判断します。着用時間は施術範囲でも異なるため、強く締めたり延長したりせず施設の指示に従うのが基本です。

メーラーファット除去の後悔につながるリスク

メーラーファット除去で望んだ丸みまで失うと、後悔につながりかねません。減らしすぎた脂肪は元に戻せないため、相談時には医師と残したい丸みも共有しましょう。

取りすぎによる頬のこけと加齢の影響

顔の脂肪は加齢とともに減り、頬の浅い層も薄くなるため、いまの厚みだけでは将来の形を判断できません。メーラーファット除去で頬のこけが目立つ失敗への対策として、医師はもともと薄い部分を残す計画を立てます。

左右差や凹凸が残る場合もある

左右差や表面の凹凸、皮膚のたるみが目立つおそれがある点はデメリットです。脂肪吸引には出血や感染などのリスクもあり、見た目の変化に加えて身体への負担も伴います。

メーラーファット除去と頬のほかの脂肪を取る施術の違い

頬の上部、頬の深い層、口の横から輪郭付近にある3つの脂肪の位置を示した顔の図

バッカルファットは頬の深い層にある脂肪です。施術の比較では、医師が触診などで膨らみの原因となる層を調べ、除去する範囲と一致するかを確かめます。

ジョールファットは口の横から輪郭付近

ジョールファットは口の横からフェイスライン付近の脂肪です。口元のもたつきの主因がここにあるなら、メーラーファットの除去範囲だけでは対応が難しくなります。

メーラーファット除去の費用と相談前の確認項目

費用は施術範囲や、麻酔と術後のケアの含まれ方で変わります。相談時には、医師や受付担当者に次の項目を確認しましょう。

  • 施術範囲 … 減らす部分と残す部分、改善が難しい悩み
  • 料金の内訳 … 麻酔や薬、圧迫用品、診察料の扱い
  • 術後の対応 … 急な腫れや強まる痛み、発熱が出た際の連絡先と追加費用

値段や費用相場は、同じ施術範囲と麻酔の条件で比べるのが基本です。

メーラーファット除去でほうれい線は消えますか?

ほうれい線の上の脂肪が減ると、膨らみや影が軽くなる場合はあります。ただし、皮膚に刻まれたしわや組織のたるみまで除去だけで解消するとは限らず、溝を消す目的で脂肪を多く取ると頬のこけにつながるおそれがあります。

メーラーファット除去は痩せている人でも受けられますか?

体重が軽くても、頬の浅い脂肪に厚みがあれば施術の検討対象になります。一方、膨らみが頬骨による人や周囲にくぼみがある人は慎重な判断が必要です。医師は体型だけで向き不向きを決めず、顔全体の脂肪の配分と皮膚のハリやたるみを診察で確かめます。

メーラーファット除去の直後に変化がなくても問題ありませんか?

直後は腫れやむくみで、脂肪が減った変化が分かりにくい時期です。輪郭の評価を急がず予定の診察で医師に経過を確認してもらいましょう。ただし、片側だけ急に腫れる、痛みが強くなる、発熱する場合は、通常の経過と決めつけず施術施設へ連絡してください。

メーラーファット除去で将来老けて見える場合はありますか?

取りすぎで頬がこけたり、加齢による脂肪の減少が重なったりすると、老けた印象につながるおそれがあります。将来の顔を正確に予測するのは難しいため、今の膨らみをすべてなくすのではなく、残す丸みを含めて医師と計画を相談するのが大切です。

メーラーファット除去後に頬をマッサージしてもよいですか?

腫れや硬さが気になっても、自己判断で頬を強く揉むのは避けてください。傷の閉じ具合や吸引した部位の腫れ・硬さによってケアの内容と開始時期が異なるため、フェイスバンドの使い方も含めて施術施設の指示を優先し、痛みがある間は無理に触らないのが基本です。

頬の厚みが気になり、脂肪を減らす施術が自分に合うか迷っている方は、名古屋のARIEL.BUST.CLINICでご相談いただけます。診療項目には「顔(頬・顎下)の脂肪吸引」があります。

メーラーファット除去についてご検討中の方は、お気軽にご相談ください。

アリエルバストクリニック 院長 石塚 紀行

ARIEL.BUST.CLINIC院長の石塚 紀行は、脂肪吸引と豊胸を専門とする形成外科専門医です。

獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科に入局し、足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て、2024年に名古屋で当院を開院しました。

資格は日本形成外科学会専門医、VASER Lipo認定医などで、所属は日本形成外科学会と日本美容外科学会(JSAPS)です。ボディメイクを焦る必要はなく、すぐに施術を決めずに、まずは患者様自身が知識をつけた上で希望するクリニックへ相談してほしいと考えています。

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