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豊胸手術の傷跡について – 位置や消し方、目立たせない工夫

豊胸手術の傷跡について - 位置や消し方、目立たせない工夫

豊胸手術を考えるとき、美しいバストラインへの期待とともに、「傷跡は目立たないか」「どこにできるのか」「消す方法はあるのか」といった不安を感じる方は少なくありません。

手術である以上、切開を伴うため傷跡をゼロにすることはできませんが、近年の技術向上により、傷跡を最小限にし、目立たなくする工夫が多く行われています。

この記事では、豊胸手術による傷跡の位置、時間経過による変化、そして傷跡を目立たせないための具体的なケア方法や治療法について、詳しく解説します。

目次

豊胸手術で傷跡ができる主な位置

豊胸手術(特にシリコンバッグ挿入)では、バッグを入れるためのスペースを作るために皮膚を切開します。その切開位置は、主に3つの選択肢があり、それぞれに特徴があります。

どの位置を選ぶかは、患者さんの体型、バストの状態、希望する仕上がり、そして医師の判断によって決まります。

脇の下(腋窩切開)

脇の下のシワに沿って3〜5cmほど切開する方法です。脇のシワに隠れるため、正面から見たときや腕を上げない限り、傷跡はほとんど目立ちません。

特に、バスト自体には一切傷をつけずに手術を行える点が大きな利点です。腕を上げた際にシワと異なる線が見える可能性はありますが、時間経過とともになじんでいきます。

アジア人や皮膚の色が濃い方の場合、色素沈着が起こりやすい傾向があるため、術後のケアが重要です。

胸の下(乳房下溝切開・胸下切開)

バストの底辺、アンダーバストのライン(乳房下溝)に沿って3〜4cmほど切開します。

もともと下着のラインで隠れる位置であり、バストの影にもなるため、立っている状態や正面から見た場合には傷跡が目立ちにくいです。

胸下切開は、医師が手術部位を直視しやすく、バッグを正確な位置に挿入しやすいという技術的なメリットもあります。

ただし、仰向けになった際や、バストが小さい方が大きなバッグを入れた場合、傷跡が下着のラインから出てしまう可能性も考慮する必要があります。

乳輪の周り(乳輪周囲切開)

乳輪の色の濃い部分と薄い皮膚の境目に沿って、乳輪の半周(または全周)を切開する方法です。

乳輪の色素があるため、傷跡が治癒する過程で色素沈着と見分けがつきにくく、非常に目立ちにくいとされています。

ただし、乳輪が小さい方や、挿入するバッグが大きい場合には適応が難しいことがあります。

また、乳腺組織を通過するため、将来的な授乳への影響(乳管損傷のリスク)がゼロではないことや、知覚が鈍くなる可能性が他の方法よりわずかに高い点を理解しておく必要があります。

切開位置の比較

切開位置傷跡の目立ちにくさ主な利点・欠点
脇の下(腋窩)腕を上げなければ目立たない利点:バスト本体に傷がつかない
欠点:色素沈着のリスク、腕を上げた際に見える可能性
胸の下(乳房下溝)立位・正面では目立たない利点:手術操作がしやすい、正確性が高い
欠点:仰向け時やバストが小さいと見える可能性
乳輪の周り色素に紛れ非常に目立ちにくい利点:傷跡が最も目立ちにくい
欠点:乳輪が小さいと不可、授乳・知覚への影響の可能性

豊胸手術の傷跡はどのように変化するか

手術直後の傷跡は赤みがあり目立つように感じますが、これは治癒の正常な反応です。傷跡は時間とともに色や硬さが変化し、徐々に目立たなくなっていきます。

この経過には個人差がありますが、一般的な変化を知っておくことで、不安を軽減できます。

術後直後から数ヶ月の経過

手術直後から約1ヶ月間は、傷跡は赤みを帯び、少し盛り上がったように見えることがあります。これは「炎症期」および「増殖期」と呼ばれる、傷が治るために活発に細胞が働いている時期です。

その後、術後3ヶ月頃までは赤みや硬さが続くことが多いですが、これは傷が成熟していく過程です。この時期に無理な力を加えたり、紫外線を浴びたりすると、傷跡が目立ちやすくなるため注意が必要です。

術後半年から1年以降の変化

術後半年を過ぎる頃から、傷跡は「成熟期」に入ります。赤みは徐々に薄茶色から白色へと変化し、硬さも取れて柔らかくなっていきます。

最終的に傷跡が落ち着き、白い細い線として完成するまでには、約1年、場合によってはそれ以上かかることもあります。

傷跡が完全に消えるわけではありませんが、適切なケアを行うことで、シワや皮膚の色と同化し、非常に目立ちにくい状態を目指します。

体質と傷跡の治り方

傷跡の治り方には、体質が大きく影響します。特に「ケロイド体質」や「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」になりやすい方は注意が必要です。

これらは、傷が治る過程でコラーゲンが過剰に生成され、傷跡が赤く盛り上がり、ミミズ腫れのようになってしまう状態を指します。

ご自身がケロイド体質かどうか不安な場合は、過去の怪我や注射の跡(BCGなど)の状態を医師に伝え、相談することが重要です。

体質に合わせて、術後の内服薬やテーピング、ステロイド注射などで予防的なケアを行います。

傷跡の治癒経過の目安

時期傷跡の状態主なケア
術後〜1ヶ月赤みがあり、少し硬いクリニックでの消毒、保護、安静
術後1〜3ヶ月赤みや硬さが続く(増殖期)傷跡保護テープ、保湿、紫外線対策
術後6ヶ月〜1年徐々に白っぽく、柔らかくなる(成熟期)継続的な保湿、紫外線対策、必要に応じて治療

傷跡を目立たせないための術後の工夫

豊胸手術の傷跡を最小限に抑え、目立たなくするためには、医師の技術だけでなく、術後の患者さん自身のセルフケアが非常に重要です。

傷が治癒する初期段階での適切なケアが、最終的な傷跡の仕上がりを左右します。

傷跡保護テープ(テーピング)の重要性

術後の傷跡ケアとして、多くのクリニックが推奨するのが「傷跡保護テープ(テーピング)」の使用です。手術後の傷跡は、皮膚が引っ張られたり(張力)、擦れたりする刺激に非常に弱い状態です。

これらの刺激が加わり続けると、傷跡が赤く盛り上がったり、幅が広がったりする原因となります。傷跡保護テープは、傷跡を外部の刺激から守り、皮膚にかかる張力を軽減する役割を果たします。

これにより、傷跡が安静な状態で治癒するのを助け、肥厚性瘢痕やケロイドの予防に繋がります。

テーピングの継続期間

テープは、傷が完全に閉じた抜糸後(または抜糸がない場合は術後1週間程度)から使用を開始します。

傷跡の赤みが引き、成熟期に入るまでの最低3ヶ月から半年間は、継続して貼り続けることを推奨するクリニックが多いです。自己判断で中断せず、医師の指示に従うことが大切です。

日常生活で気をつけること

傷跡の治癒期間中は、日常生活でもいくつかの点に注意が必要です。

  • 紫外線対策
  • 保湿ケア
  • 摩擦を避ける
  • 血行を妨げない

特に紫外線は、傷跡の色素沈着の大きな原因となります。傷跡が落ち着くまでの最低半年間は、テープで保護するか、日焼け止めを塗るなどして、傷跡に直接紫外線が当たらないように徹底しましょう。

また、乾燥も傷の治りを妨げるため、保湿を心がけます。下着や衣類による摩擦も避けるようにしましょう。

クリニックによるアフターケア

手術後の傷跡の経過は、クリニックで定期的に診察を受けることが重要です。多くのクリニックでは、術後の定期健診を設け、傷跡の状態を医師が確認します。

その際、赤みや硬さが強く出ている場合には、内服薬(抗アレルギー薬など)の処方や、ステロイド含有テープへの変更、局所注射(ステロイド注射)など、早期の介入を行うことがあります。

アフターケアが充実しているクリニックを選ぶことも、きれいな傷跡を目指す上で大切です。

豊胸の切開方法と傷跡の特徴

前述の通り、切開位置には主に3つの選択肢がありますが、それぞれの手術方法が傷跡の見た目やリスクにどのように関連するかをさらに詳しく見ていきます。

特に「胸下切開」は、近年そのメリットが再評価されています。

胸下切開(乳房下溝切開)の実際

胸下切開は、アンダーバストのラインに沿って切開します。この方法の最大のメリットは、医師がバッグを挿入するスペース(ポケット)を直視しながら作成できる点にあります。

これにより、出血を最小限に抑え(止血が確実)、乳腺や筋肉(大胸筋)へのダメージを減らし、バッグを解剖学的に正確な位置に設置できます。

手術の精度が高まることで、術後の血種(内出血の塊)やバッグの位置異常といったリスクを低減でき、結果として傷の治りも良くなることが期待できます。

胸下切開の傷跡は目立つ?

「胸の下に傷が残る」と聞くと不安に感じるかもしれませんが、バストの膨らみによる影や、下着のラインに隠れるため、日常生活では目立ちにくい位置です。

特に、ある程度のバストの大きさがある方や、将来的にバストが垂れることを考慮すると、傷跡が隠れやすい傾向にあります。

ただし、バストが非常に小さい方や、皮膚が薄い方は、仰向けになった際に傷跡が見えやすい可能性もあるため、カウンセリングでシミュレーションしてもらうと良いでしょう。

脇の下切開と傷跡のリスク

脇の下からのアプローチは、バスト本体に傷が残らないという魅力的な選択肢です。しかし、脇から胸までの距離が長いため、内視鏡(カメラ)を使用して手術を行うことが一般的です。

内視鏡技術は進歩していますが、胸下切開のような直視下での手術と比べると、止血の難易度がやや上がり、手術時間も長くなる傾向があります。

また、腕の動きによって傷跡が引っ張られやすく、色素沈着や肥厚性瘢痕のリスクが他の部位よりやや高いとも言われています。術後の腕の可動域制限や、テーピングによる固定が重要になります。

手術方法と傷跡に関する懸念点

手術方法傷跡の特徴考慮すべき点
胸下切開アンダーバストのラインに沿う直視下で手術精度が高い。仰向け時に見える可能性。
脇の下切開脇のシワに隠れるバストに傷なし。腕を上げると見える。色素沈着のリスク。
乳輪周囲切開乳輪の色に紛れる最も目立ちにくい。乳輪が小さいと適応外。

もし豊胸の傷跡が目立ってしまったら

適切なケアを行っていても、体質や術後の経過によっては、傷跡が予想以上に目立ってしまうこともあります。

しかし、そのような場合でも、傷跡を改善するための様々な治療法が存在します。諦めずに医師に相談しましょう。

傷跡が目立つ原因の再確認

傷跡が目立つ原因は一つではありません。

体質(ケロイド、肥厚性瘢痕)のほか、術後の感染、血種、皮膚の緊張が強すぎたこと、あるいはアフターケア(紫外線対策や保湿、テーピング)が不十分だったことなどが考えられます。

まずは、なぜ傷跡が目立っているのかを医師に診断してもらうことが、適切な治療への第一歩です。

傷跡修正の選択肢

目立つ傷跡の修正には、保存的な治療から外科的な治療まで、いくつかの方法があります。傷跡の状態や、できてからの期間に応じて選択します。

  • ステロイド局所注射
  • 内服薬(抗アレルギー薬)
  • レーザー治療
  • 外科的修正(切除縫合)

豊胸の傷跡に対するレーザー治療

近年、傷跡治療においてレーザーの役割が大きくなっています。特に「豊胸 傷跡 レーザー」と検索される方も多いように、関心の高い治療法です。

レーザー治療は、傷跡の赤み、盛り上がり、色素沈着など、様々な症状にアプローチできます。

レーザー治療の種類

傷跡の状態によって、使用するレーザーの種類が異なります。

レーザーの種類主な効果対象となる傷跡
色素レーザー (Vビームなど)赤みを薄くする赤みが強い傷跡、ケロイドの初期
フラクショナルレーザー皮膚の再生を促し、質感を改善盛り上がった傷跡、硬い傷跡、凹凸
ピコレーザー (トーニング)色素沈着を薄くする茶色くくすんだ傷跡

レーザー治療は、一般的に術後半年以降、傷跡が成熟期に入ってから開始することが多いですが、赤みに対しては早期から照射する場合もあります。

複数回の治療が必要となることが一般的です。

外科的修正(傷跡の切り直し)

傷跡の幅が広い場合や、引きつれ(拘縮)を起こしている場合、レーザー治療では改善が難しいことがあります。

その場合は、一度傷跡を切り取り、再度丁寧に縫い直す「切除縫合」という外科的な修正手術を検討します。

この手術は、傷跡が完全に成熟した術後半年から1年以上経過してから行うのが一般的です。

傷跡を考慮したクリニック・医師選び

豊胸手術の傷跡を最小限に抑えるためには、手術を受けるクリニックや担当する医師選びが極めて重要です。どのような点に注目して選べば良いかを解説します。

医師の技術力と縫合の丁寧さ

最終的な傷跡の仕上がりは、メスの入れ方と縫合の技術に大きく左右されます。

皮膚のシワの向きや張力を考慮して切開し、組織へのダメージを最小限に抑え、皮膚の各層(真皮、表皮)を丁寧に縫合することで、治癒後の傷跡は格段にきれいになります。

医師の経歴や専門医資格、症例写真(特に傷跡の経過写真)を確認することは、技術力を見極めるための一つの指標となります。

カウンセリングでの十分な説明

あなたの体質や希望、生活スタイルを考慮し、どの切開位置が最適か、それぞれのメリットとデメリット(傷跡のリスクを含む)を包み隠さず説明してくれる医師を選びましょう。

傷跡が目立たなくなるまでの経過や、必要なアフターケアについて、具体的にイメージできるように説明してくれるかどうかも重要です。

カウンセリングでの確認事項

確認項目質問の例
切開位置の提案「私の体型の場合、どの切開位置が最も傷跡が目立ちませんか?」
傷跡の経過「傷跡は最終的にどれくらいの長さ・太さになりますか?」
アフターケア「傷跡テープは処方されますか?いつまで必要ですか?」
修正治療「もし傷跡が目立ったら、どのような治療(レーザーなど)が可能ですか?」

充実したアフターフォロー体制

手術は終わったら終わりではありません。術後の経過を定期的に診察し、傷跡の状態をチェックしてくれる体制が整っているかを確認しましょう。

万が一、傷跡の治りが悪い兆候(赤みが強すぎる、硬すぎるなど)が見られた場合に、早期から適切な処置(内服薬、注射、レーザーなど)を行えるクリニックであれば安心です。

豊胸手術の傷跡に関するよくある質問

豊胸の傷跡は完全に消えますか?

いいえ、切開を伴うため、傷跡が完全に消えてゼロになることはありません。

ただし、手術技術の進歩と適切なアフターケアにより、時間の経過とともに白い細い線状になり、シワや皮膚の色に紛れてほとんど目立たない状態を目指すことは可能です。

最終的な仕上がりには個人差があります。

傷跡保護テープはいつまで貼る必要がありますか?

最低でも術後3ヶ月間、可能であれば傷跡の赤みが引いて成熟する術後6ヶ月頃まで継続することを推奨します。傷跡は、治癒の過程で数ヶ月間にわたり張力や摩擦の影響を受け続けます。

テーピングはこれらの刺激から傷跡を守り、肥厚性瘢痕やケロイドを防ぐために重要です。

豊胸の傷跡にレーザー治療はいつからできますか?

傷跡の状態によります。赤みを抑えるためのレーザー(色素レーザーなど)は、術後早期(1〜3ヶ月)から開始することがあります。

一方で、盛り上がりや質感を改善するレーザー(フラクショナルレーザーなど)は、傷跡が成熟する術後6ヶ月以降に開始するのが一般的です。

まずは担当の医師にご相談ください。

胸下切開の傷跡は下着で隠れますか?

はい、ほとんどの場合は下着(ブラジャー)のアンダーラインやバストの影に隠れる位置に傷跡がきます。そのため、立っている状態や服を着ている状態では目立ちません。

ただし、バストの大きさや形、選ぶ下着のデザインによっては、傷跡の一部が見える可能性もゼロではありません。

傷跡がケロイドになってしまった場合の対処法は?

まずは手術を受けたクリニックにご相談ください。ケロイドと診断された場合、ステロイドの局所注射やステロイド含有テープの使用が第一選択となることが多いです。

また、内服薬(抗アレルギー薬)の併用や、赤みを抑えるレーザー治療を行うこともあります。根気強い治療が必要です。

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