脂肪吸引を受けて理想のボディラインを手に入れたいけれど、「5年後や10年後はどうなるの?」「リバウンドやたるみは大丈夫?」といった長期的な経過に不安を感じていませんか。
脂肪吸引は、一度受ければ半永久的な効果が期待できる施術ですが、その効果を最大限に維持するためには、術後の過ごし方がとても重要になります。
この記事では、脂肪吸引後の長期的な体の変化、リバウンドやたるみが起こる可能性、そして美しい状態を長く維持するための秘訣を詳しく解説します。
正しい知識を身につけて、後悔のない選択をしましょう。
資格・所属
- 日本形成外科学会専門医
- コンデンスリッチファット(CRF)療法認定医
- VASER Lipo認定医
- Juvederm Vista 認定医
- 乳房再建用エキスパンダー/インプラント実施医師
- 日本形成外科学会所属
- 日本美容外科学会(JSAPS)所属
【略歴】
脂肪吸引、豊胸を専門としている形成外科専門医。獨協医科大学医学部卒業後、獨協医科大学病院形成外科・美容外科入局。足利赤十字病院形成外科、獨協医科大学埼玉医療センター 形成外科学内助教、THE CLINIC大阪院・名古屋院の副院長を経て2024年、名古屋にARIEL .BUST.CLINICを開院。
ARIEL .BUST.CLINICは、脂肪吸引を得意とする名古屋のクリニックです。それぞれの体型や悩みに応じた専門性を活かしたご提案をしており、傷跡や傷のケアに形成外科専門医としての知識と技術を評価いただき、全国から患者様にお越しいただいています。
ボディメイクは決して焦る必要のないものです。このサイトでは脂肪吸引に関連する多くの記事を書いていますので、すぐに施術を決めることはせず、まずはぜひ患者様自身で知識をつけた上でご希望のクリニックへ相談されるようにしてください。
脂肪吸引の基本的な仕組みと長期的な効果
脂肪吸引がなぜ長期間にわたって効果を維持できるのか、その根本的な理由から理解することが大切です。
単に脂肪を減らすだけでなく、脂肪細胞そのものを取り除くという点が、他のダイエット方法との大きな違いです。
脂肪細胞の数を減らすという考え方
私たちの体にある脂肪細胞の数は、成人になる頃にはほぼ決まり、その後は大きく増えたり減ったりすることはありません。通常のダイエットで痩せるのは、一つひとつの脂肪細胞が小さくなるためです。
そのため、食事制限や運動をやめると脂肪細胞が再び大きくなり、リバウンドが起こります。一方、脂肪吸引は、脂肪細胞そのものを吸引して物理的に除去します。
これにより、脂肪を蓄える細胞の数自体が減るため、リバウンドのリスクが極めて低い状態を作ります。
施術部位は半永久的に太りにくい
脂肪細胞を取り除いた部位は、脂肪を蓄える「受け皿」が少なくなるため、半永久的に太りにくくなります。例えば、お腹の脂肪吸引をした場合、その部位の脂肪細胞は大幅に減少します。
術後に多少体重が増えても、残った脂肪細胞がわずかに大きくなる程度で、施術前のように脂肪がつくことはありません。
この特性により、気になる部分だけを細くし、理想のボディラインを長く維持することが可能になります。
5年後・10年後も効果は続くのか
施術で減らした脂肪細胞が再生することはないため、脂肪吸引の効果は5年後、10年後も基本的に持続します。施術部位が元通りに太ることは考えにくいです。
しかし、これは「何をしても絶対に太らない」という意味ではありません。
暴飲暴食などで全体の体重が増加すれば、残っている脂肪細胞が大きくなったり、施術していない部位に脂肪がついたりして、見た目の印象は変わります。
効果を持続させるには、術後の体重管理が重要です。
施術部位ごとの効果の持続性
部位 | 効果の持続しやすさ | 特徴 |
---|---|---|
顔(頬・あご下) | 高い | 食事による影響を受けにくく、変化が分かりやすい。 |
二の腕 | 高い | 日常生活での動きが少なく、効果を実感しやすい。 |
お腹・腰 | 中〜高い | 面積が広く内臓脂肪の影響も受けるため、体重管理が大切。 |
脂肪吸引から5年後の状態と起こりうる変化
施術から5年という月日が経つと、体にはどのような変化が訪れるのでしょうか。多くの人が効果を維持している一方で、生活習慣によっては見た目に変化が現れることもあります。
多くの人が効果を維持している
適切な体重管理を続けている場合、ほとんどの人は5年後も脂肪吸引の効果に満足しています。
吸引した部位はすっきりとしたラインを保ち、洋服のサイズも変わらず、理想の体型を維持できていることが多いです。
特に、施術をきっかけに健康的な生活習慣が身についた人は、施術前よりも若々しい印象を保っていることさえあります。
体重増加による見た目の変化
注意したいのは、施術後の体重増加です。もし体重が5kg以上増えてしまうと、見た目にも変化が現れ始めます。
脂肪吸引をした部位は太りにくいですが、吸引していない背中やお尻、太ももなどに優先的に脂肪がつき、全体のボディバランスが崩れてしまう可能性があります。
「お腹は細いのに、背中に脂肪がついてしまった」という状態になると、不自然な印象を与えることもあります。美しい状態を保つためには、体重を一定に保つ努力が必要です。
皮膚の質感の変化
5年という期間には、加齢による自然な変化も現れます。肌の弾力が少しずつ失われ、ハリが低下するのは自然なことです。これは脂肪吸引の有無にかかわらず誰にでも起こります。
脂肪吸引によって皮膚の質感が大きく変わることはまれですが、非常に多くの脂肪を一度に吸引した場合や、元々の皮膚の弾力が弱い方は、わずかな変化を感じることがあるかもしれません。
5年後の状態を左右する要因
要因 | 良い状態を保つ場合 | 変化が現れる場合 |
---|---|---|
体重管理 | 施術後とほぼ同じ体重を維持 | 5kg以上の体重増加 |
食生活 | バランスの取れた食事を継続 | 高カロリー・高脂質な食事が中心 |
運動習慣 | 定期的な運動を続けている | 運動習慣が全くない |
脂肪吸引から10年後の状態と長期的な視点
10年という長い期間が経過すると、加齢による影響もより顕著になります。脂肪吸引の効果と、自然な体の変化を分けて考えることが大切です。
加齢による自然な体型の変化
10年も経てば、誰でも筋肉量が減少し、基礎代謝が低下します。これにより、全体的に脂肪がつきやすくなり、体型は若い頃と比べて変化します。
これは脂肪吸引とは関係のない、自然な老化現象です。しかし、脂肪吸引で脂肪細胞の数を減らした部位は、他の部位に比べて太りにくい状態が続きます。
そのため、同年代の人と比較して、ボディラインが崩れにくいというメリットを感じることができるでしょう。
リバウンドはするのか
繰り返しになりますが、脂肪細胞は再生しないため、施術部位が施術前の状態に戻るような「リバウンド」は起こりません。
しかし、残された脂肪細胞が一つひとつ大きくなることや、周辺の施術していない部位に脂肪がつくことで、「太った」と感じることはあります。
10年後も美しいスタイルを維持するためには、長期的な視点での生活習慣の見直しが欠かせません。
たるみは発生するのか
10年後に見られるたるみの主な原因は、加齢によるコラーゲンの減少と皮膚の弾力低下です。脂肪吸引が直接たるみを引き起こすわけではありません。
むしろ、脂肪の重みが減ることで、たるみの進行が緩やかになる可能性も考えられます。
ただし、術後の体重の増減が激しいと、皮膚が伸び縮みを繰り返してたるみの原因になることがあるため、安定した体重を維持することがたるみ予防にもつながります。
長期的な効果を維持するためのポイント
項目 | 具体的な行動 | 目的 |
---|---|---|
定期的な体重測定 | 週に1回、同じ条件で測定する | 体重変化を早期に把握し、食生活を見直す |
バランスの良い食事 | タンパク質や野菜を中心に摂取する | 筋肉量を維持し、基礎代謝の低下を防ぐ |
適度な運動 | 有酸素運動と軽い筋トレを組み合わせる | 全体的な体型維持と健康増進 |
顔の脂肪吸引 5年後・10年後の特有の変化
顔は常に人目に触れる部位だからこそ、長期的な経過が特に気になる部分です。顔の脂肪吸引は、他の部位と比較して効果が持続しやすいという特徴があります。
シャープなフェイスラインの持続
顔の脂肪は、体の脂肪ほど急激に増減しにくい性質があります。そのため、一度脂肪吸引を行えば、5年後、10年後もすっきりとしたシャープなフェイスラインを維持できるケースがほとんどです。
頬やあご下の脂肪がなくなることで、顔全体が引き締まって見え、若々しい印象を長く保つことができます。大幅な体重増加がない限り、効果は安定して持続すると考えてよいでしょう。
加齢によるたるみとの関係
よくある誤解として、「脂肪吸引をすれば将来たるまない」というものがありますが、これは正しくありません。
脂肪吸引はあくまで皮下脂肪を取り除く施術であり、加齢による皮膚自体のたるみを予防するものではありません。
年齢とともにコラーゲンが減少し、皮膚の弾力が失われると、誰でもたるみは生じます。
しかし、脂肪という「重り」が減ることで、重力による皮膚の下垂が緩やかになり、結果としてたるみが目立ちにくくなるという側面は期待できます。
頬のこけや皮膚の硬さ(拘縮)は残るか
施術後に一時的に見られる皮膚の硬さ(拘縮)は、通常3ヶ月から半年ほどで自然に柔らかくなり、改善します。5年後や10年後に拘縮が残っているということはまずありません。
また、「頬がこけて見えないか」という心配については、医師が適切な量の脂肪を吸引すれば、不自然にこけてしまうことはありません。
むしろ、加齢によって顔の脂肪が自然に減少することで、将来的に頬がこけて見える可能性は誰にでもあります。これは脂肪吸引の有無とは別の問題です。
顔の脂肪吸引後の経過年数と状態
経過年数 | 一般的な状態 | 注意点 |
---|---|---|
5年後 | シャープなラインを維持できていることが多い | 大幅な体重増加はフェイスラインにも影響する |
10年後 | 効果は持続しているが、加齢による肌質の変化も現れる | たるみ予防のためにスキンケアや紫外線対策が重要 |
リバウンドの誤解と本当の原因
「脂肪吸引はリバウンドしない」と聞きながらも、術後に太ってしまったという話を聞くことがあります。これはなぜでしょうか。脂肪吸引におけるリバウンドの本当の原因を解説します。
脂肪吸引における「リバウンド」の定義
まず、脂肪吸引における「リバウンド」とは、一度取り除いた脂肪細胞が復活して元に戻ることではありません。これは医学的に不可能です。
一般的に言われるリバウンドとは、「施術後に再び体重が増え、見た目が太ってしまうこと」を指します。この原因は、施術部位そのものではなく、術後の生活習慣にあります。
吸引しなかった部位に脂肪がつく
術後に太ってしまう最も一般的な原因は、吸引しなかった他の部位に脂肪がつくことです。体全体の摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、体はどこかに脂肪を蓄えようとします。
脂肪吸引した部位は脂肪細胞が少ないため、それ以外の部位、例えば背中や腕、お尻などに優先的に脂肪が蓄積されます。
これにより、体全体のバランスが崩れ、かえって不自然な体型に見えてしまうことがあります。
残された脂肪細胞が大きくなる
脂肪吸引は、その部位の脂肪細胞を100%取り除くわけではありません。皮膚の健康を保つため、必ずある程度の脂肪は残します。
もし術後にカロリーの高い食生活を続ければ、この残されたわずかな脂肪細胞が一つひとつ膨張し、施術した部位もわずかに太くなります。
これが積み重なると、せっかく得た効果が薄れてしまうことになります。
体重増加と見た目の変化
体重増加量 | 施術部位の変化 | 他の部位の変化 |
---|---|---|
+1〜3kg | ほとんど変化を感じない | わずかに脂肪がつく程度 |
+5kg | 少しふっくらしたように感じることがある | 明らかに太ったことが分かる |
+10kg以上 | 明らかに太くなるが、施術前ほどではない | 全体的に大きくなり、体型のバランスが崩れる |
たるみのリスクと予防策
脂肪吸引を検討する上で、リバウンドと並んで多くの方が心配するのが「皮膚のたるみ」です。たるみのリスクを正しく理解し、適切な予防策を講じることが重要です。
なぜ脂肪吸引でたるむ可能性があるのか
脂肪吸引は、皮下脂肪を吸引管で取り除く施術です。脂肪があった空間が空洞になり、皮膚が余ることでたるみが生じる可能性があります。風船がしぼんだ状態をイメージすると分かりやすいでしょう。
通常、人間の皮膚には収縮する力があるため、時間とともにある程度は引き締まりますが、その力には限界があります。
特に、一度に大量の脂肪を吸引した場合や、もともとの皮膚の弾力が低下している場合は、たるみのリスクが高まります。
たるみやすい部位と人の特徴
たるみやすい部位には特徴があります。お腹周り、特に下腹部や、二の腕の内側、太ももの内側などは皮膚が薄く、たるみが生じやすい部位です。
また、以下のような特徴を持つ人は、たるみに対する注意がより必要になります。
- 年齢を重ね、肌のハリが低下している方
- 妊娠・出産経験があり、皮膚が伸びたことのある方
- 大幅なダイエットとリバウンドを繰り返した経験のある方
たるみを防ぐためのクリニック選び
たるみを防ぐ上で、医師の技術と経験は非常に重要です。
経験豊富な医師は、皮膚の収縮力を見極め、たるみが出にくいように吸引量を調整したり、皮膚の引き締め効果が高いとされる機器(ベイザーなど)を使用したりします。
カウンセリングの際に、たるみのリスクについて正直に説明し、具体的な対策を提案してくれるクリニックを選ぶことが、満足のいく結果につながります。
たるみリスクのチェック
チェック項目 | リスクの度合い | 理由 |
---|---|---|
年齢が40代以上 | 中〜高 | 加齢により皮膚のコラーゲンが減少し、収縮力が低下しているため |
大量の脂肪吸引を希望 | 中〜高 | 皮膚が余る量が多くなり、引き締まりが追いつかない可能性があるため |
皮膚に肉割れや妊娠線がある | 中 | 皮膚の弾性線維が断裂しており、収縮力が弱まっているサインのため |
脂肪吸引の効果を10年後も持続させる秘訣
脂肪吸引の効果を一時的なもので終わらせず、10年後も維持するためには、日々の小さな努力の積み重ねが大切です。
施術をゴールとせず、美しい体を維持するためのスタートと考えましょう。
バランスの取れた食生活を心掛ける
最も重要なのは、食生活です。極端な食事制限は長続きせず、かえってリバウンドの原因になります。大切なのは、栄養バランスです。
筋肉の材料となるタンパク質、体の調子を整えるビタミンやミネラルを豊富に含む野菜、そしてエネルギー源となる炭水化物を適量摂ることを意識しましょう。
揚げ物や甘いものは控えめにし、ゆっくりよく噛んで食べることで、満足感も得やすくなります。
定期的な運動を習慣にする
運動は、消費カロリーを増やすだけでなく、基礎代謝を高めて太りにくい体を作ります。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、全体的な脂肪燃焼に効果的です。
さらに、スクワットや腹筋などの筋力トレーニングを組み合わせることで、ボディラインが引き締まり、たるみ予防にもつながります。週に2〜3回、無理のない範囲で続けることを目標にしましょう。
体重管理を徹底する
自分の体重を常に把握しておくことは、体型維持の基本です。毎日同じ時間に体重を測定する習慣をつけましょう。
体重が1〜2kg増えた段階で気づけば、食事内容を見直したり、運動量を増やしたりすることで、すぐに調整が可能です。
施術直後のベストな体重を基準とし、その体重をキープすることを目標に設定すると良いでしょう。
効果を持続させるための生活習慣
習慣 | 頻度 | 目的 |
---|---|---|
体重測定 | 毎日(朝一番など) | 体重変化を早期に発見し、意識を高める |
筋力トレーニング | 週2〜3回 | 基礎代謝の向上、体の引き締め、たるみ予防 |
保湿ケア | 毎日 | 皮膚の弾力を保ち、ハリのある肌を維持する |
脂肪吸引の5年後・10年後に関するよくある質問(Q&A)
最後に、脂肪吸引の長期的な経過に関して多くの方が抱く疑問について、Q&A形式でお答えします。
- 10年後に再手術は必要ですか?
-
脂肪吸引の効果は半永久的なので、基本的に再手術の必要はありません。
しかし、加齢によって他の部位が気になってきたり、さらなる美しさを追求したくなったりした場合には、別の部位の脂肪吸引や、たるみ治療などの他の美容医療を検討することはあります。
あくまでご自身の希望次第であり、医学的に再手術が必須になることはありません。
- 施術したことが他の人に分かりますか?
-
施術直後は内出血や腫れがありますが、数ヶ月経てば落ち着きます。傷跡は数ミリ程度で、シワや目立たない場所に作られるため、時間とともにほとんど分からなくなります。
5年、10年と経過すれば、自分でもどこだったか忘れてしまうほどです。体型も自然な仕上がりであれば、他人に気づかれる可能性は極めて低いでしょう。
- 妊娠・出産による体型変化への影響は?
-
妊娠・出産を経ると、体重の増加やホルモンバランスの変化、お腹の皮膚が伸びることなどにより、誰でも体型は変化します。脂肪吸引をした部位も例外ではありません。
しかし、脂肪細胞の数自体は少ないままなので、施術をしていない人と比べると、産後の体型は戻りやすい傾向にあります。実際に、産後も施術部位のラインは維持されていると感じる方が多いです。
将来の体型変化に関する懸念
懸念事項 回答 補足 再度脂肪がつくか 施術部位はつきにくい ただし、体重が大幅に増えれば全体的に太る 閉経後の体型変化 影響はある ホルモンバランスの変化で太りやすくなるため、より一層の体重管理が大切 将来の医療技術 さらに良い方法が出る可能性はある しかし、脂肪吸引は安全で効果が確立された方法
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